ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2308611
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東海

福地山(過去レコです)。

2011年04月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
onisan その他1人
GPS
--:--
距離
6.2km
登り
745m
下り
735m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2011年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 東海北陸縦貫道で高山へ。平湯峠から、福地温泉の「あおだる」横にある空き地に車を停めました
コース状況/
危険箇所等
危険個所はありません。
登山口に入ると、
2011年04月02日 10:01撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 10:01
登山口に入ると、
あおだる。
2011年04月02日 10:17撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/2 10:17
あおだる。
柱が埋もれています。
2011年04月02日 11:55撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/2 11:55
柱が埋もれています。
憮然さんは上半身を出しています。
2011年04月02日 11:55撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/2 11:55
憮然さんは上半身を出しています。
ショートカットしながr、
2011年04月02日 13:13撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 13:13
ショートカットしながr、
山頂へ。
2011年04月02日 13:14撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 13:14
山頂へ。
記念に。
2011年04月02日 13:35撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/2 13:35
記念に。
憮然平でひと休み。
2011年04月02日 14:12撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:12
憮然平でひと休み。
「あおだる」に戻りました。
2011年04月02日 14:54撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/2 14:54
「あおだる」に戻りました。
千光寺に寄りました。
2011年04月03日 11:06撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/3 11:06
千光寺に寄りました。
円空仏です。
2011年04月03日 11:10撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/3 11:10
円空仏です。

感想

 以前冬に登った時は、新雪の中をラッセルしながらの登りで、早々とリタイアして下りて来た。4月になれば雪も固まっているだろうと、リベンジする事にした。2011年4月2日、朝6時半に自宅を出て、東海北陸縦貫道で高山へ。平湯峠を通り、福地温泉の「あおだる」横にある空き地に車を停める。「中高年中日山歩き教室」で夏に登った時は、ハイキング程度の登りやすい山だったが、頂上までの標高差は700m以上ある。「昔話の里」でトイレを拝借し、準備万端整えて、10時25分に登山口に入る。青い氷の柱が林立する「あおだる」、ホースで撒いている水は凍らずにそのまま地上へと落ちて来る。それをくぐり抜けるとすぐに雪道となる。夏には化石探しのトンカチを持った人達で賑わっていたが、今は誰もいない。でも雪の上には足跡もついていて、つぼ足であるが歩くに不便は無く、ラッセルしながら登った事がまるで嘘のようだ。前回、ほうほうの態で辿りついた第1休憩小屋であるが、ここをあっけなくやり過ごし、休まず登る。左程ゆっくり登っていたつもりは無いが、途中で夫婦連れとおぼしき二人に追い越される。「獣出没注意」の柱が立っているが、用意万端、ザックには鈴をつけているし、クマさんの足跡も見られないので不安は無い。幅の広い雪道をつづら折れに登って行くと道はふた手に分かれ、ここは右側の尾根側コースに入る。広かった道は狭い尾根道と変わり、山登りらしくなると、林の間から槍・穂高が現れる。登山口から丁度1時間半、谷側コースと合流。柱が雪の中に埋もれ、その傍らに石像が、これまた雪の中に埋もれている。柱や石像の回りは雪が溶け、覗いてみると、「憮然平」と記されている。こういった所に置いてあるのはお地蔵さんなんだろうが、この石像はスーツ姿の頭を丸めた憮然さん。ちょっと珍しい石像だが、憮然さんとは何者なんだろう。ダケカンバの森、立ったままでひと休み。汗をかいた背中が寒くなってきたのを機会に登りにかかる。ウインドブレーカーは着ず、長袖シャツ姿であるが、青空が広がる絶好の天気の下では再び汗が出始める。長袖シャツも脱ぎ、Tシャツ一枚となって丁度良い具合。広い道を登ると途中ショートカットコースが分かれるが、そこには入らずなだらかな道を選ぶ。ショートカットコースとの合流地点で立ったままひと休み。さらに登ると焼岳、乗鞍岳が姿を現す。時々深雪に足をとられながら尾根をジグザグに登ると、大木場の辻の稜線上に笠ヶ岳が真っ白な頭を出してくる。13時10分、登り始めてから2時間35分で頂上に到着。頂上を示す柱はすっぽりと雪に埋もれ、ほんの少し頭を出している。掘り出そうとするも、この雪の深さでは全く姿を現さない。倒木の雪を払ってその上に腰を下ろし、オムスビとお味噌汁の昼食。晴れ渡っていた空はいつしか曇り空に変わり、槍・穂高は雲の中に隠れる。休んでいると寒くなり、長袖シャツを着込んで早々と下山にかかる。下りはアイゼンを付け、ショートカットの連続。たっぷり積もった処女雪を蹴散らし、道無き斜面を下る。急斜面ではアイゼンを着けていても滑ってシリセード。布製のズボンはビチョビチョになるが、キャッキャ、キャッツキャと子供に帰り、林の中を下り降りる。遊びながらも下りはたったの1時間20分。
 昨年、北海道はカムイコタンのコロポックルで、そこのアイヌの主人と話した事がある。わたしが岐阜から来たと云うと、円空さんに話しが及んで、「高山の千光寺に円空仏が沢山あり、何度か行ったことがある。是非一度行ってみるがいい」と云われたのを思い出し、寄り道をする。「円空仏寺宝館」は入館料500円。500円をけちって中には入らず、入り口に立つ「立木仁王像」だけを見て帰途についた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:150人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら