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Yamareco

記録ID: 2346224
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

過去レコ 立岩〜荒船山(西上州のドロミテから荒船山を周回…)

2008年04月29日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.7km
登り
979m
下り
963m

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:40
合計
6:50
8:30
50
線ヶ滝登山口
9:20
9:20
30
ガレ場のベンチ
9:50
9:50
25
稜線鞍部
10:15
10:25
40
11:05
11:05
35
11:40
11:40
50
12:30
13:00
15
13:15
13:15
35
13:50
13:50
55
田口峠分岐
14:45
14:45
35
威怒牟機不動
15:20
線ヶ滝登山口
GPSデータにロストが多く今回のルートは手書きで入力しました
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
1、国道254号線の下仁田町から県道45〜93号線を走って南牧村役場に向かいます。
2、南牧村役場を通過して先に進み羽沢の交差点を右折すると星尾集落に入ります。
3、星尾集落内を走って線ヶ滝を通過し、少し走ると線ヶ滝登山口に到着します。
4、カーナビのマップコード:292 046 264
コース状況/
危険箇所等
1、線ヶ滝登山口から立岩の直登ルートには所どころ道標があり、踏み跡もあって道迷いはないと思います。
2、立岩周辺は岩場歩きの登山道でクサリ場やヤセ尾根があり、急登・急下降の箇所も多いため転倒・滑落には要注意です。
3、立岩の荒船山分岐点〜縦走ルート出合〜荒船山〜星尾峠の間は踏み跡が薄いものの、ミスコースしなければ特に危険個所はありません。
4、星尾峠〜田口峠分岐点〜威怒牟機不動分岐点は、2007年の台風被害で踏み跡が流失していたため、ルーファイしながら歩きました。
5、威怒牟機不動の周辺や線ヶ滝登山口までの間は台風被害で荒れていました。
6、いずれにしろ11年前の古い記録であり、現在のレポを調べることが必要です。
その他周辺情報 下山後は星尾温泉・木の葉石の湯で入浴可能です。(要確認)
https://hoshio-onsen.nanmokushoko.com/
南牧村の星尾集落に入って登山口に向かっていくと、西上州のドロミテと言われる岩峰が見えてきます。
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南牧村の星尾集落に入って登山口に向かっていくと、西上州のドロミテと言われる岩峰が見えてきます。
線ヶ滝を通過して少し走ると登山口駐車場に到着します。
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線ヶ滝を通過して少し走ると登山口駐車場に到着します。
登山口のすぐ先で星尾川に架かる橋が壊れており、沢を渡ると立岩のコース案内図がありました。(この時は昨年の台風被害は全く頭になく、後で考えると登山口の橋の流失は下山ルートの登山道流失の予兆でした…)
登山口のすぐ先で星尾川に架かる橋が壊れており、沢を渡ると立岩のコース案内図がありました。(この時は昨年の台風被害は全く頭になく、後で考えると登山口の橋の流失は下山ルートの登山道流失の予兆でした…)
案内図の先の田口峠の分岐点は立岩方面に向かい、しばらく進むと威怒牟機不動の分岐点がありましたが、ここは右手に進んで立岩の直登ルートに向かいます。
案内図の先の田口峠の分岐点は立岩方面に向かい、しばらく進むと威怒牟機不動の分岐点がありましたが、ここは右手に進んで立岩の直登ルートに向かいます。
右手に進んで杉林を抜けると、雑木林の先に岩峰が見えてきます。
右手に進んで杉林を抜けると、雑木林の先に岩峰が見えてきます。
やがてガイドブックに載っていたベンチを通過すると、東立岩と西立岩の鞍部に向かいます。
やがてガイドブックに載っていたベンチを通過すると、東立岩と西立岩の鞍部に向かいます。
丸太の階段を登ると長い鎖が付いたガレ沢となり、一組の夫婦連れが登っていました。(落石を避けるため少し待機しました…)
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丸太の階段を登ると長い鎖が付いたガレ沢となり、一組の夫婦連れが登っていました。(落石を避けるため少し待機しました…)
