天狗小屋からの周回縦走 毒矢峰〜余市岳〜長尾山
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- GPS
- 10:59
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 1,873m
コースタイム
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 11:00
全行程:60+10% (32.5km, ↑1850m, ↓1850m, 氷化した雪〜腐れ雪)
美比内山で下山:48.5+10% (26km, ↑1500m, ↓1500m, 氷化した雪〜腐れ雪)
( )は左から行動距離、累積↑、累積↓、積雪状態で、累積↑↓は等高線読みの概算
EK度数=距離[km]+(累積↑[km]×10)+(累積↓[km]×5)
+○%は積雪状態を考慮した割増
EK度数/脚力=おおよその行動時間
脚力は夏道で距離1km or 上り100m or 下り200mを1とした1時間あたり行動量で標準は4程度。
天候 | 8〜9時ころ一時的にくもり それ以外は快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
定山渓から元山方面へ8kmほど進んだところにある天狗小屋手前の橋の近くに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
余市岳前後の急登・急下降区間は固雪のため、足元注意。 お昼を過ぎると、標高の低いところは腐れ雪に。 余市岳から下ってしばらくは広い雪原のため、道迷注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ソフトシェルジャケット
ソフトシェルパンツ
靴下
ソフトシェルグローブ
アウター手袋(中綿入り)
予備手袋
ゲイター
マフラー
耳あて
毛帽子
防寒靴
ザック
輪かんじき
軽アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
保険証
携帯
サングラス
ストック
カメラ
|
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感想
・計画
2月に毒矢峰、3月に美比内山に行き、今回かねてより興味があった毒矢峰〜余市岳〜美比内山ラインをつなげました。
新型コロナ対策で公共交通機関の利用は控える必要があり、
大物の縦走を試すにはいい機会ということで、今回、登山では初めて乗用車(レンタカー)を利用し、天狗小屋からの周回です。
昨年は定山渓より南岳〜余市岳〜国際スキー場の1Wayでしたが、今回はそれよりもさらに厳しい行程です。
EK度数を使った机上のシミュレーションでは、長尾山まで繋げきった時の所要時間は11時間前後となりそう。美比内山(所要7時間程度)で大きく遅れていた場合はそこで下山とします。
・余市岳まで(想定所要時間は3時間半程度)
夜明けとともにスタート。気温が低いので、かんじきは使わずつぼ足で歩きます。
毒矢峰から少し先までは、前日までの踏み跡があったのと前回の経験からすんなり。
その先も基本的には北西方向に進めばよく、沢地形をうまくやり過ごしながら標高を上げていきます。
きれいなダケカンバの霧氷地帯を通り過ぎ、定山渓側の縦走路分岐でこの先に備えて輪かんじきを投入しましたが、余市岳山頂付近はガスがかかった状態。
今回はタイミング悪く、山頂にいた時間帯以外は、好条件だったようです^^;
・美比内山まで(想定所要時間は3時間少々)
余市岳〜美比内山までは9kmほどの長丁場。
途中で大江山(1172P)や中の沢(1086P)を通過します。
余市岳からいきなりの大下り、まっさらに近い雪原や時折見られる岩場、ちょっとした尾根や道細かいアップダウンなど、バリエーションに富んだルートでした。
美比内山にはなんとかお昼頃に到着し、引き続き大沼山〜長尾山へ挑戦。
・長尾山〜周回完了(想定所要時間は4時間程度)
引き続き細かいアップダウンはありますが、もう迷いやすいところはありません。
千尺高地あたりでは無意根山方面からの下山者とのすれ違いも増え、ちょっとした安心感が出てきました。
美比内山から2時間弱で長尾山に到着し、メインの縦走区間は完了。
千尺高地からの下りはトレースをたどればよかったはずですが、下山直前で変なところに入ってしまい、目の前に深い谷が。今思えば冷静に北に進めばよかったのですが、動揺し変な軌跡を作成しながらの下山となりました。下山後は天狗小屋まで5kmほどのウォーキングです。
・歩いてみて
今シーズン雪山はこれで最後になりそうですが、なんとかこのルートを歩ききれてホッとしています。スタート地点で4時間の差は大きいですね。余市岳〜大江山あたりは奥深い場所だけあって、今回特に楽しめましたが、どう行くにしても片道10km以上あるので、しっかりと準備しておく必要があります。
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