記録ID: 236894
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ハイキング
丹沢
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳・檜洞丸
2012年10月20日(土) [日帰り]
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 09:12
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,408m
- 下り
- 2,136m
コースタイム
07:10 大倉
08:30 堀山の家
09:13 金冷シ
09:30 塔ノ岳(1491m)-09:35
10:25 丹沢山(1567.1m)
11:45 蛭ケ岳(1673m)-12:00
14:35 檜洞丸(1601m)
15:50 ゴーラ沢出合
16:20 西丹沢自然教室
08:30 堀山の家
09:13 金冷シ
09:30 塔ノ岳(1491m)-09:35
10:25 丹沢山(1567.1m)
11:45 蛭ケ岳(1673m)-12:00
14:35 檜洞丸(1601m)
15:50 ゴーラ沢出合
16:20 西丹沢自然教室
天候 | 晴れのち曇り 山頂部は風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
<電車> 小田急線・渋沢駅 <神奈中バス> 渋沢駅北口→大倉(200円) 【復路】 <富士急湘南バス> 西丹沢自然教室→新松田駅(1150円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート上に危険箇所はありません。 大倉→塔ノ岳間、檜洞丸→西丹沢自然教室間は、木道や木段、道標が十分整備されており、トイレも要所要所にあります。 蛭ヶ岳→檜洞丸間は決して十分とはいえません。 どんぐりハウス前で登山届の提出を呼び掛けていました。 【大倉→塔ノ岳】 バス終点の大倉からバス通りを登り、舗装路から石が敷き詰められている登山道が伸びています。 見晴茶屋を過ぎるころから、木段や木道が多くなりはじめます。 道幅は広く二人並んで歩いても十分な幅が確保されています。 駒止茶屋、堀山の家を経由して樹林を抜けて振り返ると、眼下に市街地と相模湾を見下ろせます。 木段が長く続き、金冷シで左から鍋割山稜と合流するので右に進路をとって登りつづけると塔ノ岳の広い山頂と尊仏山荘が現れます。 塔ノ岳山頂には、ベンチや椅子がたくさん設けられています。 【塔ノ岳→丹沢山】 開放的な稜線に登山道が伸び、木道や木段がたくさん設けられています。 その中の一つの木道は、施設管理票によると平成14年(2002年)に敷設されたもので損傷もなく歩きやすい状態でした。 一方、木道が敷設されていない所では、深い轍の中を歩く箇所がありました。 丹沢山山頂は広く平らになっていて、山頂表示は石でできていて、そこから少し離れた場所に、みやま山荘があります。 山頂は樹林に囲まれて見晴らしはよくありません。 みやま山荘に隣接した公衆トイレは新しく、足踏み式の水洗でした。 【丹沢山→蛭ヶ岳】 はじめは木段をどんどん下っていきます。 しばらく樹林帯ですが、ほどなく、笹原の稜線歩きに変わります。 鬼ヶ岩ノ頭を過ぎるとクサリ場がありますが、クサリに頼ることなく進むことが可能です。 蛭ヶ岳山荘の先が神奈川県最高峰・蛭ヶ岳山頂です。 山頂には椅子がいくつか設けられています。 【蛭ヶ岳→檜洞丸】 最初は、傾斜が急な下り道で、クサリやロープが設けられているところもあり、これらを頼りに進むため注意が必要です。 左右が崖になっていたり、登山道に木々が伸びて進路を邪魔している箇所もあります。 臼ヶ岳の山頂手前で90度右折する箇所に四角い椅子が設置されています。 ここから下り道になり、とたんに道が荒れ出します。 踏み跡が不明瞭になり、木段は朽ち、倒木が多く、また、道標の数も極端に減ります。 崩落した登山道に鉄橋が設けられていたり、垂直降下するハシゴを下ります。 右手に開けた沢の細い稜線を渡ると登りが始まり檜洞丸に伸びています。 登山道には朽ちた木段の残骸が転がり、その脇に新しく敷設する木段の材料が置かれていました。 青ヶ岳山荘を通過するとすぐに檜洞丸山頂に至ります。 山頂は樹林に囲まれ展望が悪く、広く平らで、椅子が設けられています。 