ガレ沢を通過すると斜上する岩場のバンドがありましたが、ガイドブックで紹介するほど難しい岩場ではないと思いました。
ガレ沢を通過すると斜上する岩場のバンドがありましたが、ガイドブックで紹介するほど難しい岩場ではないと思いました。
登山道の途中で眺めた西立岩の絶壁は凄いもので、南側に切れ落ちた大岩壁は大変な迫力がありました。
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登山道の途中で眺めた西立岩の絶壁は凄いもので、南側に切れ落ちた大岩壁は大変な迫力がありました。
斜上する岩場のバンドを通過すると稜線に上がり、山頂まで0.5kmの案内道標とベンチが置いてありました。
斜上する岩場のバンドを通過すると稜線に上がり、山頂まで0.5kmの案内道標とベンチが置いてありました。
やがて湿った沢のような北側斜面を登り、短いクサリで左上にトラバースすると北東側稜線に上がります。
やがて湿った沢のような北側斜面を登り、短いクサリで左上にトラバースすると北東側稜線に上がります。
さらに10m程のクサリの付いたハシゴを登ります。
さらに10m程のクサリの付いたハシゴを登ります。
山頂に続く稜線に上がると眼下の星尾集落が箱庭のように見えました。
山頂に続く稜線に上がると眼下の星尾集落が箱庭のように見えました。
少し進むと登山道横に古びた手彫りの木像が置かれていましたが、中腹に祀られた威怒牟機不動に関係する仏像でしょうか…。
少し進むと登山道横に古びた手彫りの木像が置かれていましたが、中腹に祀られた威怒牟機不動に関係する仏像でしょうか…。
あちこち遊びながら登って来たこともあり、登山口から1時間45分で西立岩に到着しました。
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あちこち遊びながら登って来たこともあり、登山口から1時間45分で西立岩に到着しました。
山頂からは西側の展望が広がっており、すぐ目の前に荒船山(経塚山)が見え、その左側には御岳と兜岩山が見えていました。
2008年04月30日 10:16撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
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4/30 10:16
山頂からは西側の展望が広がっており、すぐ目の前に荒船山(経塚山)が見え、その左側には御岳と兜岩山が見えていました。
山頂北側からクサリのある稜線を下り、大きな岩峰を巻いて進むとベンチがあったため、一休みして行動食を取ることにしました。
山頂北側からクサリのある稜線を下り、大きな岩峰を巻いて進むとベンチがあったため、一休みして行動食を取ることにしました。
少し休んで歩き始めるとすぐ先に小さな岩場があり、ここには10m程の短いクサリが下っていて、休憩中に先行していったおばちゃんが登っていました。
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少し休んで歩き始めるとすぐ先に小さな岩場があり、ここには10m程の短いクサリが下っていて、休憩中に先行していったおばちゃんが登っていました。
小さな岩場をクサリで登ると細いヤセ尾根の登山道を進みます。
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小さな岩場をクサリで登ると細いヤセ尾根の登山道を進みます。
少し先に進んで振り返ると歩いてきた西立岩(右奥)が見えました。
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少し先に進んで振り返ると歩いてきた西立岩(右奥)が見えました。
予定より少し遅れて荒船山の分岐点に到着すると、分岐道標に案内表示がありません。
ガイドブックには分岐点からヤブを漕いで歩く…と読んだ記憶があり、ヤブに延びる薄い踏み跡をたどろうとすると、文字は薄れていましたが道標に経塚山…と手書きしてありました。
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予定より少し遅れて荒船山の分岐点に到着すると、分岐道標に案内表示がありません。
ガイドブックには分岐点からヤブを漕いで歩く…と読んだ記憶があり、ヤブに延びる薄い踏み跡をたどろうとすると、文字は薄れていましたが道標に経塚山…と手書きしてありました。
この分岐点から右奥に進むのが正しいようで、ヤブの中の薄い踏み跡をたどっていくと、やがて岩稜を巻く登山道になりました。(これもガイドブックに書いてあった通りでした…)
