白駒池〜中山〜天狗岳〜にゅう 紅葉まだOKです

2012年10月13日(土) [日帰り]

• GPS: 10:24
• 距離: 14.7km
• 登り: 806m
• 下り: 812m

コースタイム

6:30 白駒池駐車場
6:50 白駒池
7:40 - 8:00 高見石小屋＆展望台
9:10 - 9:30 中山展望台
9:33 中山
10:20 中山峠
10:25 - 11:10 黒百合ヒュッテ
12:25 - 13:35 東天狗岳
14:00 天狗の奥庭
14:40 - 14:45 黒百合ヒュッテ
14:50 中山峠
15:00 にゅう・中山分岐
15:40 - 15:55 にゅう
16:25 白駒池・稲子湯分岐
16:45 白駒湿原
16:50 白駒池
17:20 白駒池駐車場

天候

晴れのちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

メルヘン街道（国道299号）を経て白駒池駐車場へ
駐車場の気温 -3℃（6:30時点）
6:30で8割程度の埋まり（白駒池に向かうカメラマン多し）
駐車場台500円を料金箱へ投入

コース状況／危険箇所等

状況を☆・□で示してみます。
　景色：　良い：☆〜☆☆☆、悪い：★〜★★★
　路面：　良い：□〜□□□、悪い：■〜■■■


白駒池駐車場 〜 白駒池　☆、□□□
　　平坦でスニーカーOK、道幅も広い
　　樹林帯のため眺望ないが、林に広がる苔がきれい

高見石小屋　☆☆☆
　　白駒池を見下ろす絶景が楽しめる
　　振り返ると、丸山の山肌が大きく迫ってくる
　　高見石小屋越しに、中央アルプスが良い感じに見える

高見石小屋 〜 中山展望台　★★★、■■■
　　岩がツルツルしてとても歩きにくい
　　眺望のきかない長く単調な上り坂に飽き飽きする

中山展望台　☆☆☆
　　西方向の眺めが抜群
　　苦労が報われた感じがして感動もひとしお

中山 〜 中山峠　☆☆、□□□
　　平坦でとても歩きやすい道
　　左手の眼窩に広がる景色は最高
　　ただし、左手は断崖絶壁につき、十分注意して歩行のこと
　　途中、天狗岳、硫黄岳を望む展望地は、一見の価値あり

中山峠 〜 東天狗岳　☆☆、■■■
　　眺めはいいが、ルート中、最も勾配きつい区間
　　左手は断崖絶壁につき、十分注意して歩行のこと
　　下りは、比較的勾配の緩やかな天狗の奥庭方面がお勧め

天狗の奥庭　☆、■
　　岩から岩へぴょんぴょん飛び跳ねて進む感じのルート
　　雨天時は十分注意

中山峠 〜 にゅう　★、□□
　　比較的平坦な下りが続き、歩きやすい
　　ただ、コース距離が長く(約1.5km)、後半はうんざりする
　　樹林帯を進むため、眺めもあまり良くないが、
　　途中何ヶ所か、断崖に出る展望地がある（足元に注意）

にゅう 〜 白駒池／稲子湯分岐　★★★、■■■
　　暗い樹林帯を進む道
　　岩や木の根が滑りやすい状態の下り坂なので、とても神経を使う
　　加えてコース間の距離が長いので(約1.5km)体力を消耗する

