大室山 - やっぱり山頂はガス。でも静かな西丹沢を満喫。
- GPS
- 07:17
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,736m
- 下り
- 1,736m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 7:12
07:00 林道終点
07:40 白石の滝
08:20 白石峠
08:44 加入道山
09:08 前大室
10:05 大室山(小休憩)10:23
10:28 犬越路分岐
11:36 犬越路(大休憩)12:30
13:38 用木沢出合手前(中休憩)13:50
13:55 用木沢出合
天候 | 朝のち曇りのち晴れ。ただし山頂はガス。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時半で私が一番乗りでした。下山時には自車を含め3台でした。 西丹沢自然教室から用木沢出合までの道は、相互通行不可能な道幅の部分が何ヵ所かありますので、スピードを控えめに。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが、白石の滝に着く前の涸れ沢の合流点で、右か左か不明瞭な場所があり、私は左に行ってルートを外れたようでした。それでも強引に踏み跡を進んでルートに復帰できました。また、クサリ場が白石峠手前と犬越路手前にありますが、どちらも無理に利用する必要はありません。 用木沢出合〜白石峠 沢沿いのルートを何回か渡りながら登った後、白石の滝までを少しだけ急登し、白石の滝過ぎると、また沢登りがあり、白石峠までまた急登、という感じです。 クサリ場が1ヵ所ありますが、必須ではありません。 なお、白石峠までのルートと白石峠の位置がGPSと異なっていますが、どちらが正しいのか不明です。GPSが正しい気もするが・・・ 白石峠〜加入道山 尾根筋の登り。それほど急登ではありません。 加入道山〜大室山 何度か上り下りを繰り返し、犬越路分岐手前には急登がありますが、基本的には気持ちが良く歩きやすい稜線歩きです。木道、木段もあります。 大室山〜犬越路 傾斜がきついところもありますが、笹原があったり、変化が楽しい尾根下りです。 クサリ場が1ヵ所ありますが、必須ではありません。 犬越路〜用木沢出合 沢(というより川)沿いのルートです。砂地で滑りやすいので注意。 シッカリした橋も何度か渡ります。川の水が青くきれいでした。 |
写真
感想
天気予報では文句なしの晴れだったので、先月末に味を占めた丹沢へ。ただし今日は、西丹沢の加入道山から大室山の山稜歩きが目当てだ。地理的には道志村からの方がアクセスが便利なので検討してみたが、やはり道志村側からの周回は難しいということで、ごくポピュラーな用木沢出合を起点に時計回りのルートとした。
落ち葉も結構あったが緑も多かった。もちろん木によるんだろうが、この辺の紅葉ってこれからなんだろうか。まぁ紅葉目的ってわけでもないので、いいんですけどね。
白石峠から大室山、おまけで犬越路までの稜線と尾根筋は、期待通りの丹沢の道だった。何より東丹沢に比べ、だんぜん静かなのが良い。約7時間の間に会ったのは確か8組だった。(うち6組とは犬越路までの下りで。数えられるだけでもすごい。)
残念なのは、今日も山稜にはガスがまとい展望が無かったことだが、ガスが太陽で温められて発生することを考えると、天気が良い午前中は特に仕方がないのかもしれない。
大室山山頂では、甲斐犬を連れた人と少し話し込んだが、畦ヶ丸へのルートも楽しいと聞いたので、いつか歩いてみようと思う。彼は鐘撞山方面に向かった。若干ルートに不安があったようだが、無事目的を果たしただろうか。
犬越路までの尾根下りでは、10人以上の熟年グループとすれ違ったが、先頭と思しき人がすれ違う際に、「後ろから団体さんが来るよ」と教えてくれた。思えばそれは「私は団体のメンバーではないよ。」という意思表示だったのかもしれない。ウン、言いたくなる気持ちもわかる気がする。
昼食は甲斐犬の主人にも勧められた犬越路の避難小屋を拝借したが、休憩中に2組が訪れた。
最初は小学生くらいの男の子。「何人で来たの?」「登山」ん?改めて「な・ん・に・ん・で、来たの?」「3人」「お父さんとお母さん?」「そ。僕一人っ子だから」「そっか・・・」その後入ってきたお父さんに「これから登るんですか?」「子供が大変そうなので、ここまでにして戻ります。」
次に鈴を鳴らしながら覗きに来たのは山ガール。と言ってもブームに乗った初心者でもなさそう。彼氏か旦那さんと一緒なのかな。中を見回して「意外ときれいですね。」と。
ところが。
昼食を食べ終え、用木沢出合に向かおうと小屋を出ると、なんと先ほど小屋を覗いていった2組が、寒風の中ジャンバーを着込み、小屋前のテーブルで休憩していました。休憩しようと思って小屋を覗いたのかもしれないですね。私は一緒でも構わなかったんですが、配慮が足りず、なんか申し訳ない。。。とは言え、逆の立場だったら、自分も中には入らなかっただろうから、ま、不運だったとあきらめてもらうしかないですね。
ところで、あの鈴を鳴らしていた山ガールは単独だったんだけど、どうも私のすぐ後を降りてきたみたいで、後ろで、あの小屋を覗く時に鳴っていた鈴の音が鳴り続けていた。しかも、私の歩速は決して遅くないと思うのだが、しっかり付いて来ていたので「やるじゃん」と思っていたんだけど、あと15分くらいで用木沢出合、という辺りで、プッツリと音が途絶えてしまった。
なんか心配になったのと、このままゴールしてしまうのがもったいない気がして、ゴール前の、高さのある最後の橋の下の河原で、コーヒーを飲むことにした。休んでいる間に彼女は通過していくだろう。が、20分は休憩したはずなのに、彼女が通過する姿は確認できなかった。どういうことだろう。もちろん、じっと登山道を監視していたわけではないので、見過ごしただけかもしれないが。。。
そもそも、あの鈴の音は本当に彼女だったのか?
車に戻って帰宅準備を終えてからも、何するでもなく時間をつぶしてみたが、結局彼女は現れなかった。
迷う道ではないし分岐もない。何か突発的な事故?それとも・・・
12:00から12:30頃、犬越路で休憩後、用木沢出合に向かったと思われる山ガール。もしこの文章を見たら、こっそり名乗り出てくれないかなぁ。
それにしても丹沢の山稜は素晴らしい。ますます好きになってしまった。より長く歩くために、車での周回ではなく縦走を考えたくなった。
初めましてkinoeさん。
白石峠までの道ですが、地形図や昭文社の地図ですと尾根道を登り詰めた処が白石峠となっておりますが、現実の登山道はすり鉢状の地形を登り詰めて地図上の白石峠の50m程北に出るようですね。
以前同じルートを廻った後で西丹沢自然教室でこの点を指摘しましたら、係の方も地形図を見て現実の登山道とは違いますねとのことでした。
同日の登山で、私は白石峠の標識から南に50m程進み、地形図上で白石峠とされている多少盛り上がったところから東に向けて鹿よけ柵が開いていて道のようになっている処を見つけましたが、その日はそれ以上下ることはせず、現在宿題としています。
ootonocyanさん、
白石峠の地形図とGPSとの相違の件、ご連絡をありがとうございました。やはりGPSが間違っていたわけではなかったようですね。
ただ、改めて他のヤマレコ記録を見てみると、中には地形図と同じ線を描くGPSデータも存在したので、ootonocyanさんが言われる「東に向けて鹿よけ柵が開いていて道のようになっている処」にも、別ルートがあるのかもしれません。
次回行った時には、その点を確認したいと思います。
改めて、ありがとうございました。
kinoe
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