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Yamareco

記録ID: 2304016
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雪山ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

【薮山レコ】刈羽男山

2017年04月14日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.3km
登り
337m
下り
331m

コースタイム

日帰り
山行
3:13
休憩
0:42
合計
3:55
13:05
68
(S)磯之辺
14:13
40
上島川(渡渉)
14:53
15:35
30
16:05
55
上島川(渡渉)
17:00
(G)磯之辺
山頂滞在に散策時間を含む
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山道の無い薮山(残雪を利用)
※ 刈羽黒姫山から見下ろす男山
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※ 刈羽黒姫山から見下ろす男山
冬季閉鎖中の県道 大潟高柳線を自己責任で進む。
冬季閉鎖中の県道 大潟高柳線を自己責任で進む。
磯之辺集落が見えてくる。
磯之辺集落が見えてくる。
集落の十二神社より農作業道をツボ足でスタート。
集落の十二神社より農作業道をツボ足でスタート。
横又沢手前より残雪現れる。
横又沢手前より残雪現れる。
片勾配の斜面が続き姿勢が辛い
片勾配の斜面が続き姿勢が辛い
北西方向、黒姫山(左)を振り返る
北西方向、黒姫山(左)を振り返る
東方向、じょんのび村展望、
東方向、じょんのび村展望、
小尾根を回り込むと前方に男山が見えてくる。近くで見ると風格がある。
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小尾根を回り込むと前方に男山が見えてくる。近くで見ると風格がある。
作業道は西方向に進路を変える
作業道は西方向に進路を変える
北東から望む男山全貌(元サイズあり)
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北東から望む男山全貌(元サイズあり)
前方に黒姫山南東斜面を見ながら進む
前方に黒姫山南東斜面を見ながら進む
この先、左の上島川との標高差が少なくなった地点より対岸に渡渉。
この先、左の上島川との標高差が少なくなった地点より対岸に渡渉。
北西より望む男山、麓は杉林(元サイズあり)
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北西より望む男山、麓は杉林(元サイズあり)
スノーブリッジで渡渉
スノーブリッジで渡渉
谷筋より男山北西尾根を目指す
谷筋より男山北西尾根を目指す
北西尾根の直下まで薄暗い杉林
北西尾根の直下まで薄暗い杉林
杉林が終わると雑木林。尾根上は薮のため雪堤を拾いながら進む。
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杉林が終わると雑木林。尾根上は薮のため雪堤を拾いながら進む。
もうすぐ山頂
振り返ると刈羽黒姫山が大きい
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振り返ると刈羽黒姫山が大きい
樹林に囲まれた男山山頂。三角点は雪の下。
樹林に囲まれた男山山頂。三角点は雪の下。
山頂より南方向の展望
山頂より南方向の展望
山頂より望む刈羽黒姫山パノラマ(元サイズあり)
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山頂より望む刈羽黒姫山パノラマ(元サイズあり)
山頂周辺を散策してみる
山頂周辺を散策してみる
日当たりの良い斜面に群生する雪割草
日当たりの良い斜面に群生する雪割草
鮮やかなピンク色
鮮やかなピンク色
花束のような
地蔵峠周辺でも雪割草を見かけたことがあり、黒姫山の近辺は雪割草が分布するエリアなのだろう。
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地蔵峠周辺でも雪割草を見かけたことがあり、黒姫山の近辺は雪割草が分布するエリアなのだろう。
所々に踏み跡が残る北西尾根を下る。
所々に踏み跡が残る北西尾根を下る。
この辺りから尾根を外れ、渡渉地点へ下る。(元サイズあり)
この辺りから尾根を外れ、渡渉地点へ下る。(元サイズあり)
沢筋に残る残雪を拾いながら進む。
沢筋に残る残雪を拾いながら進む。
渡渉地点
再び作業道に沿って戻る。
再び作業道に沿って戻る。
十二神社が見えてくればゴール
十二神社が見えてくればゴール
麓のじょんのび村より望む、男山(左)と刈羽黒姫山(右)
麓のじょんのび村より望む、男山(左)と刈羽黒姫山(右)
(おまけ)以下、2014年4月中旬の画像
地蔵峠、お宮が建っている。木の陰に看板があり「塩の道とれーる」と書かれており破線ルートが地蔵峠から板畑方面へ続いている。
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(おまけ)以下、2014年4月中旬の画像
地蔵峠、お宮が建っている。木の陰に看板があり「塩の道とれーる」と書かれており破線ルートが地蔵峠から板畑方面へ続いている。
地蔵峠の少し上の祠
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地蔵峠の少し上の祠
地蔵峠から見下ろす、ダイナミックな花坂の棚田
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地蔵峠から見下ろす、ダイナミックな花坂の棚田
地蔵峠周辺で見られた雪割草
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地蔵峠周辺で見られた雪割草

