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Yamareco

記録ID: 2318855
全員に公開
沢登り
大峰山脈

ノウナシ谷から大普賢岳

2019年10月05日(土) ~ 2019年10月06日(日)
 - 拍手
hanagon60 その他1人
GPS
32:00
距離
10.0km
登り
1,024m
下り
1,111m

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
0:55
合計
6:15
8:25
60
スタート地点
9:25
9:30
80
赤鍋の滝
10:50
11:15
75
12:30
12:45
40
ノウナシ滝
13:25
13:30
55
千手滝
14:25
14:30
10
馬頭滝落口
14:40
宿泊地
2日目
山行
5:15
休憩
0:40
合計
5:55
7:00
15
宿泊地
7:15
80
ハリンド谷出合
8:35
8:50
55
脇ノ宿跡
9:45
9:55
30
10:25
20
10:45
10:55
60
11:55
35
底無し井戸
12:30
12:35
20
水簾の滝
天候 一日目 晴れ。二日目 霧
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車1台を水太谷林道にデポ。神童子谷の林道終点600m程手前の通行止め地点路肩に駐車。
コース状況/
危険箇所等
林道終点よりいったん下ったところから昔は桟道が続いていたのだが、現在はかなり壊れている。
釜滝からノウナシ谷に入ると大きな滝が続いて出てくるが、千手滝の巻きが核心部となる。地蔵滝下で快適なテン泊。
二日目は難場はなく、沢を詰めて奥駈道・脇ノ宿跡へ。26年ぶりに大普賢岳のピークを踏み水太谷林道に下山した。
その他周辺情報 天の川温泉にて汗を流す。
神童子谷の林道終点600mほど手前で通行止め。
2019年10月05日 08:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
10/5 8:09
神童子谷の林道終点600mほど手前で通行止め。
昔神童子谷を遡行した頃にあった桟道はかなり壊れており、この地点で沢身に下りる。
2019年10月05日 08:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
10/5 8:46
昔神童子谷を遡行した頃にあった桟道はかなり壊れており、この地点で沢身に下りる。
先行のO氏滑ってどっぽん。私も同じく滑ってどっぽん。
結局この淵は泳ぐ事になってしまった( ̄。 ̄;)
2019年10月05日 09:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 9:00
先行のO氏滑ってどっぽん。私も同じく滑ってどっぽん。
結局この淵は泳ぐ事になってしまった( ̄。 ̄;)
へっついさんは太腿あたりまで浸かって。
2019年10月05日 09:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 9:23
へっついさんは太腿あたりまで浸かって。
赤鍋の滝。また滑ってどっぽんするのは嫌なので右を巻く。
2019年10月05日 09:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 9:29
赤鍋の滝。また滑ってどっぽんするのは嫌なので右を巻く。
光が射すと本当に水が美しい。
2019年10月05日 10:22撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/5 10:22
光が射すと本当に水が美しい。
釜滝二条6m。本流の神童子谷とノウナシ谷が出合う処。
随分と昔に神童子谷は遡行した事があり、今回は右のノウナシ谷に入る。滝は左から簡単に巻く。
2019年10月05日 10:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
3
10/5 10:52
釜滝二条6m。本流の神童子谷とノウナシ谷が出合う処。
随分と昔に神童子谷は遡行した事があり、今回は右のノウナシ谷に入る。滝は左から簡単に巻く。
ノウナシ谷に入って間もなく出てくる5m滝。左バンドから登る。
2019年10月05日 11:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 11:25
ノウナシ谷に入って間もなく出てくる5m滝。左バンドから登る。
ナメも出現。
2019年10月05日 11:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 11:30
ナメも出現。
谷の名前がつくノウナシ滝35m。美しい滝ですな〜😊
「ノウナシ」の名前の由来はいくら調べても判らない。
裏見も出来そうだが秋はムリです。
2019年10月05日 12:40撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2
10/5 12:40
谷の名前がつくノウナシ滝35m。美しい滝ですな〜😊
「ノウナシ」の名前の由来はいくら調べても判らない。
裏見も出来そうだが秋はムリです。
この滝は左岸リッジからバンドを伝って高巻いた。
巻き途中から。
2019年10月05日 12:51撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 12:51
この滝は左岸リッジからバンドを伝って高巻いた。
巻き途中から。
千手滝13m。この滝が難物。
2019年10月05日 13:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 13:25
千手滝13m。この滝が難物。
O氏がトップで左岸ルンゼを僅かに上って左の壁をロープを伸ばし左上していく。岩は脆いという情報だったが結構しっかりしていた。
2019年10月05日 13:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 13:25
O氏がトップで左岸ルンゼを僅かに上って左の壁をロープを伸ばし左上していく。岩は脆いという情報だったが結構しっかりしていた。
登り出たリッジの上から馬頭滝15mを見下ろす。
滝落口まで気が抜けない登りが続く。
2019年10月05日 14:12撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 14:12
登り出たリッジの上から馬頭滝15mを見下ろす。
滝落口まで気が抜けない登りが続く。
地蔵滝18m。最後の大きな滝になる。
滝前は絶好のBP。15時前でもありここにテントを張ることにする。
2019年10月05日 14:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/5 14:53
地蔵滝18m。最後の大きな滝になる。
滝前は絶好のBP。15時前でもありここにテントを張ることにする。
光が射して虹が現れる😊
2019年10月05日 14:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/5 14:56
光が射して虹が現れる😊
焚き火は10年以上やっていないような気がする。かつての相棒との泊まり沢ではいつもやっていたんだけど。
焚き火を見つめていると穏やかな気持ちになる。飽きませんね。闇の中の炎には人を惹きつける魅力があると思う。
2019年10月05日 17:37撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/5 17:37
焚き火は10年以上やっていないような気がする。かつての相棒との泊まり沢ではいつもやっていたんだけど。
焚き火を見つめていると穏やかな気持ちになる。飽きませんね。闇の中の炎には人を惹きつける魅力があると思う。
二日目、もう難場はないので気は楽だ。
地蔵滝は右斜面を巻く。
2019年10月06日 06:59撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
10/6 6:59
二日目、もう難場はないので気は楽だ。
地蔵滝は右斜面を巻く。
威圧感があるところも出てくるが、谷そのものは難しくない。
2019年10月06日 07:42撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
10/6 7:42
威圧感があるところも出てくるが、谷そのものは難しくない。
5m滝は左を直登。易しい。
2019年10月06日 08:00撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/6 8:00
5m滝は左を直登。易しい。
二条4m滝はシャワーして頑張れば右の滝を登れそうだが、気分は既にまったりモード。濡れたくないし右から巻く。
2019年10月06日 08:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/6 8:09
二条4m滝はシャワーして頑張れば右の滝を登れそうだが、気分は既にまったりモード。濡れたくないし右から巻く。
滝を巻いてしばらく先で、右手の尾根に取り付く。
ガスに覆われた山は大峰らしい幽邃な雰囲気。
2019年10月06日 08:29撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
1
10/6 8:29
滝を巻いてしばらく先で、右手の尾根に取り付く。
ガスに覆われた山は大峰らしい幽邃な雰囲気。
ゆるやかな坂を薮漕ぎもなく大峰奥駈道、脇ノ宿跡にピンポイントで飛び出した。
2019年10月06日 08:38撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/6 8:38
ゆるやかな坂を薮漕ぎもなく大峰奥駈道、脇ノ宿跡にピンポイントで飛び出した。
26年ぶりの大普賢岳1790m。
ガスって展望がなかったのは残念でしたが。
2019年10月06日 09:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/6 9:48
26年ぶりの大普賢岳1790m。
ガスって展望がなかったのは残念でしたが。
下りは底無し井戸や、
2019年10月06日 11:55撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/6 11:55
下りは底無し井戸や、
水簾の滝を見物しつつ、
2019年10月06日 12:32撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/6 12:32
水簾の滝を見物しつつ、
水太谷林道の車デポ地まで下り着いた。
2019年10月06日 12:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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10/6 12:52
水太谷林道の車デポ地まで下り着いた。
撮影機器:

