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Yamareco

記録ID: 5381030
全員に公開
ハイキング
甲信越

春を探しに★下越・前篇(臥牛山と能化山・盛期過ぎても花尽くし)

2023年04月14日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
11.9km
登り
524m
下り
516m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:04
休憩
0:32
合計
5:36
10:58
65
12:03
12:17
69
13:26
13:35
19
13:54
13:54
95
15:29
15:36
55
16:31
16:33
1
16:34
ゴール地点
天候 曇り、ときたま晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
S 村上駅(JR羽越本線)→ 臥牛山[=村上城]→
(村上駅→間島駅間は電車 片道200円 7分)
→能化山→
G 間島駅(JR羽越本線)  中条駅までそのまま乗り泊 後編(櫛形山脈縦走)に続く

「春を探しに★下越・後編(やっと縦走した櫛形山脈は日本一だ!)」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5369025.html
コース状況/
危険箇所等
〇臥牛山[=村上城]
 登山というより公園散策
〇能化山
 指導標は少ないがルート明確 山頂直下は急登 時計回りの場合、下りにロープ数か所にあり。登りはロープないが同様な急登 時計回りの方がよいか。
 危険個所はない。
春を探しに★下越編の初日(前篇)。村上はさすがに遠い。最速で11時となるので、今日は軽い2時間コース2本。本命は2日目(後編)の櫛形山脈だ。その前泊の日を有効利用する。
2023年04月14日 10:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/14 10:58
春を探しに★下越編の初日(前篇)。村上はさすがに遠い。最速で11時となるので、今日は軽い2時間コース2本。本命は2日目(後編)の櫛形山脈だ。その前泊の日を有効利用する。
村上は、村上藩の村上城の城下町の街並みが色濃く残っている。ここの街歩きは2回目(前回は鮭メイン)。しかし村上城には行ってなかったので行ってみる。臥牛山の山頂にある。
2023年04月14日 11:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 11:15
村上は、村上藩の村上城の城下町の街並みが色濃く残っている。ここの街歩きは2回目(前回は鮭メイン)。しかし村上城には行ってなかったので行ってみる。臥牛山の山頂にある。
登山口といっていいのかな。
2023年04月14日 11:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 11:27
登山口といっていいのかな。
というのは、来てみて知ったのだが、ここは山というより公園と言った方がよい。
2023年04月14日 11:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 11:30
というのは、来てみて知ったのだが、ここは山というより公園と言った方がよい。
ところが、何ということ、早速シラネアオイが出迎えてくれて目を疑う。こんな公園のようなところに、こんな季節に。
2023年04月14日 11:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
4/14 11:32
ところが、何ということ、早速シラネアオイが出迎えてくれて目を疑う。こんな公園のようなところに、こんな季節に。
イカリソウに、、、
2023年04月14日 11:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 11:33
イカリソウに、、、
これはタチツボスミレのようだが、、、
2023年04月14日 11:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 11:36
これはタチツボスミレのようだが、、、
スミレサイシンが登場!
2023年04月14日 11:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/14 11:41
スミレサイシンが登場!
南関東では見ることが出来ないスミレサイシンが、タチツボスミレよりたくさん咲いていた。
2023年04月14日 11:42撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 11:42
南関東では見ることが出来ないスミレサイシンが、タチツボスミレよりたくさん咲いていた。
そして、可憐なこれは、、、
2023年04月14日 11:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
4/14 11:52
そして、可憐なこれは、、、
イチリンソウだ。
2023年04月14日 12:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 12:02
イチリンソウだ。
イチリンソウはあちこちで咲いていた。
2023年04月14日 11:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 11:53
イチリンソウはあちこちで咲いていた。
あっと言う間に山頂へ。村上城の立派な石垣が残っている。石垣は江戸時代のものらしい。
2023年04月14日 12:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 12:03
あっと言う間に山頂へ。村上城の立派な石垣が残っている。石垣は江戸時代のものらしい。
臥牛山の山頂=村上城の本丸。市民なんだろう、沢山の方々が登ってきていた。
2023年04月14日 12:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 12:12
臥牛山の山頂=村上城の本丸。市民なんだろう、沢山の方々が登ってきていた。
天気は良くないが、西側に村上の街並みと日本海が一望できる。
2023年04月14日 12:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 12:04
天気は良くないが、西側に村上の街並みと日本海が一望できる。
北側は、村上城(近世のもの)が続いている。ちょうど修復作業中のようだった。
2023年04月14日 12:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 12:14
北側は、村上城(近世のもの)が続いている。ちょうど修復作業中のようだった。
東側には、中世(戦国期)の遺構が残されているといい、楽しみにしていたが、あれまあ、立ち入り禁止。
2023年04月14日 11:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 11:43
東側には、中世(戦国期)の遺構が残されているといい、楽しみにしていたが、あれまあ、立ち入り禁止。
中世の城址は、人工林の中で、花もなさそうなので、今日のところは、まあいいか。
2023年04月14日 12:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 12:19
中世の城址は、人工林の中で、花もなさそうなので、今日のところは、まあいいか。
さて戻ろう。うろうろ歩いていると、エンレイソウに、、、
2023年04月14日 12:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 12:22
さて戻ろう。うろうろ歩いていると、エンレイソウに、、、
こちらは、ニリンソウ。ニリンソウは咲くのが比較的遅いので、もっと早く来れば、さらにさまざまな花が咲いていたことだろう。
2023年04月14日 12:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 12:35