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この分岐点から右奥に進むのが正しいようで、ヤブの中の薄い踏み跡をたどっていくと、やがて岩稜を巻く登山道になりました。(これもガイドブックに書いてあった通りでした…)
所どころの赤テープを目印に先に進み、ヤブを掻き分けて少し登ると、尾根沿いの登山道になりました。
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所どころの赤テープを目印に先に進み、ヤブを掻き分けて少し登ると、尾根沿いの登山道になりました。
踏み跡の薄い稜線をさらに進んで行くと、縦走ルートに突き当りました。
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踏み跡の薄い稜線をさらに進んで行くと、縦走ルートに突き当りました。
分岐点から右手に進むと黒滝山方面に向かいますが、少し先にあった案内道標を見ると、黒滝山不動寺まで8.4kmの表示がありました。(現在は毛無岩手前の登山道崩落で通行禁止です…)
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分岐点から右手に進むと黒滝山方面に向かいますが、少し先にあった案内道標を見ると、黒滝山不動寺まで8.4kmの表示がありました。(現在は毛無岩手前の登山道崩落で通行禁止です…)
縦走路出合から20分程で荒船山(経塚山)取付きの分岐点があり、ここは直進して荒船山(経塚山)の山頂に向かいます。(左手に進むと星尾峠…)
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縦走路出合から20分程で荒船山(経塚山)取付きの分岐点があり、ここは直進して荒船山(経塚山)の山頂に向かいます。(左手に進むと星尾峠…)
分岐点から岩場混じりの登山道を20分程登ると、西立岩から2時間程で荒船山(経塚山)の山頂に到着しました。
山頂で4人パーティーと単独の登山者が休んでいましたが、連休中の割に意外に登山者が少なく、ゆったりと昼食場所を確保することが出来ました。
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分岐点から岩場混じりの登山道を20分程登ると、西立岩から2時間程で荒船山(経塚山)の山頂に到着しました。
山頂で4人パーティーと単独の登山者が休んでいましたが、連休中の割に意外に登山者が少なく、ゆったりと昼食場所を確保することが出来ました。
荒船山(経塚山)の山頂は周囲が樹林帯で展望がなく、南側にローソク岩が見える程度なのが残念でした。
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荒船山(経塚山)の山頂は周囲が樹林帯で展望がなく、南側にローソク岩が見える程度なのが残念でした。
山頂でゆっくり昼食タイムを取ると、艫岩分岐に下って星尾峠に向かいます。
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山頂でゆっくり昼食タイムを取ると、艫岩分岐に下って星尾峠に向かいます。
途中で山頂で見かけた単独の登山者が引き返して来て、星尾峠から線ヶ滝方面に下る登山道が消えている…と教えてくれました。
星尾峠に行って見ると佐久側の荒船不動ルートに通行止めの看板が立っており、南牧側の斜面は大きく崩落して登山道が消えていたのです…。
崩落箇所の手前で踏み跡を探すとヤブの中に薄い踏み跡が見つかりました。(この時は下山ルートを探すのが精一杯で、写真を撮る余裕はありませんでした…)
途中で山頂で見かけた単独の登山者が引き返して来て、星尾峠から線ヶ滝方面に下る登山道が消えている…と教えてくれました。
星尾峠に行って見ると佐久側の荒船不動ルートに通行止めの看板が立っており、南牧側の斜面は大きく崩落して登山道が消えていたのです…。
崩落箇所の手前で踏み跡を探すとヤブの中に薄い踏み跡が見つかりました。(この時は下山ルートを探すのが精一杯で、写真を撮る余裕はありませんでした…)
ヤブを下ると確かに登山道らしい薄い踏み跡があり、少し先に靴跡らしいものも残っていました。
昨年秋の台風9号の豪雨被害で星尾峠の登山道が崩落していましたが、沢沿いを下って行くとさらに豪雨の被害は深刻でした。
沢の川底の岩盤が剥き出しになったり、登山道が消滅して7〜80mも倒木とゴロ岩の河原になったりと、星尾峠からの登山道は廃道同然の状態でした。
