【200名山・過去レコ】九州・雲仙普賢岳(親子3代晩秋九州ツアー第2部:紅葉の仁田峠よりプチ周回)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 263m
- 下り
- 480m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
(復路)仁田峠より路線バスにて雲仙ターミナルへ、バス乗り継ぎ小浜温泉・長崎駅へ移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・コース中、要所に案内道標等完備、特段の危険・不明瞭箇所等ナシ ・平成新山(雲仙岳最高標高点)は火山活動のため登山禁止 |
その他周辺情報 | 雲仙小地獄等、山麓に日帰り入浴可能な温泉等多数あり |
写真
感想
晩秋の親子3代九州ツアー、初日に尾鈴山ハイク後、市房山麓のキャンプ場にて1泊、2日目は市房山登山を計画するも、悪天のため阿蘇山(草千里〜火山博物館〜中岳噴火口)〜熊本城のユルユル観光に切り替え。小雨降る中、三角港よりフェリーにて島原へ、路線バスで薄暮の時間に雲仙小地獄の宿・KKRに到着。温泉入浴・夕食の後、明日の好天を祈念しつつ荷造りし早々就寝。翌日、朝6時過ぎ起床し、朝風呂を楽しんだ後、ロープウェイ始発便に合わせ予約のハイヤーにて仁田峠へ。天気は高曇り、雨こそ降っていませんが、山頂方面はガスに包まれ、不安の中での最終日スタートです。
晴れていれば極彩色であろう、山腹の紅葉を愛でながら妙見岳直下のロープウェイ駅到着。ムスコ達は昨日1日の休養・観光ですっかり元気回復、例によって2人揃ってケロロ軍曹敬礼ポーズで写真など撮りながら、ワイワイ賑やかに進んでいきます。観光客向けの石段を登り、展望台を過ぎると間もなく神社の建つ妙見岳山頂到着です。ここからは展望の開けた尾根歩き、遠望は利かないものの、稜線の紅葉をかき分けるように尾根道を進み、一旦下って名前が時期的にピッタリの紅葉茶屋へ(お茶屋はありませんが)。しばし休憩の後、登り返すこと20分強でかつての雲仙最高峰、普賢岳山頂踏破。今や、平成2年の大噴火で突如出現した平成新山がこの山域の最高点ですが、火砕流で報道関係者はじめ多くの犠牲者が出た記憶も新しく、記念撮影もそこそこに、溶岩ドームに向けて鎮魂の祈りを捧げます。
そうこうするうち、仁田峠から乗車予定のバス時刻まで残り50分を切り、そそくさと下山開始。天候は回復傾向、島原半島の遠望も少しずつ利くようになってきましたが、親子3代のデコボコグループ、お喋りも多く、薊谷の緩やかなハイキングコース歩きも意外に時間を要します。写真撮影もそこそこに先を急ぎ、satonaoと次男坊の2人が一足先に仁田峠のバス停へ帰着。バス出発時刻まで僅か3分、ハラハラしながら後続の爺ちゃんと長男を待ち、バス運転手にも声がけして、出発時刻を少し過ぎたところでようやく2人が到着。何とか一同で次の目的地・長崎へ向け移動開始です。
小浜温泉ターミナルでのバス乗り継ぎ待ち(40分)の間、翌日からそのまま西日本での仕事に向かうsatonaoは文具店で山装備を宅急便にて自宅宛発送。近所の寿司店で素早く昼食を済ませ、午後2時過ぎに長崎駅到着。一同で出島のオランダ商館など見物後、長崎空港から帰京の途につく爺ちゃんとムスコ2人を見送って、satonao1人でグラバー邸〜山の手洋館〜オランダ坂と暫しの長崎プチ観光を楽しみ、特急・新幹線を乗り継いで仕事先の山口・宇部新川へと移動したのでありました。
ともかくも、やや天候には恵まれなかったものの、3連休を利用した駆け足の行程で200名山2座を踏破、熊本・雲仙・長崎のプチ観光も一応楽しめて、まずまずの充実したツアーとなりました。ムスコ達も今回は心配された乗り物酔いも余りなく、最後まで元気に付き合ってくれました。次もまた同行してくれると良いのですが、何しろターゲットの山域が益々マイナー化する一方のため、「今回はどこ行くの?」という彼らの素朴な質問に、果たしてオヤジはちゃんと答えられるか、不安で一杯です…。
[※2020年5月再録]
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