大二股山 856,2m
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コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2007年10月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
桑園7:25ーー8:20豊平川林道入口8:30ーー12:00大二股山頂12:15ーー16:20豊平川林道入口16:30ーー18:30桑園 |
写真
トンネル(真っ直ぐで1200mぐらいある)がある。このトンネルの出口から600mぐらいの左側にある。ゲートが閉っているので、ここから山頂直下まで延々と林道歩きである。
感想
定山渓を過ぎ、大きく弧を描いた無意根大橋を渡り少し行くと定山渓トンネルである。これは真っ直ぐでやや登り坂、長さは1200mぐらいある。豊平川林道入口はこのトンネルの出口から600mぐらいの所の左側にある。出口のすぐ左側にも林道入口があるがこれは別である。
大きな立派な看板が建っていて、ゲートが閉っている。ゲートの手前に車数台を停められるスペースがある。ここから山頂直下まで延々と林道歩きである。
ゲートを越えると立派な林道が続いている。ヘアピンカーブが5箇所あって大小の蛇行を繰り返しながら緩やかに、豊平川まで標高差約200m下って行くのである。RV車が1台上ってきた。
こんな広くていい道、何で車を入らせてくれないの?
左カーブの角の所から、作業道とまではいえないがブルが通った跡が林の中に入っている。ショートカット出来るかも知れない。帰りに時間があったら試してみよう。
トラックがやって来た。材木運搬用の支柱をたてたままで、空車である。
やがて木の間越しに定山湖の水面が見えた。右、山側に崖崩れの跡が何箇所かあった。
最後のヘアピンを曲がると間もなく十字路で、左が豊平川右岸林道入口(豊平峡大橋分岐)。これを行くと豊平峡大橋を渡って豊平川右岸林道で、更に下って行くと豊平峡ダムに出る。
右側に中山3号作業道入口がある。地図には出ていないが、これは多分中山峠に続いているのだろう。
その右にブルが通った跡が続いている。これが前述のブル跡につながっているのだろう。
退屈な林道が続いたが、やがて左下方に豊平川の流れが見えてきた。渕になったり瀬になったり、水が澄んで青々としている。なかなかの眺めである。
やがてふたまた橋を渡る。これは豊平川本流に架かっている橋で、ここで豊平川右岸に移る。
ここの少し下流で漁入沢川が合流している。渡った所が漁入林道と豊平川林道との分岐点である。
真っ直ぐが漁入林道、右が豊平川林道である。漁入林道の方がメインルートのようだ。
漁入林道の方に真っ直ぐ進む。漁入沢川の左岸を遡って行くことになる。
漁入沢水位観測所、本流上流水位観測所という小さな建物があり、そこの横から川床まで急な階段がつけられていた。砂防ダムもあった。
やがて「左大二股林道」の看板があり道はここで二つに分かれている。左、右大二股林道である。
右大二股林道に入る。(「右大二股林道」の看板がたっていた。)
「大二股1号作業道」の看板が立っている。こんな作業道が沢山ある。
道路に何かのウンコが落ちていた。大きさからして鹿のウンコだろうか。熊のウンコはもっと大きく、お供え餅のような形だ。
「作業道 吉田坂」という看板があった。特に急な坂はなかったが・・・
道はやや急な登り坂となった。
「人工林から混交林へ トドマツ」「人工林から混交林へ アカエゾマツ」という看板があった。意味がよくわからない。
左後方に空沼岳と札幌岳が樹間に見え隠れしている。
やや急な坂を登り、ヘアピンカーブを左へ曲る。
行く手右側がこんもり高くなっていて山頂のようである。
間もなく右側に作業道があり「14号作業道」の看板が立っている。ここで右大二股林道から分かれる。
分岐点から150mぐらい行くと左、山側に、草が生い茂っていてわかり辛いが道の痕跡らしきものが認められる。入ってみると車の轍の痕跡があり作業道跡である。
大きな倒木があり、乗り越えるのは大変、下を潜るのも緩くない。
作業道跡は人通りが少ないと見えて荒れており、わかり難く歩き辛い。
踏み跡は、かすれたり現れたりで、場所によっては笹を掻き分けて進む。
紛らわしい分岐点もある。山頂らしくはないが、あれが山頂だろうという目途はついたのでそこから離れないように踏み跡を辿って行く。前方が下っている。そしてそこは山頂と思しき所に最短距離だ。最後は藪漕ぎで、2,30m行くとダケカンバの高い所に山頂標識が打ち付けられている。
鳥の餌台のようなものもある。下は背の高い笹が密生していた。
木立で見晴らしは効かない。座れば笹にすっぽり埋ってしまう。
山頂でゆっくり!という雰囲気ではない。昼食は作業道跡まで降って食べることにした。
山そのものとしては大して魅力はないが、豊平峡の奥・豊平川上流部の様子、奥深さは実感できた。山頂近くまで行っても、何処が山頂かはっきりはしない、踏み跡も途中かすれて山勘を発揮させなければならない場面もある。従ってオリエンテーリング的な面白みはある。
28日帰宅してからメールを開いてみたら山MLのchidaさんから次のようなメールが届いていた。
『こんばんは 西山さん CHIDA卍@札幌 「札幌50峰、残すは狭薄山です。」
今年6月に大二股山に行ってきましたので、参考にして下さい。
.襦璽函 ,泙此大二股林道に入ります。大二股林道は設置されている標識には、「大二左股林道」と記されているはずです。途中右股林道との分岐がありますが、ひたすら左股林道を進みます。次に、大14号作業道を目指します。
分岐ですがここにも標識が設置されています。この標識を右に見て、小さな観測小屋のような建物を通過し、約600m先(GPS読み)に進みますと、地図にはない大二股6号林道の標識があります。ここを右に折れ、少しすると右手に頂上付近まで続く古い林道跡があります。ここはちょっとわかりずらいかもしれません。この林道
は、途中から刈り分け道となり、頂上付近まで続いています。
私は、大二股14号作業道からも行けると友人から聞き、往路は、14号作業道から藪を漕ぎ頂上を目指しましたが、途中刈り分け道にぶつかり山頂に至りました。復
路は、刈分け道から全く反対方向の大二股6号林道に出ました。
楽なのは、往路復路とも6号林道からです。
⇔碓嫖
ア 分岐に注意すれば迷うことはないと思いますが、私はGPSと林班図、地形図を 持って行きました。
イ 大14号作業道は、方向変換もままならない林道です。
ウ 大二左股林道を走ると、奥漁林道と合流しますので、ここまできたら進みす ぎと判断して下さい。
エ 留意点ではありませんが、、「大二左股林道」は雨裂も少なく、以外と走り やすい林道でした。
オ 地図に無い林道が複雑に走っていますので、注意して下さい。
カ この時期、ゲートは施錠されている確率が高いです。
PS:いずれにしてもこの山は、藪漕ぎすれば、簡単に登れます。』
僕が質問の投稿をもっと早く出し、chidaさんからの情報を事前に得ておればもっと安心して行けたと思う。
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