装備

個人装備
沢靴 ハーネス シュリンゲ ヘルメット
共同装備
テント ロープ

感想

 本格的な沢登りからはもう足を洗うつもりだったのだが、O氏からお誘いがあり、今の自分には敷居が高いノウナシ谷へ連れて行ってもらう。まだ引退させてくれんのね(笑)
 ノウナシ谷が出合う釜滝まではかつて神童子本谷(犬取谷)を遡行した時と変わらず、大峰らしい非常に美しい水と造形が続く。ここから支流のノウナシ谷に入る。
 随分と昔、何かの本で読んだのだが、昔の修験者はノウナシ谷を登って犬取谷を下り修行したとの事。だから犬取谷の滝は上流から下流に向かって一ノ滝、二ノ滝と呼ぶのが本当だそうな。O氏に言わせれば、ノウナシが下りてきたら神童になったんじゃないのって事。ノウナシの名前の由来も案外とそんなものなのかもしれない(あくまで憶測です)。
 核心部の千手滝の巻きはO氏がトップ登攀で私が確保。その確保中になんという事か!声が出なくなり、やりとりが出来なくなってしまった。その後で自分が登攀する時はなんともなかったのに。こんな事は初めてで、もし精神的なものだとしたら結構ショック…
 沢泊での焚き火の魅力を再認識した翌日はガスってしまったが、大峰らしい幽邃な雰囲気を味わって26年ぶりの大普賢岳に登ることができた。
 千手滝の云々を除けば充実感、満足度の高い山行となった。
 

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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