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Yamareco

記録ID: 2328659
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無雪期ピークハント/縦走
東海

下呂御前山(過去レコです)。

2003年06月08日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.6km
登り
783m
下り
768m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2003年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 R41 で下呂へ。下呂御前山駐車場をやり過ごしさらに先に進むと登山口がありました。
コース状況/
危険箇所等
 危険個所はありません。
登山口です。
2003年06月08日 07:42撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
6/8 7:42
登山口です。
2003年06月08日 08:07撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
6/8 8:07
2003年06月08日 08:23撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
6/8 8:23
2003年06月08日 08:41撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
6/8 8:41
下呂温泉を見降ろします。
2003年06月08日 08:57撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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6/8 8:57
下呂温泉を見降ろします。
2003年06月08日 09:01撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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6/8 9:01
記念に。
2003年06月08日 09:29撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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6/8 9:29
記念に。
御嶽ぼんやり。
2003年06月08日 09:30撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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御嶽ぼんやり。
2003年06月08日 10:48撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
6/8 10:48
帰り着いたらこんな風になっていました。
2003年06月08日 10:49撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
6/8 10:49
帰り着いたらこんな風になっていました。

感想

 大学を卒業してしばらくの頃、下呂で勤務していた事がある。。下呂は周囲を山に囲まれた温泉地で登る山に事かかず、その当時も見えてはいたのだろうが気にもとめなかった下呂御前山(ごぜんやま)に登ることにした。東京出張の翌日、平成13年6月8日、朝早く起き出発した。長女が2人目の子供を産み帰省していたので、妻は御留守番。国道41号線下呂バイパスに入り、トンネルの手前の信号機のある「森」交差点を右折し、すぐに左折し、またすぐに右折するとあとは「下呂御前山」の案内に従って進む。道が細くなると右手に「下呂御前山駐車場」とあるが、これをやり過ごしさらに先に進むと登山口があり、8時5分、そこに入った。すぐに立派な案内板があり、最近岐阜県が力を入れている「南飛騨国際健康保養地」と記されている。登山口の標高はすでに730mあり、標高差681m、距離にして4キロちょっとのコースのようである。整然と植えられた杉の林の中の、車も通れる程に広い道である。道端にはタチツボスミレが咲いているがゆっくりめでる事も無く、長いジグザグの緩やかな道を足早に歩く。林業のために設けられた車道なのであろう、所々に作業用の枝道が分かれており、そこに入り込まないように車道上方に向かって「下呂御前山」の道案内が立てられている。20分弱でアスファルトの広域林道下呂-萩原線に出、そこを少し下ると再び登山口があった。車での簡便登山をモットーとして、出来るだけ頂上に近い登り口から登る事にしているのだが、こんな所に登山口があるなんて残念無念。「この付近は、クマの生息エリアです。充分注意をしましょう」との注意看板のある登山口に入ると再び杉林の中の広い道を歩くことになる。歩き始めて30分で「五合目、880m」と書かれた真新しい木の標識が立つ広場に到着。丸太のベンチも用意されているが休憩はとらずそのまま歩き続けた。ここからは杉林から別れて雑木林の中の急な登山道となり、これを10分程登ると「六合目1000m」の標識に至る。10分で120mも登ったことに満足し、さらに登ると林道に出た。ここまで車で来れば随分と楽なのであろうが、この林道はどこから来てどこに続くものか判らなかった。これを渡って再び登山口に入ると、右下へ分かれる道があり、「お助け水」と記された標識が立てられていた。六合目からすでに10分以上登っているが七合目の印しがなく、多分七号目の標識は立てられていないのだろうと思っていると、20分程経った所で「七合目、1140m」の標識が現れた。ジグザグ道を登ると下呂の街が一望出来る展望台があり、そこから間もなく八合目、1250mに到着。「遥拝所跡」と記された広い台地であるが、立ち木に囲まれ展望はない。八合目から続く気持ちの良い広い道を歩きながら、両側に積もった落ち葉の中をよく見るとギンリョウソウが埋もれている。小さく、まだ子供のようであるが、立ち止まって眺めているおばさん2人が、もう少しするとこの道の両側にギンリョウソウが立ち並び、それはそれは綺麗だと云う。この葉緑素を持たない植物を余り好きになれないわたしは、想像しただけで気持ち悪くなった。今日、山の中で始めた会ったおばさん達を追い越し、九合目、1315mも過ぎ少し登ると、高岩神社に行く道が分かれている。ここは帰りに立ち寄る事にして先に進むと下りとなり、岩の急登を登り返すと頂上に着いた。登山口から1時間45分で、登山口に記されていた参考コースタイム2時間より随分早く登れたことに満足した。頂上には「空谷山下呂御前山、一四一一米」と彫られたこれまた真新しい御影石の柱が立っているが、南飛騨国際健康保養地の予算の無駄遣いとしか思われないような、山奥には不似合いなものである。周りをさえぎるものはなく、360度の展望が得られる。快晴ではあるがかすんでおり、白山や穂高の山並は見えないが、谷筋に雪を残す御嶽山が真近に見える。クマンバチが飛び交いおちおち眺めを楽しむ事も出来ず、先程のおばさん2人が頂上にやって来たのを期に、10時5分に下山し始めた。途中立ち寄った高岩神社は小さな祠があるだけであった。下山途中、多くのパーティーが登ってくるのに出会った。広域林道の登山口には、路肩に登って来る時には無かった6台の車が駐車されており、よく知っている人が沢山いるものだと感心した。11時25分に登山口に帰り着いた。登山口から500mの所にある駐車場は、来る時は誰もいなかったが満杯となっていた。良い天気に誘われて沢山の人がやって来たのだが、遠くから下呂に来てついでに山に登るという人には、下呂御前山よりは白草山を推薦したい。
 帰りに入った立ち寄り湯の「幸の湯」は銭湯のような所であったが、リニュウアルされて気持ちの良い温泉になっていた。たった300円の入浴料で、天下の名泉につかり汗を流す事が出来た。この2日後に東海地方は梅雨入りとなりその後雨の日が続きました。


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