こちらは、ニリンソウ。ニリンソウは咲くのが比較的遅いので、もっと早く来れば、さらにさまざまな花が咲いていたことだろう。
まだまだ花は咲いていたが、一度にこれだけ咲いていると、お腹いっぱい。城下町を戻って、、、。村上駅へ。
2023年04月14日 13:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/14 13:15
まだまだ花は咲いていたが、一度にこれだけ咲いていると、お腹いっぱい。城下町を戻って、、、。村上駅へ。
電車で1駅、間島駅で降りる。
2023年04月14日 13:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/14 13:51
電車で1駅、間島駅で降りる。
駅から10分で能化山の登山口。
2023年04月14日 14:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 14:01
駅から10分で能化山の登山口。
まずは、ウマノアシガタに、、、
2023年04月14日 14:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 14:04
まずは、ウマノアシガタに、、、
ヤブツバキ。これらは南関東のどこでもよく見かける。この森の下層に多かったのは、他にアオキ。南関東とあまり変わらない感じ。
2023年04月14日 14:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
4/14 14:21
ヤブツバキ。これらは南関東のどこでもよく見かける。この森の下層に多かったのは、他にアオキ。南関東とあまり変わらない感じ。
ところが、チゴユリがわんさか咲いていて、、、
2023年04月14日 14:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
4/14 14:22
ところが、チゴユリがわんさか咲いていて、、、
このスミレは初めて見る。
2023年04月14日 14:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
4/14 14:32
このスミレは初めて見る。
タチツボでもスミレサイシンでもない。
2023年04月14日 14:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 14:35
タチツボでもスミレサイシンでもない。
色が薄いけど、これもさっきと同じスミレみたいだ。(のちほどまた登場する。)
2023年04月14日 14:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 14:48
色が薄いけど、これもさっきと同じスミレみたいだ。(のちほどまた登場する。)
そして、ツツジがときたま咲いていた。
2023年04月14日 14:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 14:50
そして、ツツジがときたま咲いていた。
ミツバツツジだ。
2023年04月14日 14:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 14:51
ミツバツツジだ。
分布的には、ユキグニミツバツツジだろう。色も濃い。
2023年04月14日 14:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 14:51
分布的には、ユキグニミツバツツジだろう。色も濃い。
かなりの急登が続き。。。
2023年04月14日 14:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 14:51
かなりの急登が続き。。。
中間着を脱ぎ捨てる。
2023年04月14日 15:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 15:04
中間着を脱ぎ捨てる。
もう樹々は新緑だ。カエデ類が多いようだ。
2023年04月14日 15:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 15:09
もう樹々は新緑だ。カエデ類が多いようだ。
イワウチワが登場。
2023年04月14日 15:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 15:10
イワウチワが登場。
これは、ミツバツツジではない。こちらは、ムラサキヤシオかな。
2023年04月14日 15:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 15:20
これは、ミツバツツジではない。こちらは、ムラサキヤシオかな。
急登だったがひと登りで登頂です。
2023年04月14日 15:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 15:21
急登だったがひと登りで登頂です。
直下には日本海が展望できる。
2023年04月14日 15:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 15:22
直下には日本海が展望できる。
そして、お馴染みのヒオドシチョウ。どこにでもいるなあ。
2023年04月14日 15:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 15:22
そして、お馴染みのヒオドシチョウ。どこにでもいるなあ。
下りも激下り。こちら側にはロープがあって、助かる。
2023年04月14日 15:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 15:39
下りも激下り。こちら側にはロープがあって、助かる。
また、例のスミレだ。
2023年04月14日 15:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 15:44
また、例のスミレだ。
葉の裏は茶色い。どうやらシハイスミレのようだ。このスミレは多かった。
2023年04月14日 15:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 15:45
葉の裏は茶色い。どうやらシハイスミレのようだ。このスミレは多かった。
そして、ヒトリシズカに、、、
2023年04月14日 16:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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4/14 16:15
そして、ヒトリシズカに、、、
カタクリ。
2023年04月14日 16:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 16:19
カタクリ。
カタクリは大群落だったが、ほとんど花は終わっていた。
2023年04月14日 16:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 16:19
カタクリは大群落だったが、ほとんど花は終わっていた。
ショウジョウバガマも終わっている。この山も、来るのが遅かったな。
2023年04月14日 16:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 16:22
ショウジョウバガマも終わっている。この山も、来るのが遅かったな。
下山すると、そこは日本海。
2023年04月14日 16:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 16:32
下山すると、そこは日本海。
間島駅に戻り、中条駅まで乗る。一泊して、翌日が今回の目的の櫛形山脈の縦走。後編に続きます。
2023年04月14日 16:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4/14 16:38
間島駅に戻り、中条駅まで乗る。一泊して、翌日が今回の目的の櫛形山脈の縦走。後編に続きます。
撮影機器:

