三嶺-剣山
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- GPS
- 06:22
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 2,179m
- 下り
- 2,174m
コースタイム
02:30 名頃登山口
04:20 三嶺
07:50 剣山
08:20 見ノ越登山口
--
08:50 名頃
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
2時半行動開始。名頃もまた鹿の鳴き声が響く素敵な場所だった。まずは三嶺まで1,000m上げる。飛ばし過ぎると山頂で暗くてつらいのでペースを落としてゆっくり登った。案の定三嶺に着いても真っ暗だったので暖かく快適な小屋に入って明るくなるのを待った。もう30分遅く出てもよかったな。小屋には誰もいなかった。登山口には泊まりで入っているクルマがあったので誰かいると思ったが。一休みして外に出ると東の空が赤い。三嶺山頂からカヤハゲへ下り始めると目指す剣山のシルエットが見えてきた。素晴らしい。極上の稜線だ。剣山はマジで遠いが大丈夫、目視できる山は歩けば着く。登山道はしっかり笹が刈られてよく歩かれていて快適だ。靴が朝露に濡れることもない。快適すぎて走れる。剣山の向こうから日が登ると暖かくなってきた。
僕はなるべく東から西に、南から北へルートを取るようにしている。太陽を背にして歩いた方が眩しくないし、進行方向が巡光の方が写真が撮りやすいからだ。今日は西から東へのルートだったがこれはこれで利点があった。登りは日陰で涼しいし、下りは日なたで暖かいので体温が調度良いのである。これがいつもの東→西だと暑い登りはより暑く、涼しい下りではより冷える。逆光ルートも悪くない。
気持ち良い尾根をるんるん歩いているといつの間にか本日最後の登りとなっていた。振り返ると三嶺は遥か遠くに。剣山はロープウェーの山なので山頂は多くの建物があって近代的だった。駐車場までスパッと下りたらデポしておいた自転車に乗って名頃まで軽快ダウンヒル。さみいー。着るものを全部着ても寒かった。舗装はボコボコなのでMTBで来て正解だった。以前は自転車アプローチにロードバイクを使っていたがロードバイクは登りは速いが繊細なので疲れる。登りの速さよりも下りの安定性、耐パンク性能を考えると最近はMTBしか使わなくなった。林道アプローチは基本舗装だしサスペンションを使うほどのダートは走らない(フロントサスはロックしている), MTBの太いブロックタイヤはちょっとオーバースペックなので「タイヤ太めのクロスバイク」が総合的に良いのではと考えている。GIANTのESCAPE RX DISCが欲しい。
ぐるっと周回6時間半。予定より早く下りてきた。パパッと片づけをしたら次の山を目指す・・・が名頃の道路は工事中で通行止め。なんと1時間に10分の間しか通れない。こんなの初めて見たが西日本では割とあるらしい。丁度良いのでカカシの村、名頃をぶらぶら見学した。5年くらい前にドイツの留学生が作った動画が世界的に流行って、以降こんな山奥の村に多くの外国人観光客が訪れるようになった。当時、僕もその動画を見たがまさか自分がここに訪れることになるとは思ってもいなかった。名頃を出発したら進路は西へ。今日は午後登山で東赤石山を目指す。愛媛県に入った。初めて来たぞ愛媛県。再び山道に入りぐんぐん高度を上げて別子筏津(べっしいかだつ)へ。昼を過ぎて気温も上がる。ふもとは30度近くまで上がっていた。東赤石山は暑さとの戦いになるだろう。
同日5/1午後から東赤石山へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2326226.html
参考:Valley of Dolls
https://vimeo.com/92453765
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