白馬鎗ヶ岳中央ルンゼ他モノスキー滑降　相棒がクレパスに～(*_*)

記録ID: 2328398

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山滑走

白馬・鹿島槍・五竜

白馬鎗ヶ岳中央ルンゼ他モノスキー滑降　相棒がクレパスに～(_)

1993年05月01日(土) ～ 1993年05月05日(水)

富山県長野県

桃奈々その他1人

GPS: 104:00
距離: 35.4km
登り: 4,479m
下り: 4,474m

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コースタイム

中央ルンゼ上部扇状の部分は、急ですが広くプレッシャーはありません。
標高が高いので、日が陰ると簡単に凍結しカチカチになるので要注意です。
アイスバーンでコケれば、確実に出合いまで滑落できます( ゜Д゜)

ルンゼ突入部ノドと言われる扇の要部分は雪崩の通り道で、巨大なU字溝の様に抉れています。カチカチでした。
モノスキーでは、制動かけても靴が接触してスッポ抜ける危険大なので、直滑降で抜けました。

ノドの下は落石、塵雪崩が左右から降ってきます。
特に左岸のルンゼからが酷かったと記憶します。
また、細いクレパスが沢山有ります。
一跨ぎできる程なので、深いターンをしなければ落ちません。
しかし、相棒はうっかり制動をかけ過ぎて片足落ちてしまいました。
山足だったので、跨ぐようになり助かりましたが、内部は大きな空洞でスキーをブラブラ振れる程だったとの事( ゜Д゜)

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写真

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鵬翔山岳会の面々とバッタリ会いました😊
パラグライダー担いできたけど飛べなかったとか(*_*)

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鵬翔山岳会の面々とバッタリ会いました😊
パラグライダー担いできたけど飛べなかったとか(*_*)

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小日向のコル。
ルートが見渡せるいつもの場所に、ベースキャンプです。
毎度のことながら、酒、ビール、ウイスキー、肉など贅沢品をたっぷり担ぎ上げました。
疲れた～

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ブロック積んで防風対策。スコップが威力を発揮します。

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ブロック積んで防風対策。スコップが威力を発揮します。

二日目は、曇りがちだったので鑓温泉まで。
今年は残雪少な目です。
残雪多い年は、湯船まで懸垂下降となっちゃう(*_*)

小日向山も往復しました😊

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明日は晴そうです。

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明日は晴そうです。

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いざ中央ルンゼへ～
偵察がてら、下から登りました。
左右からパラパラ落石多発です。
薄っすら表面に雪が乗っていて見えませんが、細いクレパスが多数確認できました。
深いターンは禁物です。

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上部の扇状大斜面は、急斜面ですが広くてプレッシャー無しです。
クレパスも有りません。
標高が高いので雪は締まっていて、アイスバーン状のところもありました。
モノスキーは深いバンクをかけると靴が雪面接触します。アイスバーンだとその瞬間にスッポ抜けるので要注意です。

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いよいよノドといわれる扇の要に有るルンゼに突入です。
日本登山体系の記述によると斜度60度とありますが、そこまでは有りません。
ノドは雪崩が集中しU字状に抉れて、カチカチに凍っています。
モノスキーの弱点であるアイスバーンそのものですし、U字状内で制動をかける事は危険・・
ここは、直滑降～
こえぇぇぇ・・
でも行くしかないと、一気に滑り抜けました。

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ノドを過ぎると、落石と塵雪崩が左右から降ってきます。
クレパスにハマるとヤバいので深いターンを切らず、ガンガンスピード出して右岸の安全地帯に駆け込みました。
相棒が来るのを待つと・・
何故か落石集中する中央部で止まっている(*_*)
クレパスに山足落として跨ったとの事。(相棒H氏はバイスキー)
表面は細いクレパスですが、足を突っ込むとスキーが振れる程広がっていたとか・・
モノスキーで突っ込んだらそのまま落ちちゃう( ゜Д゜)

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