雪たっぷり守門岳周回
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 1,223m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
朝から雨が上がって快晴予報なので、霧雨降る中守門岳に向かった。午前6時には二口登山口に到着したが、予報に反して雨が止まない。強くはないがカッパがいる。時間もあるので、止んでから出発しようと雨待ち。車の中でゴロゴロしているがなかなかやまない。気象庁の嘘つきと腹の中で毒づきながら待つこと1時間、目の前を登山者が通過して行った。アレと思って外に出てみるとほとんど降ってない。ヤバイ出遅れた。これで縦走できなかったら一生の不覚だと慌てて出発。
○駐車場〜保久礼小屋
小屋までさしたる雪無し。飛ばしたつもりはないが意外に早く着いてしまった。
○保久礼小屋〜大岳
小屋はまだ開いていない、WCも使えない。出発し直ぐに雪道となる。先行者トレースがあり、ありがたく辿らせてもらった。お陰でRFなどの時間ロスがなく快調に歩けた。頂上手前で先行者が確認できた。相棒ではないのに心強く思う。大岳で先行者とドッキング、小腹を満たして出発だ。
○大岳〜守門岳
先行者はここから戻るとのこと、ここからは1人か…。初めての山域なので心細いが仕方ない。新しいトレースも見当たらないので古いトレースを拾いながら網張に向け出発した。
するといきなりの広い急坂だ。万が一滑り落ちても止まれるように藪が下に見える所を下り始めた。急だがしっかり雪が掴めるので意外に怖くはない。時々現れる登山道を頼りに網張まで下り、再び登り返す。多少おっかない所もあったが、これくらいで尻込みしていては雪山は登れないと自らを励まし薄いトレースを辿り分岐に到達する。
分岐に来たら二口コースからの新しいトレースに出会った。ここからは起伏の少ない稜線歩きで、しかもトレースを辿ればいいので気持ちはルンルンだ。山々にかかっていた薄い雲もとれ、真っ青な空に向かって登って行く気分は最高だ。先行者2人とすれ違い、頂上には我1人。快晴の頂上は正に360°の大展望だ。これだからやめられん!明後日登る予定の浅草岳もバッチリだ。
○守門岳〜駐車場
いつまでも居たいがきりがない。十分に堪能し、腹を満たしたら出発だ。お客さんが1人登ってきたので、密を避けるためにもこれを機に出発した。この大展望の中で密を気にしている自分が悲しい。そもそもそんな必要があるのか?
名残惜しいので雪原歩きを楽しみながら分岐まで来た。もしトレースがなければ慎重なRFが必要だが、とっても気が楽だ。苗場山を正面に見ながらどんどん下る。途中滝が見えるところがある。ここを過ぎたあたりから雪がなくなり、雪解け水が流れる登山道を下って行く。尾根が緩やかになると道がぬかるむ。護人清水でノドを潤し、一気に下る。林道に出れば駐車場は直ぐだ。駐車場にはすれ違った登山者の車が数台残っていた。駐車場を出て数分の所に水場があり、靴が洗えて便利だ。
結局、アイゼン、ピッケル、ワカンいずれも使わなかった。
※感想
今年は4月に入ってからの雪で残雪が多いとのこと。それにしても1,500mそこそこでこの雪の量には圧倒された。1週間前に深南部の2,000mでも雪がないのに、さすが豪雪地帯だと変に感心した。来年もこの山域に来るぞ!
すれ違った人〜6人
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