栗山ダム周辺山歩き
- GPS
- 07:39
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,112m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夫婦山登山口に車を停めて登山開始 月山登山口へは通行止めの為、アクセスできません |
コース状況/ 危険箇所等 |
月山の登山道と栗山ダム周辺以外は、登山道ではありません。 夫婦山の東側稜線は腰まである笹原歩きでした。踏み跡は無し |
写真
感想
月山、夫婦山、大日向山、3山を巡るコース
まずは月山
車で月山の登山口に向かって行くと通行止めのゲートあり、何?と看板をよく見ると、この先の夫婦トンネルで崩落の危険性があるとかで通行止め。
仕方なくゲートの前に車を停めて登山を開始する事にした。ちょうどここは、夫婦山登山口となっているので路肩に空きスペースがあった。
まずは月山登山口の駐車場に向けて車道を歩きだす。
危険性があるというトンネルを通過して、ダムの駐車場に着くとトイレも閉鎖されている。困ったもんだ!
月山への取り付きは、車道が終わるトンネルの脇から斜面を登り尾根に乗る。
岩がゴツゴツした斜面だが、登るにつれてアカヤシオの花が目立つようになってきて、目が癒される。尾根からは今市や鹿沼方面の展望が素晴らしく、気持ちの良い稜線歩きだ。
山頂に近づくと大笹牧場の後ろにそびえ立つ、女峰山の姿が見えてきて見ごたえのある景色だ。花に癒され景色にうっとりして、あっという間に月山山頂に到着。
少しの休憩を取って下山を開始。
下りの斜面からは、女峰山に引けを取らない高原山の雄姿、いつも近所から見ている高原山を真裏から見ている形になる。
ダムまで下山してダム湖をぐるっと周る予定であったが、立ち入り禁止の看板。みんなの足跡を見て行けると思っていたのでとても残念。
仕方がないので、引き返してダム湖を半周だけして夫婦山に向かう事にした。
2つ目の夫婦山に向けて・・・
ダム湖の一番奥に着くと鉄塔巡視路の看板があったので進んでみることにした。
左の斜面にピンクリボンが沢山あったのでそこかと思って登ってみると、マイクロ波の反射板への道だった。どうやら左に曲がったのが間違えで、直進するのが正解だったようだ。しかし急斜面を下るのも気が引けるので、反射板から藪漕ぎをして巡視路に出ることにした。
出た先の巡視路は、登山道より立派な道になっていてとても歩きやすい。
ただすぐにこの巡視路ともお別れして、上り切った場所から左に進路を変え夫婦山へ向けての尾根に向かう。
ここからは藪漕ぎの連続だ!ほとんど人には歩かれていない尾根のようで、獣の踏み跡しかない。猪や鹿の寝床が点々として、獣からの視線を感じる。藪がうっとうしいだけで、斜面はなだらかなので、手こずる事はなく夫婦山山頂に到着できた。
一つ目に登った月山は岩の山、この二つ目の山は笹の山、といった感じ。
休憩を取って再び同じ道を引き返す。先ほど歩いて来た巡視路に出て、ダム湖とは反対側に延びる鉄塔巡視路を進む。長い長い階段を下って黒い鉄塔に到着。
ここでしばらく休みしながら地図を見て大日向山へのルートを探す。
大日向山に真っ直ぐ進むと、谷まで下りて上り返しがある見たいなのでキツそうだ!周囲を見渡すと、隣りの鉄塔に向けて巡視路があるようなので、この道を進んでみることにした。やはり整備されているのだ歩きやすい道で、難なく次の鉄塔に着いた。
最後の大日向山へ
鉄塔から大日向山に向けて薄らと踏み跡を発見した。ただし最初だけ。ここを最後の山に向け歩き出すと、次第に斜面は急になり木々と掴みながらでないと登れない斜面となった。もちろん急な斜面なので踏み跡など何処にあるのか分からない。
急登を登りきると、だだっぴろい山頂部に出た。山頂部は固い笹に覆われていて、休める場所などない。しかしここで昼食にしたいよな〜と、キョロキョロすると1箇所だけ笹が無い2m位のスペースがあった。実はこのスペースは鹿の寝床だった。その為、笹が無い状態になっていた。
シートを広げるのには他にスペースが無いので仕方なく、ここで昼食をとる事にした。ただ、とても獣臭かった。そして鹿の毛がいっぱい。
ここの住民には少し迷惑をかけたかもしれない。
昼食を取り終え下山開始。大日向山からの下りは、尾根を外さなければ迷う事はないだろう。ただ、沢に出る最後の斜面は崖崩れがあったようで、コース取りに苦戦をした。
沢に降りると、去年の台風の形跡が残っていて、道も流されそのままの状態になっていた。何処に行っても、台風19号の爪跡はすさまじい物だと感じる。
集落まで下って八汐湖南岸を歩いていくと、湖畔には多くの釣り人でにぎわっている。真剣に釣りを楽しむ人、いちゃいちゃしながら釣りをするカップル。いんだか悪いんだか…
八汐大橋に着き、いつも通るたびに気になっていたトンネルを覗いてみた。
軽自動車がギリギリ通れるくらいの小さなトンネルで、中の照明は外されていて真っ暗。子供の頃に探検ごっこをした時の事を思い出す風景だ!
遊歩道のようになっていたので少し進んでみたが、浸食がはげしく危険を感じたのですぐに撤退。
橋まで戻り、たもとに停めて置いた原付にたどり着いて、本日の山歩きは終了となった。
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