鍋割山 - 調子に乗って丹沢山まで。足取り重く気分は軽やか?


- GPS
- 10:11
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,597m
- 下り
- 2,609m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 10:01
05:45 駐車場
06:11 二俣
07:15 堀山の家
08:05 花立山荘
08:26 金冷し
08:44 塔ノ岳(小休憩)
10:16 丹沢山
11:12 塔ノ岳
11:32 金冷し
11:51 小丸尾根分岐
12:21 鍋割山(大休憩)
14:10 小丸尾根分岐(小丸尾根へ)
15:26 二俣
15:50 駐車場
天候 | 曇り時々晴れと霧も |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5時半頃着で、既に2台。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは二俣にありました。 危険個所はありませんが、下りのガレ場では滑らないように。 二俣から、堀山の家へ向かうのか、小丸(訓練所)尾根を登るのか、後沢乗越に向かうのか、道間違いに注意。(私が間違えたので) 堀山の家へ向かう場合は、川を渡らず手前を右に入る。 小丸(訓練所)尾根を登る場合は、川を越え林道を数分歩くと右側に「鍋割山(小丸経由)」の案内板があるので、そこを右に入る。 後沢乗越に向かう場合は、林道をそのまま進む。たぶん。(通っていないので案内板の有無は不明) |
写真
感想
久しぶりの週末晴れ予報ということで、ついに鍋割山に向かうことにした。
今日の予定ルートは、こうだ。
二俣から小丸尾根を小丸分岐まで登り、塔ノ岳まで行って折り返し、鍋割山、後沢乗越を通って二俣、そして駐車場に戻る、という休憩込みで約7時間の、俺にしては少々欲張りなルート。
早朝3時半頃に自宅を出発し、5時半頃に丹沢県民の森駐車場に入る。
既に2台が止まっており、うち1台は仮眠中だったらしく、少ししたら起き出してきた。起こしちゃってすみません。
最初は二俣まで車で行けるんじゃないかと、いろいろ調べたんだけど、確証が得られなかったので、安全策を取ったが、四十八瀬川を挟んだ反対側の林道からだったら、行けたのかもしれない。実際、二俣までの林道を歩いている時に1台上がって行った。
スタート後、二俣の川を渡る手前を右に入り、訓練所尾根への登山道を登り始めた。行き先表示は無かったんだけど、あまり利用されないルートらしいので、そんなものかとあまり気にも留めなかったが、1時間ほどで着いた場所は、なんと堀山の家だった。あれー???そうです。登ってきたのは訓練所尾根ではなく、勘七沢沿いのルートだったんです。悪評の大倉尾根を避けるのが訓練所尾根を選んだ理由でもあったので、一気にテンションダウン。
もう後戻りはできないので、荒れたガレ場や木段を延々登るしかありません。
バカ尾根のバカー!
なんとか金冷しに到着。これで一応山稜に乗ったということで、後は下山まで丹沢の山歩きを楽しめるわけだ、と気分一新。
塔ノ岳。まだ時間が早いせいか3組ほどしかいない。天気は思ったより雲が取れないが、幸運にも富士山は上下の雲の間からその雄姿を見せてくれた。
当初はここで折り返す予定だったのだが、時刻はまだ9時前。予定になかったのでこの先の地図も持って来ていないが迷うルートでもないはずだし、「この際、丹沢山まで行ってやるか。」悪い癖が出た。
でも、この間、天気も良好だったし、少し秋の気配も感じられ、行って良かった。
丹沢山に着いた時には、1組(学生かな?)だけが休憩中だった。山頂の標示板はリフォーム中らしく2本の支柱だけになっており、横に塔ノ岳と同じような石碑が立っていた。この頃には、頭上は晴れていたが遠方はだいぶ雲が出はじめ、富士山もやっと頭が見える程度になっており、結局、ここが今日最後の富士山になってしまった。
さて、時間も押してきているし、体力もだいぶ消耗してきているのが自分でも感じるが、待ちに待った丹沢だ、ここから鍋割山までを楽しまねば。
折り返しての塔ノ岳までの道では、多くの人とすれ違う。道が狭いため、時々待ったり待ってもらったりした。やはり人気のルートだなぁ。塔ノ岳に着くと、2時間前に来た時と様子が一変し、ヤマレコの写真でよく見るような盛況ぶりだった。金冷しまででも、まだまだ登ってくる人がいて、あの広い休憩場所が埋まってしまうんじゃないか、と思うくらいだ。
鍋割山までの山稜もいい感じ。やっぱり山登りより山歩きだな絶対。
鍋割山。ここも満員御礼、という感じで、まぁ賑やかだこと。
ここでは鍋焼きうどんが有名だが、東側の斜面の一番下に陣取って、いつも通りのカップラーメンとスティックコーヒーだ。
食べ終わると、寝不足と疲れがどっと押し寄せてきて、30分ほど昼寝までしてしまった。斜面の草っ原が気持ち良かったんです。
では下りるとするか・・・後沢乗越経由の予定だったんだけど、そこは定番のルートで木段とかあるかもなぁ。長い林道歩きもあるし・・・そう言えば訓練所尾根を歩いていないんだなぁ。。。そうだ、やっぱり訓練所尾根で下りよう。また鍋割山稜を歩けるし。ということで、二俣分岐まで戻ることにした。
穏やかな山稜を、今度こそ見納めだなぁと言い聞かせながら再び眺め歩き、二俣分岐から下山を開始した。
始めの方はガレ場もあり傾斜がきついところもあったが、全体的にはこんもりしたやさしい印象の尾根だと感じた。最初に間違えて登らなかったことが幸か不幸かはわからないが、少なくとも間違えたことを前提にすれば、下山にこの尾根を選んだことは正解だったと思う。
そして林道に出て謎が解明した。入山時の入口がまるで違っていた。川を渡って2、3分歩いた場所が、訓練所尾根への入口だったのでした。帰ってから持ち歩いたガイドブックやネット情報のコピーを改めて見てみると、確かに「川を越えて」と書いてあった。何とも適当なA型人間だ。
駐車場に着くと、駐車場内はバイク1台と俺の車だけになっていた。でも路肩にも何台かあるので、一時的には一杯になった後、多くはお帰りになったんでしょう。そろそろ16時だもんね。さぁ、渋滞覚悟で帰るとするか。
それにしても、いわゆる山ガールの多さにはビックリだ。丹沢だけ?
カラフルな衣装に身を包むのは、いいとしても、すれ違った直後にツンと来るコロンの香りは、山ではいただけない。植生に影響はないのか?(笑)
山オヤジは、山に行く時の恰好を気にするようになったら引退する覚悟です。ははは。
注)本文中の訓練所尾根は今は小丸尾根と、また同様に、二俣分岐は小丸尾根分岐と呼ばれているようです。
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