感想

3月から続けてきた、春を探しに★シリーズも終盤戦。もちろん春の花を探しに、という意味なので、雪深い新潟こそが大本命だ。

かつては、角田山や弥彦山に行っていたのだが、今年は少し違うところへ、と下越の櫛形山脈縦走とした。ついでに前泊日を有効活用し、その近くの臥牛山と能化山(のっけさん)の軽い各2時間コースを組み入れた。いずれも無名の山だろう(臥牛山の山頂にある村上城は著名だが)。櫛形山脈縦走は後編とし、本記録は初日の前篇の記録だ。

当初は、1週間前(4月7日〜)の計画だったが、その日は大荒れの天気が予想されたので1週間ずらした。今年はどこも花期が早いので、遅すぎるかと思ったが、致し方ない。雪国は、融雪期との兼ね合いがあり、早すぎると雪に埋もれているので、タイミングが難しい。やや早すぎという頃合いが一番よさそうで、今年だったら3月下旬がベストだったろう。しかし、今年は青春18切符シリーズを始めてしまったのでその消化のため、そういう訳にはいかくなった。もっと先を見た計画を立てるべきだった。(いつも行き当たりばったりが多く、でもそれこそが新たな発見があるとうそぶいているのではあるが)。

しかし、盛期は過ぎても咲いているところには咲いているものだ。

臥牛山(=村上城)は、公園と言って良い。それも賑やかな公園だ。なぜそんなところに、これほどさまざまな野草の花が咲いているのだろう。いわば、日比谷公園に自生のニリンソウが咲いているようなものだ。周辺の森の自然度が高いせいなのだろうか。それとも下越では、森とあらばどこにでもこんなに咲いているのだろうか。ゆっくり時間を取って、確認したいものだ。

能化山は、村上駅から電車で1駅の里山である。こちらは森になっているが、下層には、アオキやヤブツバキが多く、南関東の森と変わらない。ユズリハが多かったのは地元の森と違うが、これとて西日本に多い樹で、雪国らしさは感じられなかった。海に面している山だからなのだろうか。

にもかかわらず、花が多いのだ。一度にこんなに多くの種類の花が見られるというのは驚きだった。私あたりだと、目だった花しか見ていないだろうから、もっとさまざまな花が咲いていたのだろう。ということは、花の密度が高いということなのだろうか。

いろんな森に行けば行くほど、その多様さに驚くばかりなのである。

翌日、櫛形山脈縦走は、登山自体の楽しみも加わったが、さらに植生に驚くことになる。「後編」に続く。

「春を探しに★下越・後編(やっと縦走した櫛形山脈は日本一だ!)」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5369025.html

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