記録ID: 2367021
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無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
庚申山〜鋸山〜皇海山クラシックルート 不動沢のコルで幕営
2020年05月29日(金) ~
2020年05月30日(土)
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- 18:59
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,111m
- 下り
- 2,088m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 10:28
天候 | 両日ほぼ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・庚申山のお山めぐりは看板に上級者向けとありました。そこそこ高度感のあるハシゴ・吊橋などで適度にスリル有り。 ・鋸山前後は予想通り鎖・ロープ多数のなかなか激しいアップダウン。 ・鋸山〜六林班峠は所々で腰〜背丈ほどの藪漕ぎで延々とトラバースで谷側が切れ落ちてる箇所もあり、踏ん張りながら歩くのがかなり疲れます。 更に六林班峠〜天下の見晴までは小さな沢と枯れ沢や崩落跡の斜面を何度も渡り忍耐を要する区間です。 ・全般的に目印、踏み跡ありますが、六林班峠〜2回ほど踏み跡外しウロウロ。今回できるだけGPS見ずにわからなくなったら戻り、踏み跡と目印を探して修正するようにしました。微妙にわかりにくいところが数か所ありました。 |
写真
ようやく天下の見晴らし分岐まで来ました。六林班からここまで3時間半近く。ここは皆さん言ってますが標準CTより明らかにオーバーします。だから余計長く感じる…。
疲れたけど期待させるネーミングなので立ち寄ることに
疲れたけど期待させるネーミングなので立ち寄ることに
感想
★当初日帰りで検討していた皇海山のクラシックルート。昨年秋に谷川岳馬蹄形と先にどちらに行こうか少し迷って見送ってました。
ただここを日帰りでというのはこのご時世と体力的に不安があったので、ならば今後の軽量化と万一の為にプチビバーク体験をしようとテン場でない不動沢のコルでツェルト泊にしました。
ツェルト は前から持っていたもののテントとしての張り方がわからず眠ってました。
この自粛中に練習したものの、いざ現地では砂混じりの土でペグの刺さりが甘いし適当な石がほとんどないし、向きを間違えて張り直しするわで1時間近くもかかってようやく落ち着けました。
★この辺りは庚申山荘以外は避難小屋もなく1人で過ごす夜はやっぱりこわいですね〜
夕方から夜遅くまで近くで鹿が頻繁に警戒音を発してました。
ほとんど風もなく、自分の寝返る時のガサゴソ音も鹿に聞こえるのかその度にあの甲高い声が^^;
まぁお邪魔なのはこちらの方だから。鹿さんごめんよ…。
★ツェルトは結露が凄くて超吸収タオルが大活躍でした。フライがあれば快適なんでしょうけど一泊ならこのままでもなんとか。
風がなかったから良かったものの、強風だとしずく落ちまくって大変ですね。
★皇海山はアクセスも悪く眺望もほとんどないことから百名山としては不評のようですが、山深いので見渡す限り人工物が何もなく、登山道もほどほどに整備されてます。
そして何より歴史ある信仰の山ですし、人も少なめで静けさを求める山行にはもってこいです。
★まだコロナ不安が続きますが、こうして心置きなく山を再開出来ることがいかに有難いことなのかとあらためて感じられた山行なのでした。
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