蒲萄山塊南部三座（下渡山、鷹取山、能化山）

2020年04月04日(土) [日帰り]

• GPS: 04:21
• 距離: 10.7km
• 登り: 971m
• 下り: 937m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:28

距離 10.7km 登り 975m 下り 968m

8:50 スタート地点
8:58 下渡山西登山口
9:13 9:16 下渡山
9:30 下渡山東登山口
9:45 ゴール地点
10:11 鷹取山登山口
10:35 10:36 月山神社
11:13 11:23 鷹取山
11:55 月山神社
12:09 鷹取山登山口
12:50 能化山登山口
13:31 13:43 能化山
14:18 能化山登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

4/4 8:49

早春の蒲萄山塊南部を歩く。まずは下渡山。三面川の河川敷に駐車。

4/4 8:56

下渡集落の先に登山口がある。

4/4 8:58

登山口。車で来ようと思えばここまで来れる。2，3台は停められる。

4/4 9:04

安全な登山道。

4/4 9:07

西側コースはあまり花が無かった。スミレサイシン。

4/4 9:09

ヤマザクラがちらほら。

4/4 9:09

細いナラの木が多い。

4/4 9:12

ヤブツバキがちらほら。

4/4 9:13

下渡山山頂到着。

4/4 9:13

山頂広場。

4/4 9:13

臥牛山と村上市街が一望。

4/4 9:14

遠くに飯豊、エブリ差岳。

4/4 9:14

瀬波方面。

4/4 9:16

下りは東登山道コースで。

4/4 9:18

スミレの群落。

4/4 9:22

テレビ電波塔を通過。

4/4 9:24

キバナイカリソウが多い。

4/4 9:28

カタクリは終わり間際。

4/4 9:29

見頃は過ぎていた。

4/4 9:30

東登山口（姥ヶ懐コース）に下りる。

4/4 9:31

下山したあたりではキクザキイチゲが多く咲いていた。

4/4 9:35

公園の桜は8分咲きくらい。

4/4 9:39

集落の外れに見事な枝ぶりのシダレ桜がほぼ満開になっていた。

4/4 9:45

三面川の河川敷に戻る。

4/4 10:10

続いて鷹取山へ。三面川鮭産漁協第三孵化場前から林道を4.5キロ進んだあたり。

4/4 10:11

わかりにくい登山道入り口。

4/4 10:11

奥月山登山口となっている。

4/4 10:29

意外と明瞭な登山道。

4/4 10:32

イワウチワがそこらじゅうで咲いていた。

4/4 10:33

登山口から20分あまり。月山神社の碑。大正二年建立。

4/4 10:52

やや藪っぽくなるが、しっかり踏み跡がある。

4/4 10:59

雑木林の向こうに鷹取山の反射板が見えた。

4/4 11:00

急降下の場所にロープがかけられている。

4/4 11:04

鞍部にはカタクリが咲いていた。

4/4 11:08

最後は高低差50mの急登。ここにもロープがある。

4/4 11:11

鷹取山到着！

4/4 11:11

山頂にある反射板。

4/4 11:11

道中、ほんとギフチョウが多かった。山頂でも乱舞していた。

4/4 11:12

4/4 11:12

立ち木の向こうに蒲萄山塊の山々、遠くに主峰の新保岳。

4/4 11:13

朝日連峰が白く輝く。たぶん以東岳。

4/4 11:14

村上市街から日本海海岸線。

4/4 11:22

まもなく開花のタムシバ。

4/4 11:22

下山します。

4/4 11:35

いずれ藪の迷宮になりそう。

4/4 11:38

朝日連峰が良く見えた。

4/4 11:43

ブナの巨木。

4/4 11:51

蒲萄山塊の深部はブナが多い。

4/4 11:55

風が強いところなのでなかなか真っすぐにには育ってくれない。

4/4 12:05

マンサクとタムシバ。

4/4 12:08

咲いたばかりのムシカリ。

4/4 12:09

下山しました。

4/4 12:49

三座目の能化山へ。

4/4 12:51

序盤はスミレ満開。

4/4 12:53

4/4 12:56

キジムシロ。

4/4 13:00

ショウジョウバカマも多い。

4/4 13:07

まさかの一旦車道横断。

4/4 13:07

車道脇の取付き。

4/4 13:19

細いブナ林。

4/4 13:26

海岸に近いのでツバキやアオキ、ユズリハなど照葉樹が目立つ。

4/4 13:29

山頂尾根に出ると朝日連峰が見える。

4/4 13:29

タムシバが見頃になっている。

4/4 13:30

鳥の巣箱が多かった。

4/4 13:31

能化山山頂、到着。

4/4 13:32

山頂に鐘があった。

4/4 13:40

山頂から日本海、粟島。

4/4 13:37

朝日連峰。

4/4 13:44

鷲ヶ巣山。

4/4 13:48

登ってきた道とは別な道で下山します。

4/4 13:54

こちらのほうが花は多い印象。

4/4 13:55

林床に咲くイワウチワ。

4/4 13:55

松が多い。

4/4 13:56

マツとブナが共生している。

4/4 13:59

車道横断。

4/4 14:02

意味不明な看板。

4/4 14:10

イカリソウ。

4/4 14:08

カタクリの群落が始まる。

4/4 14:13

4/4 14:13

4/4 14:14

4/4 14:14

斜面一帯カタクリで覆われていた。

4/4 14:14

見事なカタクリ坂でした。

4/4 14:17

登山口に下りる。

4/4 14:17

よそ様の畑の脇を通る。

4/4 14:18

下山。

4/4 14:32

登山口脇のお寺の桜は8分咲くらいだった。

4/4 14:32

4/4 15:16

日本海。穏やかな一日でした。

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

ricefieldspk

　早春、陽光の蒲萄山塊南部三座を巡る。

1．下渡山（げどやま）
　蒲萄山塊最南端。村上市街を眺める展望台。地元の幼稚園児も登る市民ハイキングの山だが、今まで未踏だった。山頂からの村上市のシンボル臥牛山（がぎゅうさん）、市街地が一望出来て気持ち良かった。下渡集落外れのシダレ桜が見事だった。

2．鷹取山（たかとりやま）
　今回の三座の中で最も情報が少なく、国土地理院地形図にも道は示されていない。今日一のハイライトであり楽しみな山である。果たして道はあるのだろうか。
　奥地なのに妙に整備された林道を4.5キロすすむ。林道終点まで行って引き返し、わかりにくい登山道入り口を発見、入山する。登り始めると道が意外と整備されていることに驚く。月山神社の碑を過ぎるとやや藪っぽくなる。歩きにくくなるが道を失うほどでは無い。ギフチョウに誘われ、アップダウンを繰り返し、蒲萄山塊の懐深く入り込む。最後急登をつめて反射板のある山頂に到着。山頂からは芽吹き前の樹々の合間から朝日、月山などが望めた。変形ブナの樹林帯やイワウチワの大群生などが印象的だった。

3．能化山（のっけさん）
　隠れた花の山だという。日報の投書コーナーにも記載されていた。早春の花々を楽しみにしていた。北側ルートのスミレ、山頂からの日本海の展望、そして南側ルート起点付近のカタクリの群生が見事だった。

　蒲萄山塊は海が近いうえ雪も多いため植生が変化に富み、他の山にはない独特な表情がある。未開な山域も多く残され、楽しみは多く興味はつきない・・・