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Yamareco

記録ID: 237541
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

伯耆大山(宝珠尾根〜剣ヶ峰〜弥山〜夏山道)

2012年06月14日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:57
距離
8.8km
登り
1,138m
下り
1,125m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

04:43 南光河原駐車場出発
05:03 大神山神社
06:45 ユートピア避難小屋
07:09 1636ピーク
07:39剣ヶ峰
小休止
07:47出発
08:20弥山三角点
08:23大山山頂碑
09:06六合目避難小屋
09:40南光河原駐車場帰着
天候 晴れ時々ガス
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南光河原駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
宝珠尾根〜ユートピア間は、
斜面が崩落した個所複数。
補助ロープ区間もあり。

1636ピーク(振子沢源頭部)から天狗ヶ峰直下のザレ場、
非常に脆く足場も不安定で非常に危険。
ユートピア側から来るならばここで引き返すのが賢明。

天狗ヶ峰〜剣ヶ峰の間も細尾根、
南璧側は切れ落ちている。
足元もいつ崩落するか分からない。

剣ヶ峰〜弥山間は特に危険なナイフリッジ。
通称「ラクダの背」と呼ばれる個所は
死亡事故も起きています。
興味本位で行かれない事を望みます。

夏山道は危険個所特に無し。
大山北壁
晴れています。
2012年06月14日 04:46撮影 by  DSC-HX9V , SONY
6/14 4:46
大山北壁
晴れています。
大神山神社
2012年06月14日 05:02撮影 by  DSC-HX9V , SONY
6/14 5:02
大神山神社
下宝珠越にて夜明け
2012年06月14日 05:32撮影 by  DSC-HX9V , SONY
6/14 5:32
下宝珠越にて夜明け
三鈷峰が見えてきました。
2012年06月14日 05:48撮影 by  DSC-HX9V , SONY
1
6/14 5:48
三鈷峰が見えてきました。
北壁
2012年06月14日 05:49撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 5:49
北壁
北壁
2012年06月14日 06:07撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 6:07
北壁
砂滑りへの分岐
2012年06月14日 06:26撮影 by  DSC-HX9V , SONY
6/14 6:26
砂滑りへの分岐
墓場尾根
2012年06月14日 07:05撮影 by  DSC-HX9V , SONY
6/14 7:05
墓場尾根
天狗ヶ峰
2012年06月14日 07:19撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 7:19
天狗ヶ峰
剣ヶ峰を見上げる。
私の影に後光が...!
2012年06月14日 07:22撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 7:22
剣ヶ峰を見上げる。
私の影に後光が...!
ブロッケン現象
2012年06月14日 07:28撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 7:28
ブロッケン現象
剣ヶ峰
2012年06月14日 07:39撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 7:39
剣ヶ峰
弥山方面を見る
2012年06月14日 08:03撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 8:03
弥山方面を見る
歩いてきた稜線を見る
2012年06月14日 08:20撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 8:20
歩いてきた稜線を見る
夏山道降り
2012年06月14日 08:31撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 8:31
夏山道降り
七号沢辺りから弥山
2012年06月14日 08:46撮影 by  DSC-HX9V , SONY
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6/14 8:46
七号沢辺りから弥山
南光河原駐車場
2012年06月14日 09:39撮影 by  DSC-HX9V , SONY
6/14 9:39
南光河原駐車場
撮影機器:

感想

この4月、初めて弥山まで行きました。
しかしモヤモヤした思いは消えず。

最高峰である剣ヶ峰への想いが募り
この回の山行となりました。
しかし今となってはそれはすべきでは無かったと思っています。

伯耆大山の縦走は禁止されています(2012年10月現在)。
私は運良く通過出来たと思っています。
1636ピークからの縦走路は大変危険なルートです。
もしどうしても行かれるなら入念な下調べと装備、覚悟(死を伴う)が必要かと思います。
やった私が言うのもなんですが、褒められる行為ではありませんし、
繰り返しですがすべきではありません。

また、時期によっては「ラクダ」の状況は刻々と変化するようです。
一度行けたからと言ってまた行けるとも限りません。


宝珠越からユートピアまでは決して楽ではありませんが、
楽しい道でした。
朝日に照らされる三鈷峰は美しかった。
前日に雨が降ったのか、宝珠ルートは雨露が多く、
靴の中まで染みました。ゴアテックスの靴は全く乾かない。

体が冷えると思い、
ユートピア避難小屋では特に休憩もせずすぐに出発。
どなたかのザックが置いてありました。
しかし小屋には誰もいません。
散策でもされているのでしょうか。

初めてのルート、
象ヶ鼻にも1636ピークに気付かず素通り。
気づいたら天狗ヶ峰に居ました。
1636から天狗の間の細尾根には難儀しました。

天狗〜剣の間で一人、剣から降りてこられる方が。
荷物を何も持っておられません。
避難小屋のザックの主でしょう。

すれ違う際に挨拶、
顔を見て驚きました。
以前冬の那岐山でトレースを代わって頂いた方でした。
暫くお話。
やはり随分な熟達者のようでした。

ふと下を見ると、自分の影に後光が差していました。
初めて観るブロッケン現象。
感激!

少し登ると剣ヶ峰。
慰霊碑の基礎は随分と崩れていました。
弥山方面をガスが覆って行きます。

少し休憩した後、弥山へ出発。

相変わらずの細尾根。
最大限の集中力で歩を進めます。

すると目の前にコブが。
ここがラクダの背の核心なのでしょう。
岩は脆く、触るだけでポロポロと崩れて行きます。
足元は幅15造△襪任靴腓Δ。
両側は切れ落ちたナイフリッジ。

今ここをどう歩くか。
それ以外の事は考えられなかったように思います。

難所を通過、細尾根は続きますが
先ほどの個所程ではありません。
集中力が切れるのが恐ろしかったです。

少し進むと道幅が少し広くなり、
弥山山頂に到着。
ホッとしました。

山頂碑にはまだ人はいません。
(その為に早く出発したのもありますが)
少し後ろめたい気持ちで山頂を後にしました。

下山中はやっぱり集中力が切れました。
歩き方が雑になって、なんでもない所で躓いたりしました。
あれをもしも稜線上でやったら...。

夏山道は多くの方が登っていらっしゃいました。

この回は何だか罪悪感を感じる山行となりました。

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