【200名山・過去レコ】中央ア前衛・経ヶ岳(父子で思わぬヤブ漕ぎの後、大展望に感慨しきり…)


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,534m
- 下り
- 1,544m
コースタイム
天候 | 終日晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(復路)一旦山麓の仲仙寺へ下山、山腹をトラバースし往路の林道へ戻り、車をピックアップ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・昭文社ガイドブック「日本200名山を登る(2001年版)」に記載のある林道から5合目に至る登山路は廃道状態。 ・尾根通しの登路は樹林帯の中、山頂含めほぼ展望ナシ。途中、8合目ピーク(蔵鹿の頭)で唯一周囲が開け、南ア・中アや八ヶ岳の大展望。 |
その他周辺情報 | 羽広温泉「みはらしの湯」で日帰り入浴・食事可(大人500円) |
写真
感想
今回の親子ツアーのターゲット、中央ア前衛の経ヶ岳は、登山口からの標高差が結構あり、小2の長男には日帰りは少々タフかも、と親心で5合目直下まで通じる舗装の林道を進めるだけ進むことに。ところが、ここから尾根上の登山路に通じるはずの踏み跡がどうしても見つからず、暫く林道終点付近を彷徨い歩いた後、シビレを切らせ親子にて急勾配の伐採地を、切り株にしがみ付きながら藪漕ぎでよじ登る羽目に…。ようやく正規の登山道に飛び出してホッと一息、本コース唯一の展望地・8合目の大パノラマを楽しんだ後、再び展望のない樹林帯の道をひたすら登り詰め、昼前にようやく経ヶ岳山頂到着。居合わせるハイカーもいない静寂の中、親子での昼食を済ませ、そそくさと下山開始です。
途中、5合目から車を停めた林道終点への下降路を探すも、藪に阻まれて結局見つからず、傷心状態で麓の仲仙寺(羽広観音)へ一旦下山。山腹を回るショートカット路を越えて朝方登り詰めた林道へ復帰、1時間弱で何とか駐車地点まで帰り着きました。思いがけぬ藪漕ぎやら余計な林道歩きのアクシデントを乗り越え、全行程を歩き切ったムスコ殿の頑張りを労いつつ、車で羽広温泉へと下り、サッパリ入浴の後に夕食も済ませます。この時間調整で少し緩和した日曜夜の中央道の渋滞を潜り抜け、無事日付が変わる前に帰宅したアドベンチャー父子でありました。今回はどうにかケガもなく歩き切ることができましたが、このような無茶を繰り返すと、今は折角たまに物好きなオヤジに付き合ってくれているムスコ達も愛想をつかし、またまた孤独な修羅の旅に逆戻りとなりそうです。親子でのツアー催行の際は、達成感は二の次で、展望も良くルートのしっかりした楽しいコースを選ばねば、と改めて肝に銘じた次第です…。
[※2020年5月再録]
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