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ヤブを下ると確かに登山道らしい薄い踏み跡があり、少し先に靴跡らしいものも残っていました。
昨年秋の台風9号の豪雨被害で星尾峠の登山道が崩落していましたが、沢沿いを下って行くとさらに豪雨の被害は深刻でした。
沢の川底の岩盤が剥き出しになったり、登山道が消滅して7〜80mも倒木とゴロ岩の河原になったりと、星尾峠からの登山道は廃道同然の状態でした。
登山道が消えていても星尾川沿いを下ればルートに間違いはないハズで、折り重なった倒木や岩ゴロを越えて下って行くと、所どころに薄い踏み跡も残っていました。
時々立ち止まって下る方向を確認し、荒れた星尾川沿いのルートを下っていくと、星尾峠から30分程で田口峠の分岐点に到着しました。
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登山道が消えていても星尾川沿いを下ればルートに間違いはないハズで、折り重なった倒木や岩ゴロを越えて下って行くと、所どころに薄い踏み跡も残っていました。
時々立ち止まって下る方向を確認し、荒れた星尾川沿いのルートを下っていくと、星尾峠から30分程で田口峠の分岐点に到着しました。
田口峠分岐からは威怒牟機不動に向かった方が登山者に会う確率は高いハズであり、分岐点から左に進むと大荒れの星尾川を渡って左岸側を下ることにしました。
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田口峠分岐からは威怒牟機不動に向かった方が登山者に会う確率は高いハズであり、分岐点から左に進むと大荒れの星尾川を渡って左岸側を下ることにしました。
しかし、威怒牟機不動に向かう登山道も大変荒れており、山側から枝沢が流れ下るところでは、沢そのものが原形を留めていませんでした。
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しかし、威怒牟機不動に向かう登山道も大変荒れており、山側から枝沢が流れ下るところでは、沢そのものが原形を留めていませんでした。
それでも田口峠分岐から50分程で威怒牟機不動の分岐点まで下ると、先が見えたこともあり威怒牟機不動に寄って見ることにしました。
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それでも田口峠分岐から50分程で威怒牟機不動の分岐点まで下ると、先が見えたこともあり威怒牟機不動に寄って見ることにしました。
威怒牟機不動も台風の被害がひどかったようで、祠手前の沢に架かる橋が流されており、祠近くまで行けませんでした。(この時は沢を渡る気力も失せていました…)
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威怒牟機不動も台風の被害がひどかったようで、祠手前の沢に架かる橋が流されており、祠近くまで行けませんでした。(この時は沢を渡る気力も失せていました…)
威怒牟機不動からは荒れた沢沿いの登山道を下り、直登ルートの分岐点を通過すれば登山口はもう間もなくです。
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威怒牟機不動からは荒れた沢沿いの登山道を下り、直登ルートの分岐点を通過すれば登山口はもう間もなくです。
駐車場に戻って道具を片付けた後、帰宅途中で線ヶ滝に寄って見ましたが、名前のとおり細く長い滝であり、岩肌のピンクのツツジが大変綺麗でした。
2008年04月30日 15:43撮影 by  Caplio GX100 , RICOH
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4/30 15:43
駐車場に戻って道具を片付けた後、帰宅途中で線ヶ滝に寄って見ましたが、名前のとおり細く長い滝であり、岩肌のピンクのツツジが大変綺麗でした。

感想

1、ガイドブックを調べて立岩〜荒船山の周回ルートを歩くことにしましたが、2007年秋の台風9号の豪雨被害は深刻でした。
2、当時、南牧村では孤立集落が発生したと言う新聞報道を見ていましたが、登山道がこれ程荒れているとは予想だにしておらず、下調べのない思い付きの山歩きはダメだと言うことを実感しました。
3、未だ実現していませんがこのルートをいつか再挑戦したいと思っています。

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体力レベル
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