感想

男山は、新潟100名山である刈羽黒姫山から南東に外れた低山で登山道は存在しない。近くの集落からは沢をいくつか越えないと至ることが出来ず意外とアプローチが悪い。

 午前中に海谷山塊の前烏帽子岳を登ったため男山の登山開始は13時となった。磯之辺集落へ向かう県道大潟高柳線は坪野集落から約1キロ先で冬季閉鎖中だが地元の車両の真似をして自己責任で入った。磯野辺集落の十二神社より緩んだ残雪に覆われた作業道をツボ足で歩き始めた。山麓を縫うように付けられた道は谷側に片勾配で、じわじわと足腰に負担がかかる。

一つ目の横又沢を越え小尾根を回り込むとようやく男山の全貌を視界にとらえることが出来た。見上げる男山はガレた斜面に残雪が覆う男性的な印象である。次の上島川が近づいてきて高低差が少なくなった地点でスノーブリッジを使い対岸に渡る。薄暗い杉林の斜面を登り男山北西尾根を目指す。北西尾根は所々イバラの混ざる薮が露出していたが、途中から雪堤を利用できるようになり、さほど苦労せずに山頂に到達できた。残雪のない部分にはうっすら踏み跡も存在しているようだった。樹林に囲まれて山頂展望は良くないが、木の間から急峻な黒姫山南東斜面が迫りくるようだ。

 山頂周辺を散策してみると、南西尾根を少し下った斜面に雪割草がひっそりと咲いていた。登山者の殆ど入らない薮山からのご褒美に満足し下山とする。帰途、じょんのび村の「楽寿の湯」に立ち寄り汗を流す。黒姫山中腹から湧き出る茶褐色の温泉に浸かりながら眺めると、黒姫山の脇に子供のように寄り添う男山が印象的だった。

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コメント

やはりnoranekoさんも…
こんにちは(^^)/
やはりnoranekoさんも、過去に「男山」に登っておられましたね…
前烏帽子岳からの2座目にもかかわらず、このコースタイムには驚きました。
きっとnoranekoさんにとっては楽勝の山でしたね…(^^;)

写真29に「地蔵峠」についてのコメントが記されています。
チャンスがあれば、その周辺を歩いてみたいと思っていました。

もしかして、地蔵峠経由で刈羽黒姫山に登られたのでしょうか?
地蔵峠周辺には、かつての踏み跡は残っていましたか
2020/4/20 16:57
Re: 男山
Forest21 様、コメントありがとうございます。
小雪の今年に登られた Forest21 様の苦労を察します。
自分が男山に登った時は十分な残雪があり腐れ雪でしたがそれなりにコンディションは良い方でした。ただ下山する頃にはさすがにヘロヘロでした(^^;)
雪割草ですが、地蔵峠だけでなく折居川から地蔵峠へ至る破線ルート途中の尾根筋にも見かけた記憶があります。地蔵峠へ行ったときの過去画像を4枚最後に追加しました。
なお、地蔵峠から黒姫山までは破線がありませんが山頂方面へ踏み跡があったような気がします。数十メートルで引き返したのでその先は不明。
2020/4/20 19:37
ありがとうございました(^^)/
地蔵峠周辺の情報、そして貴重な写真をありがとうございました。
6年前にはちゃんとお宮が建っていたんですね。

そろそろ清水谷の千本桜も、見頃を迎えることでしょうcherryblossom
お花見、そして山菜の偵察もかねて、地蔵峠に行ってみようと思います(^^)
2020/4/21 16:07
Re: 地蔵峠
今年は小雪なので標高の高い地蔵峠でも雪割草が最盛期を迎えているかもしれません。是非、訪問してみてください。もし踏み跡を辿って峠から黒姫山へ行ければヤマレコに掲載で十分価値のある記録になるでしょう。
低山薮山の「鷲の巣山」と「鼓が倉山」は当方も登っていました。機会があれば他の低山薮山も含めて過去レコにアップします。(例)清水山、大倉山、黒尾ノ峰、八木尾山、大前山など
2020/4/21 18:58
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