【過去レコ】南アルプス 茶臼岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,091m
- 下り
- 2,092m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
現在(R2)まで毎年夏山でアルプス方面などに行っているが、その記念すべき初回、そして反省点も多い山行であった。
高校卒業後山から遠ざかっていたが、もう一度南アルプス(正確には森林限界の世界)にもう一度行きたいなと漠然と思っていた。南アルプス茶臼岳は高校時代に登ったことがあったが、ブランクありで薄い記憶が頼り、運動不足で体力低下、同行者は登山ほぼ未経験(体力あり)、装備も脆弱、知識も浅い、目的地も曖昧で計画も乏しい(沼平ゲートで登山届は出した記憶あるが…)、思いつきで南アルプス行こうか、そんな状態でSTART
まずは沼平ゲートで監視員に「そんな荷物で大丈夫か(テントはオートキャンプ用の重たいやつに、一人はザックが林間学校用、靴は運動靴など)」と心配される。若さで登り切ろうと進んだが、ウソッコ沢小屋、横窪沢小屋からの登りでダウン、明らかに体力不足で足が止まる(自分)、同行者のザックの紐も切れる、時間もかかる、さらに雨が降りだし雷も…、このままでは小屋に着くのがいつか…と思い同行者2人(1人は体力があり荷物も多く持ってもらっていた)は先に小屋に行きテントを立ててもらうことに。自分は体力の限界、雨の中草むらにヘロヘロの状態で座りこみ雷の音を聞いていた記憶がある。
なんとか16時前くらいだろうか小屋にたどり着く、テントは立ててくれており助かった。その頃には雨もあがっていたが、疲労もあったせいか軽い高山病で食事もままならず就寝。そういえば食事も最近はアルファ米であったり調理しやすく軽い食事を心がけているが、当時は飯盒で米炊いたり生ものから調理しようなどと考えていた…。思いもの持ち上げて十分活用できないなんて明らかに力・準備不足。
翌日は茶臼岳へ。稜線に出ると風も強い。防寒具の準備も貧弱、山頂まで行くものの寒くてすぐ撤退、上河内岳まで行く気にもならずそのまま下山する。下山中、沢で休んでいると若い登山者に重たいオートキャンプ用のテントについてコメントを求められたことを覚えている。
下山後は白樺荘の温泉へ。と言っても現在のようなキレイな施設ではなく、当時は年季の入った施設で入浴料も無料、あれはあれでよい時代であった。
この山行を機に、体力や装備、登山経験・技術の必要性について痛感し、日々の運動で走ったり山へ足を運んだり、小遣いを貯めて少しづつ登山装備を充実させ、10年以上の時(経験)を経て昨年(R1)同じメンバーで槍ヶ岳を登った時の感慨は一入であった。
R1夏:槍ヶ岳記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1967610.html
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