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Yamareco

記録ID: 2322177
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ハイキング
奥秩父

乾徳山から黒金山(初めての道迷い)【過去レコ】

1969年10月26日 [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.3km
登り
1,698m
下り
1,688m

コースタイム

日帰り
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
14:34
0
スタート地点
14:34
ゴール地点
徳和BS(3:50)---錦晶水(5:10)---乾徳山(6:30/7:30)---笠盛山(8:05/8:15)---黒金山(9:00/10:20)---黒金山の肩(10:23/11:50)---大ダオ(12:40)---東奥山窪(12:50/13:00)---徳和BS(14:50)
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
1969年の過去レコです。
前夜、新宿駅23:20発の甲府行普通電車で塩山駅に1:53着。
塩山駅から少し離れたバス営業所に移動。
3:00発のバスで徳和に向かいました。
1969年当時は登山ブームで大菩薩峠も乾徳山も午前3:00頃出発の臨時バスが塩山駅から出ていました。
コース状況/
危険箇所等
1969年当時の状況です。
黒金山から大ダオに向かう際に道に迷い、西沢方面の沢に迷い込んでしまいました。
当時は黒金山〜大ダオ間はあまり踏まれていなかったように記憶しています。
日の出直前、雲海が滝のように流れ落ちる様を初めて目にして感激しました。動画ならよくわかるんだけど。
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日の出直前、雲海が滝のように流れ落ちる様を初めて目にして感激しました。動画ならよくわかるんだけど。
そして日の出です。モノクロだど感動が伝わりにくいなあ。
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そして日の出です。モノクロだど感動が伝わりにくいなあ。
たぶん乾徳山頂で他の登山者に撮ってもらったもの。
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たぶん乾徳山頂で他の登山者に撮ってもらったもの。
乾徳山からこれから向かう黒金山(左)とその奥に甲武信岳と木賊山の山並み。
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乾徳山からこれから向かう黒金山(左)とその奥に甲武信岳と木賊山の山並み。
この日も富士山が美しかった。
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この日も富士山が美しかった。
小楢山方面だと思います。
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小楢山方面だと思います。
乾徳山から黒金山へは原生樹林帯を歩きました。
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乾徳山から黒金山へは原生樹林帯を歩きました。
木賊山と破風山じゃないかと・・。
木賊山と破風山じゃないかと・・。
無事に黒金山に到着!
バックは奥秩父主脈の山々です。
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無事に黒金山に到着!
バックは奥秩父主脈の山々です。
固形燃料でラーメンをつくる。ガスコンロなんてまだなかったと思います。ラジウス(石油コンロ)はあったけど。
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固形燃料でラーメンをつくる。ガスコンロなんてまだなかったと思います。ラジウス(石油コンロ)はあったけど。
黒金山の肩を過ぎ、大ダオに向かう途中で下山方向とは反対の西沢方面に下ってしまい、道をロスト。かなり焦りました。この写真は道に迷ったのを知らずにグングン下って行ったところ。
すでに踏み跡はか細くなっていた。
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黒金山の肩を過ぎ、大ダオに向かう途中で下山方向とは反対の西沢方面に下ってしまい、道をロスト。かなり焦りました。この写真は道に迷ったのを知らずにグングン下って行ったところ。
すでに踏み跡はか細くなっていた。
なんだかんだで麓にたどり着きました。振り返ると乾徳山がそびえていた。
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なんだかんだで麓にたどり着きました。振り返ると乾徳山がそびえていた。

感想

1969年10月の過去レコです。(gorozo高校3年生の時)

道迷いした時は本当に不安で、紅葉の葉っぱが赤い屋根に見えたり、かなり焦ったのを覚えているけど、当時の山日記ではスルーしてました。(笑)
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10月26日(日)
3:00 徳和行きのバスに乗車。意外に早く着く。蕎麦を腹に流し込んだあと出発。空は満月でこうこうと照らされ山々が黒くはっきりと見えた。
銀晶水を過ぎ快調に進み、錦晶水に5:10に着く。
少し登った牧場からは日の出前の南ア連峰がうっすら白く浮かんでいた。
扇平付近で日の出を迎えそのまま岩場に取りつく。岩にはクサリがあったが昨夜の雨ですべりやすく巻き道を行く。第2の岩場では快適な登高ができた。
6:30 頂上着。展望は最高で奥秩父連峰、大菩薩連嶺、富士山、御坂山塊、七面山、雲海の広がる甲府盆地、そして南アルプス連峰と360度の広がりだった。
7:30 黒金山に向けて出発。乾徳山頂上直下の下りはクサリ場になっているので注意して下る。水ノタワを過ぎ深い原生樹林帯の中を進む。
8:05 笠盛山着。二人とも夜行の疲れでぐったりとなる。
8:15 笠盛山のピークを出発して右側が伐採されている尾根を辿る。
9:00 待望の黒金山に到着。さっそく固形燃料でラーメンを作る。これは初めての試みだったが案外うまくできた。
ここからの展望も申し分なく、特に乾徳山からでは見られなかった金峰山、国師岳、甲武信岳という奥秩父の核心部がよく望めた。また金峰山の五丈岩もはっきりとわかった。
10:20 山頂を辞し下山に向かう。黒金山の肩で道を間違え、西沢方面の踏み跡に入り込んでしまった。約40分ほど下ってから気が付いたのであるがそのときはとても不安だった。
そこで約1時間半程のロスをしたが、どうやら持ちなおし12:40大ダオに着く。
ここからは東奥山窪という沢の沢沿いの道を行く。夜行疲れでただ惰性で歩いているうちに14:50徳和に着く。
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交通費 1,380円(東京〜塩山往復940円、塩山〜徳和往復360円など)
その他 295円(軽食、飲料水ほか)

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コメント

道迷いについて
gorozoさん、おはようございます。
登山経験がまだ少なかった状況で40分の道迷いですか。
それはさぞ焦り、不安になったことでしょう。
僕は北海道で登山を始めたので、
「正規ルートを歩いているはずだけど、道がどんどん
しょぼくなってきた。けもの道に迷い込んだかも?」と
心細くなったことは何度もありました。
でも幸い大きく外したことはなかったので、
今もこうして生きて、登山を楽しんでいます(笑)。
gorozoさんの青春時代の登山記録、とても興味深いです!
また次回作も期待しています。よろしくお願いします。
2020/5/3 8:30
Re: 道迷いについて
miyapon03さん
おはようございます。
早々のコメありがとうございます!
miyapon03さんは北海道が山歩きの原点なのですか。
それはスゴイです。
北海道で道迷いなんかすると山が深いだけに心細さも関東の山とは比べ物にならないのではないでしょうか。
あちらのケモノ道はヒグマさんの可能性もあるのでヤバイですね。
今でこそ、スマホにもGPS機能が付いているので、電池切れの対策をしておけば道迷いはかなり防げるので良い時代になったものです。
「道迷い→焦り→滑落」というパターンも多いので、道迷いの減少は山岳事故全体の減少にもつながりますよね。
2020/5/3 9:22
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