イワウチワ香る尾根に導かれ「風倉山」（鹿ノ俣ルート）

2020年04月19日(日) [日帰り]

• GPS: 04:01
• 距離: 13.9km
• 登り: 834m
• 下り: 824m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:19
• 休憩: 0:28
• 合計: 3:47

11:24 林道ゲート
11:46 11:49 風倉山登山口
13:22 13:45 風倉山
14:55 14:57 風倉山登山口
15:11 林道ゲート

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●林道ゲート手前の駐車スペースを利用
・駐車スペースは20台程度

●林道ゲートから登山口まで自転車を利用
・全線、舗装車道（登山口近くは未舗装）
・走行距離は片道約4.3km、標高差100m程度
・参考タイム（往路：22分、復路14分）

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：1.5〜2（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2.5（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：3（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：2.5（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4.5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：1人】


◆ルートの状況
・ルートは明瞭だが、一部区間で道幅が狭く歩き難い箇所もある。登山道の整備度はイマイチの印象で、初心者の登山者にはあまり向かないかも。
・岩場箇所や急登箇所等にはロープが設置された区間が4箇所ほどある。技術難度は高くないが、下りはスリップに要注意。
・標高700m付近から残雪も増え、雪道と夏道のMixとなるが、特に危険性の高い箇所はなく、アイゼン等を使用しなくても特に支障なかった。
・ルートの大半は樹林帯歩きで眺望はあまりないが、山頂付近の稜線は開け、特に山頂からの飯豊連峰は圧巻の迫力が望めるので、天気が良い日にお勧めしたい。

写真

4/19 11:24

林道ゲート（自転車は脇から通過可能、本日は手動で開放でき、山菜取りの車が数台入っていた）

4/19 11:30

ゲートから1.3km走行すると鹿ノ俣発電所を通過。

4/19 11:46

ゲートから4.3km進み、幅の狭い橋梁を渡ると登山口に到着。

4/19 11:49

登山口は橋の袂から。

4/19 11:55

標高250mの登山口から尾根に沿って登っていく。

4/19 12:00

序盤から沢山のカタクリが出迎えてくれた。

4/19 12:00

短区間だが、急登も多い。

4/19 12:12

標高450mまで登ると緩やかな痩せ尾根に変わる。

4/19 12:17

小さなアップダウンを繰り返しながら同じような標高の尾根を進む。

4/19 12:22

中央奥に山頂の頂が見えてきた。

4/19 12:25

では、登っていこう。

4/19 12:27

標高500m地点に一部に岩場があり、ロープが設置されている。
特に技術難度は高くないが、下りは注意したい。

4/19 12:39

標高580m、幅の比較的狭い痩せ尾根が続く。

4/19 12:44

標高640m、再び急登箇所のロープ設置区間。
下りは滑りやすいのでロープを利用しよう。

4/19 12:50

標高670mまで登ると、ブナ林に変わってきた。

4/19 12:53

標高700m地点から残雪と夏道を交互に登っていく。

4/19 13:01

標高790m、山頂に続く稜線が見えてきた。

4/19 13:07

標高840m、山頂稜線まで登り東側の稜線を進む。

4/19 13:12

左奥に山頂手前にある祠のあるピークが見えてきた。

4/19 13:13

小さな雪庇跡を登っていく。
雪は締まっていないが、ツボ足でも特に支障はなかった。

4/19 13:18

標高910m、祠のあるピークに到着。

4/19 13:20

山頂は目の前。
痩せ尾根風の稜線を5分ほど進むと、

4/19 13:23

標高931mの風倉山の山頂に到着。

4/19 13:26

山頂の石碑。

4/19 13:24

山頂から飯豊連峰を眺める。

4/19 13:32

雲が多く飯豊の眺望はイマイチなので、二王子岳から雷岳までの稜線をながめたり、

4/19 13:39

二王子岳周辺の雪の状況を眺めた。

4/19 13:38

山頂から北側を眺める。

4/19 13:40

山頂の東側眼下には、胎内川ダムが見える。
このダムから左下の尾根に沿って登てくることもできる。

4/19 13:41

北側の眼下には、登ってきた尾根が連なる。

4/19 13:38

山頂の西側は、新潟市街まで一望できる。

4/19 13:42

新潟東港の火力発電所。

4/19 13:44

では、下山しよう。
まずは、正面に見える祠のピークに戻る。

4/19 13:52

雪面の下りは楽だね〜

4/19 14:28

復路は、イワウチワを眺めたり、

4/19 14:30

ブナの新緑に触れたり、

4/19 14:47

一面に咲くカタクリに出会い、寄り道しながら下る。

4/19 14:54

あっという間に登山口に到着。

4/19 15:00

帰りも自転車を利用。
自転車の下りは気持ちいいね〜

4/19 15:11

10分強で林道ゲートに到着。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

感想

Joker

新型コロナウイルスが、全国で緊急事態宣言となってしまいました。
今週は登山仲間と山に行こうと計画していましたが、止む無く中止しました。
でも、体がなまってしまうので、交通移動時はどこにも寄らない、怪我するような危険な山は登らない、単独で誰も合わないような県内の山を念頭に、山歩きしてみました。

結局、お一人の方とスライドしましたが、終始、咲き誇るイワウチワを眺めながら、静かな山を満喫できました。
しばらくは、県内の静かな山をひっそり楽しもうと思います。