大日三山
- GPS
- 10:16
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 727m
- 下り
- 2,081m
コースタイム
8日 大日小屋 5:45 → 5:55 大日岳 6:20 → 6:30 大日小屋 7:10 → 8:50 大日平山荘 9:00 → 10:35 大日岳登山口
天候 | 7日晴れのち曇、正午頃よりガスが立ち込めのち雨 8日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
奥大日岳は、積雪期最初の高峰として、一昨年の春山で登頂したのでした。
あの折は天候に恵まれるも、やはり雪山、見渡す限りの剣呑な風景と雪を纏った劔に終始目を奪われてましたね。
彼方まで続く山々は一面の銀世界、山は雪を纏った方が美しいのだなあと体感。
登頂することの困難さも併せて、とてつもなく面白い山行でありましたね。
以前より、無雪期にもとの想いはあったものの、果たせずに今に至る。
やっとこさ取り付くことがかないました。
室堂に着いた時点で、立山三山頂上あたりの高度はガスに覆われておりましたが、紅葉を鑑賞するに支障なし。
立山については、地獄谷を経るルートは通行止めになってまして、冬道に近い方のルートで雷鳥沢へ向かうんですが、周囲を見まわすにつけ、もう鮮やか過ぎて◯きそう、
いやケバい、いやいや・・・、表現が悪いけれどそんな感じです。
そらもう絢爛豪華っていうか、よくもまあこんなに色づくもんやなあ、と正直驚いてしまいましたね。
雷鳥沢から登って新室堂乗越へ、新室堂乗越〜室堂乗越〜奥大日岳手前あたりまでは、気持良く稜線歩きを楽しめました。
その先あたりから、徐々にガスが立ち込め、わけがわからない状態に。
奥大日岳を過ぎると更に雨も降ってきて、小屋へと急ぐより他になし。
まあ、それでも悪いことばかりではありません。
奥大日岳の手前、中大日岳の手前の2箇所で雷鳥に見えることができました。
写真を撮ろうと近寄るも、逃げ出すこともなく、動じる気配なし。
人間慣れしてしまったかな、それってあまりイイことやありませんね。
小屋に着いてしばらくすると雨は本調子に、
大日岳へ登りに行くコトもできず、寒いし暇やしで持て余し気味。
受付前のストーブにかじりつき、同宿となった方々と話していると、それなり楽しい時間を過ごせました。
やはり同好の士が集っているわけですから、話が合わないわけがない。
こういう一期一会っていうのは何気に心地よく、貴重なもんやなあと感じ入りました次第。
大日小屋はこの日が小屋閉めで、宿泊最終日でした。
大日小屋のオーナーはギター工房やってはるそうで、小屋のスタッフはみんな修行中の職人さんなんだとか。
夜は、職人さんがギターの弾き語りでミニコンサートをしてくれたり、けっこう盛り上がりまして、この小屋、小振りながらもなかなかユニーク。
翌日は大快晴でしたから、早々に小屋からすぐの大日岳へ登り日の出待ち。
頂上は360度の展望、劔から別山、立山の連なりを眼前にして、その先には薬師岳や北アルプスの南に連なる山々が。
劔の向こうには白馬岳も視認できましたね。
遠く日本海側から西に視線を転じれば白山も。
下山は室堂に向かうバスから左手に見えている所をずっと逆に下っている感じです。
大日平は、ちょっと言葉では言い表せませんが、これまたエエところでして、薬師岳やその向こうに連なる北アルプスの山々を眺めながら広壮な湿地を歩くことで、自身潤いを得たような気分に。
それから、称名滝の方へずっと下って終了。
大日三山も、私の「また行きたいとこリスト」に追加となりました。
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