【檜洞丸→西丹沢自然教室】 山頂から木段・木道を下りると左手に風速計を少し大きくした風力発電設備が現れ、その先には木道が長く続き、石棚山稜との分岐に至ります。 右に進路をとると本格的な下り道になります。 岩がゴロゴロしていたり、クサリやハシゴが設けられています。 左手に展望園地を経ると左手から水音が聞こえ、白い石の川原・ゴーラ沢に降り立ちます。 2回徒渉して再び山道に入り、ゆるい下りの登山道を進むと舗装路に至ります。 舗装路を下ると右手に吊り橋が見え始めるとともに西丹沢自然教室に到着します。 【立ち寄り湯】 中川温泉ぶなの湯 http://www.town.yamakita.kanagawa.jp/contents_detail.php?frmId=241 |
写真
感想
【計画】
丹沢は、なじみの薄い小田急沿線のせいか、奥多摩を縄張りにしている私にとっては近くて遠い存在、と勝手に思っていました。
地図はあっても開かないのももったいない気がしていて、たまにはプチ越境もいいかと思い、昨年9月の訪問以来、2回目の山行になりました。
本当は先週行くはずでしたが、寝坊したため、当初計画より一週間遅れになりました。
【山の天気】
天気予報では秋晴れの行楽日和ということで、意気揚々と自宅を出たのですが、大倉に到着すると何やら怪しげな黒い雲が。。。
気にせず登っていくと日差しはなくなり、花立山荘から見下ろした時には下界が晴れているのがわかる程度に視界はあったのです。
それが塔ノ岳到着前にはガスが立ち込める始末で、山頂では全くの見晴らしなし。
おまけに、気温が低く、風も強いため、汗をかいた体が次第に冷えてくるのがわかります。
丹沢山、蛭ヶ岳と進むにつれて天候が悪くなる一方でしたが、雨が降っていないことが幸いでした。
それでも、蛭ヶ岳を諦めて引き返してきたという方とすれ違い、その方がいいのかなと思いました。
結局、進み続け、蛭ヶ岳に到着したときは、そそくさと昼食を済ませ、ご褒美のコーヒーもなく下山を開始しました。
【紅葉】
ところどころ色づいているものの、まだ少し早いようです。
丹沢は、展望がいいスポットも多く、また、開放的な登山道が長いので、天候が良ければ気持ちいい山歩きが楽しめそうです。
来月ももう一度訪れて紅葉を楽しみたいと思いました。
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こんばんは、yamaheroです。
丹沢主脈と丹沢主稜で、日帰りとなっていたので
とうとうLArcさん、狂ってしまったのでは?
と思いました。
大倉から登って蛭ヶ岳→檜洞丸→西丹沢教室、
いつも焼山から塔ノ岳までの主脈ばかり頭にあったので
このコース取りは考えていませんでした。
陽の短い今の季節、丹沢主脈縦走より良さそうですね。
でも、一歩間違えば真っ暗ですね。
いつもコメントありがとうございます。
そして、ご指摘どうもありがとうございます。
丹沢主脈は蛭ヶ岳から焼山に延びていたのですね。
誤解を与えるのでタイトル変更しました。
焼山のコースも面白そうなのでプランを立てて行ってみようと思いました。
しかし、問題はバス便と日の短さなので、時期を考えないといけませんね。
今回のコースは、天候悪化で山頂滞在時間が短かったため、何とか日没に間に合いました。
本当はゆっくり昼食をとり、稜線ものんびり歩きたかったのです。
それにしても丹沢はコースが豊富で、行ってみたいところも満載です。
是非天気のいい日に再訪したいのです。
こんばんわ。
ちょこちょこ見ていただいてますよね?
ありがとうございます。
このコース逆コースを歩いたことがあるのですが、
LArcさんは本当に素晴らしいタイムですね。
このルートだと、西丹沢自然教室前の終バスを気にしないといけないので、ある程度自信がないとできないというのもあると思います。
私は途中で膝が逝ってかなり大変でした。
いつかリベンジしたいコースです。
はじめまして、コメントありがとうございます。
丹沢周辺をよく歩いていらっしゃいますね。
参考に拝見しています。
この日は本当に寒くて、動いていないとガタガタ震えるくらいだったのです。
ですから、タイムがいいというのは、小走り気味に歩いていたからなのです。
その甲斐あって西丹沢自然教室発のバスも1本早く乗れそうだったので、更に急いだというのが種明かしなのです。
バスの時刻を考えると逆コースもありですね。
天気がいい日にのんびり歩きたいです。
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