旭岳-北鎮岳
- GPS
- 06:20
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,612m
- 下り
- 1,600m
コースタイム
04:20 旭岳
06:10 北鎮岳
07:50 ビジターセンター
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
気合いの0時半起きで東川のゲストハウスを出た。小一時間の運転で旭岳へ。北海道在住時代、あんなに足が向かなかった旭岳に今では2週連続で来ている。先週はひどいホワイトアウトで残念賞だったが今日は期待できそうだ。パパッと支度をして1時半にビジターセンターを出た。すごい、スキー場がバキバキに圧雪されている。なんて綺麗な縦溝だろう。この縦溝、斜度が上がると全然シールが効かない。接地面積が半分なのでそりゃそうか。急なところは圧雪面を避けてはじっこを登ってきた。今日は視界良好。振り返れば旭川の街の灯かりが美しい。あまり飛ばすと山頂に着いても真っ暗なので石室で時間調整した。前来た時もそうだったが石室の入り口は結構吹き溜まっているので要除雪だった。みんな意外と中に入らないらしい。一休みして外に出るとうっすら明るくなってきた。遠くに真っ白な十勝連峰が見える。山頂で記念撮影したら間宮岳へ向かう。旭岳の裏側はカッチカチなので板で滑るのは怖い。高低差はそれほどないので担いで爪で下りる。旭岳を下り始めると目の前から太陽が昇ってきた。真っ赤な太陽だ。さあ白雲へ行くか北鎮へ行くか。北鎮岳から滑って裾合平をぺたぺた歩いて帰ってくるのが楽しそうだ。飛行機の時間もあるからあまりゆっくりしていられないので北鎮岳へ向かうことにした。
久々のお鉢平だなあ。ここに来るのは2年半ぶりだった。最後に来たのは2017年の秋に愛山渓からトムラウシを往復したやつだ。大雪山の紅葉をまともに見たのは初めてだったので印象深い山行だったのを覚えている。北鎮岳直下には昨日黒岳から登ってきた人の気持ちよさそうなシュプールが残っていた。山頂でシールを剥がしたらテイクオフ。ダイレクトに沢に入る斜面は急で固いので尾根沿いに高度を落としてから沢筋へ。斜度はユルいが真っ白すべすべのハーフパイプに今日もタマランチ会長。当麻岳、安足間岳がぐんぐん迫ってきて圧巻だ。向こうの斜面も素晴らしい。いつか滑ってみたい。適当なところでロープウェー駅方面へトラバースを開始した。明らかに高度貯金が足りないので裾合平はシールを張って少し歩いた。駅が目視出来たらシールを剥がしトラバースでスキー場に合流。この圧雪縦溝、めっちゃくちゃ気持ち良い!!いつもの倍くらい板をコントロールできる感じ。細板でちゃんと圧雪されたゲレンデを滑るのがこんなに楽しいなんて知らなかった。下山時刻は8時前。今からもっかい登ればロープウェー始発より先にもう一本滑れそうだが・・・帰りが忙しくなりそうなのでやめておいた。来シーズンはゲレンデ専用板とブーツを調達してひたすらゲレンデを滑り続ける日を作るのも良いかもしれない。
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