黒部峡谷錦繍

2018年10月28日(日) ~ 2018年10月29日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.7km
• 登り: 1,251m
• 下り: 2,128m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:35

7:50 黒部ダム駅
9:00 9:10 内蔵助谷出合
11:15 11:30 黒部別山谷
11:50 白竜峡
13:05 13:25 十字峡
14:20 半月峡
15:00 15:10 東谷吊橋
15:25 仙人谷ダム
15:30 仙人谷駅
16:25 阿曽原温泉小屋

2日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:05
• 合計: 5:10

5:15 阿曽原温泉小屋
6:50 6:55 折尾ノ大滝
8:00 大太鼓
8:20 志合谷
10:25 欅平駅
10:25 ゴール地点

ダムから下る道を間違え10分ほどロス。別山谷出合〜S字峡あたりは道が狭く崖状なので、難しくはないが緊張を強いられる。
その昔裏剱から阿曽原に下った時と現在では仙人温泉方面との合流点が大きく変わっていた。
阿曽原温泉小屋の温泉は17〜18時が男湯の時間となるが、一度に21人も入ったので芋の子洗い(^^ゞ
二日目は道幅も広めだったので、大太鼓付近を除いて初日より歩き易かった。
高度差があまりない道なので最初から最後まで紅葉が素晴らしかった。

天候

初日 晴れ、二日目 雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

大町の駐車場で前夜泊して入山。下山は黒部峡谷鉄道、新幹線、大糸線で大町まで戻ってきました。

コース状況／危険箇所等

下ノ廊下の歩道は大きなアップダウンがあるわけではないが、片側が切れ落ちている部分が多く緊張状態が続くためか、思いの外疲れた。
阿曽原小屋はこの日が最終営業日。50名定員のところ80数名宿泊。

その他周辺情報

黒部峡谷鉄道で宇奈月へ下りてきて、駅近くの「湯めどころ宇奈月」の日帰り温泉に駆け込む。
この時期の峡谷鉄道トロッコは寒かった。

写真

10/28 7:44

扇沢〜黒部ダムのトロリーバスはこの年で運行終了。
国内で残るはこの上の立山トンネルだけになってしまった。
トロリーバスは形状はバスだけど、法律上は電車扱いになります。

10/28 8:18

黒部ダムは放水されていた。
本当はダムの上から見てみたかったけど、時間の都合上割愛。

10/28 8:50

色づいた旧日電歩道を進んでいく。時折見える山の上は白くなっていた。

10/28 9:43

紅葉はちょうど見頃を迎えているようだ。

10/28 10:16

青空に映えて美しい。

10/28 10:31

雪渓が出てくる。下ノ廊下の歩道は整備に毎年苦戦するためシーズンが短い。この年は実質10月ひと月だけだった。

10/28 11:27

別山谷出合で一服したらフィックスロープを使って一段上がる。

10/28 11:54

ゴルジュが圧縮されてきたら白竜峡付近。

10/28 12:15

山肌の紅葉は素晴らしい♪

10/28 12:16

錦繍とはまさにこの事。

10/28 12:17

素晴らし過ぎます。

10/28 12:23

言葉が出てきません。

10/28 13:09

十字峡。長い間胸にあったこの地に初めて足跡を残す事ができた。

10/28 13:09

合流する剣沢。かつての相棒が存命の若かりし頃、ここを剣沢大滝下段まで行ってみようと企てた事を思い出しました。休みが合わず今考えれば止めておいて良かったですが。。

10/28 13:35

このあたり絶壁を絡んで登山道が続きます。

10/28 14:06

よくこんな処に道を造ったものです。

10/28 14:22

まったくドSな登山道です（笑）

10/28 14:26

S字峡。谷が深く光が届きません。

10/28 15:00

東谷吊り橋で右岸に渡る。

10/28 15:03

紅葉がカラフル過ぎる♪

10/28 15:26

仙人谷ダムを渡ってふたたび左岸へ。

10/28 15:30

黒部峡谷鉄道仙人谷駅。上部軌道に一般人は乗れません。
私は鉄道も好きなのでこういうのは興味津々。

10/28 15:35

美しい引上線の線路終端。

10/28 16:26

この日の宿、阿曽原温泉小屋に到着。今シーズン最終営業日でした。
50人定員のところ80数人いたようです(°°;)

10/28 17:04

ここの露天風呂に入るのは約30年ぶりくらいかな？
最後は芋の子洗い状態でした💦

10/29 6:25

二日目はスタートしてまもなく雨が降り出す。
でも紅葉はとってもきれい。

10/29 7:22

身体まで黄色く染まってしまいそう。

10/29 7:45

奥鐘山の大岩壁。

10/29 8:05

こんな危険なところに岩を穿って道を作ってくれた先人に感謝です。

10/29 8:32

二日間、最初から最後まで紅葉がピークの中歩けました。

10/29 10:40

久しぶりに乗る黒部峡谷鉄道は楽しかったけど寒かった。
登山者は窓なし、観光客は窓付きの車両に自然分かれていました（笑）

撮影機器：

DMC-FT3 Panasonic

装備

個人装備

ヘルメット

感想

hanagon60

下ノ廊下はこの前年に二回雨で流れ、今回は三度目の正直。
二日間紅葉のピークに当たって絶景を堪能出来たのは本当にラッキーだった。
通行可能期間の週末に人が集中するので、阿曽原小屋は日曜泊とはいえ大勢の人で賑わい、布団一枚に二人という状態。昔夏場に裏剱から下りてきた時の方が全然空いていた。
人気ルートの山小屋はまさに3密の状態になってしまうので、今後の山小屋はどのような方向になっていくのだろうか？　
自分としてはテントを利用すればいいのかもしれないが、小屋は経営的にも厳しくなりそうで心配です。