稲子湯分岐　〜　白駒池　★★、□□
　　平坦なコースなので、快適に歩ける
　　路面に転がっている丸太は滑りやすいので注意

写真

10/13 6:52

白駒池
太陽の光が3つになる不思議な現象をみました

10/13 6:53

湖面に映る紅葉がきれい

10/13 6:55

風がなく、静かな白駒池

10/13 6:56

絵のようです

10/13 7:28

森のいたるところに、苔がひろがっています
時期的に苔の青々さが、ちょっと足りない感じ

10/13 7:43

高見石小屋裏の展望台からの眺め

10/13 7:51

高見石小屋裏の展望台からの眺め
白駒池が見下ろせます
こうして見ると、赤い紅葉は湖の周りに多くあります

10/13 7:43

高見石小屋裏の展望台からの眺め
振り返ると丸山が迫ってきます

10/13 7:44

高見石小屋越のながめ

10/13 7:44

中央アルプスの山々が見えます

10/13 7:52

秋らしい雲と陽気
最高でした

10/13 8:06

霜がおりています
（高見石小屋から中山に向かう途中の広場）

10/13 8:16

中山に向かう道
石が滑りやすいのぼり坂
眺望なくうんざり

10/13 8:49

吹き溜まりには雹が・・・・・
前日に降ったようです

10/13 9:09

ようやく、中山展望台につきました（疲れた〜）

10/13 9:33

中山の山頂です

10/13 9:33

山頂の表示は、登山道脇に標識のごとく立ってます

10/13 9:44

中山の山頂から少し進んだところにある展望地
目的地のひとつの「にゅう」がみえます

10/13 9:38

同じく、中山の山頂から少し進んだところにある展望地
右手には天狗岳が迫ります

10/13 10:00

中山峠への道は眺めが良いです

10/13 10:09

見上げれば輝く紅葉がうつくしい

10/13 10:11

中山峠近くの展望地
天狗岳の存在感がすごい

10/13 10:19

中山峠に着きました

10/13 10:31

黒百合ヒュッテにつきました

10/13 10:31

黒百合ヒュッテ前の池には、氷が張っています

10/13 10:42

折角なのでお茶をします
（黒百合ヒュッテの右手カフェ＆土産物スペース）

10/13 10:42

カップケーキセット800円
リーズナブルです

10/13 11:00

うまっ！！！
（カップケーキはコケモモ入りのやつ）
まったりとした時間を過ごせました

10/13 11:27

中山峠から東天狗への登り始め
東天狗の雄姿は、○印の地点から撮影しました

10/13 11:28

頂上は遠い

10/13 11:30

まだ紅葉に間に合います

10/13 11:33

東側は断崖絶壁

10/13 12:06

東天狗への頂上まで、あとわずかの地点
天狗の露地が一望できます

10/13 12:06

こんな位置関係です

10/13 12:06

東天狗は切立ってます

10/13 12:25

西天狗はツルンとしてます

10/13 12:26

東天狗頂上から南側の眺望です

10/13 12:26

こんな山々が見えます

10/13 12:41

東天狗頂上に着きました！

10/13 13:13

南への縦走路
根石岳へ向かいます

10/13 13:48

10/13 13:48

東天狗から天狗の露地への下り道
下りは傾斜の緩やかなこのルートがお勧め

10/13 14:03

天狗の露地につきました

10/13 14:15

スリバチ池越しに見る天狗岳
池の水はほとんどありません

10/13 14:15

天狗の露地は岩だらけ

10/13 14:18

縞枯れが所々にある中山
（黒百合ヒュッテ近くの丘から）

10/13 14:49

中山峠に戻ってきました

10/13 14:55

中山峠近くの登山道からのながめ
夕方の景色は今ひとつ
是非午前中にご覧ください

10/13 14:55

夕方になると天狗岳に雲が
朝から続いた好天もここまでか

10/13 15:02

にゅうへの分岐点
ここからにゅうまで、45分の予定

10/13 15:30

にゅうへの道は、ほとんど樹林帯ですが、時折眺めのよいところがあります

10/13 15:44

にゅうに到着
薄暗くなってきましたが、目指す白駒池は遥か彼方・・・・

10/13 15:48

天狗岳は雲に覆われてしまいました

10/13 15:55

にゅう直下の岩場の隙間から南側をのぞむ

10/13 15:55

隙間に目を凝らすとそこには富士山が！危うくスルーするところでした
南八ヶ岳の山々に阻まれ、見ることはできないと思ってましたので拝めてうれしいです

10/13 16:09

針葉樹の林の根本には、次の世代の若葉が育っています

10/13 16:18

にゅうから白駒池への下り
濡れた石と根っ子が滑りやすく、とっても歩きにくい

10/13 16:26

白駒池と稲子湯の分岐点のある標識
これほど統一感のない地名もめずらしい
「ニュー中山」は、もはや別名

10/13 16:26

白駒池と稲子湯の分岐点
いやーな下りは、ここでほぼ終了
暗くなる前に下りてこれて一安心

10/13 16:29

だいぶ暗くなってしまいました
明るい時はきれいな苔林が、不気味な姿に

10/13 16:29

にゅうの森だそうです
ここのキャラは「こけ丸」だそうです

10/13 16:42

明るい場所まで来れてほっとしています

10/13 16:43

白駒湿原だそうです

10/13 16:43

この木道は、めちゃめちゃ歩きやすい

10/13 16:51

ついに漢字表記登場
「乳」だったんですか

10/13 16:51

朝と同じく静かな白駒池

10/13 16:53

んー、ピンボケかぁ、残念

10/13 17:19

漸くスタート地点に戻ってきました
長い一日でした

10/13 17:19

朝は一杯だったのに、もうほとんどいません

撮影機器：

EOS Kiss X6i CANON

mirumo2 SoftBank 944SH シャープ

感想

Hasssy

ゆるゆるハイキングコースのはずが、期せずしてガッツリ系トレーニングに変わってしまった山行でした。途中で十分な休憩を入れたものの、約11時間もの長丁場になってしまい、駐車場に戻ったときは既に日は暮れていて薄暗い状況でした。

当初、日頃の運動不足がたたってメタボ化した私のリハビリを兼ね、白駒池から中山、にゅうを経て、白駒池に戻る累積標高差600m程度の軽いルートを計画していました。ところが、好天と周囲の景色の良さに、「チョロっと天狗に行っちゃいますか！」ってことになって、東天狗を周回するルートを追加変更した次第。

結局、累積標高差登り990m／下り1020m、沿面距離約15kmと、振り返って見ればデータ的にも決してライトではないルートになってました。加えて足場の悪い場所があって足腰への負担が大きく、むしろハードなトレーニングになってしまいました。

幸い何事もなく無事に戻って来られましたが、やはりルート変更は原則なしで、変更するにしてもライト→ハードは控えるべきですね。今後の教訓にしたいと思います。