夫神岳・女神岳・大明神岳へ ピラミッド三山・神三山
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- GPS
- 05:05
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:09
7:00 安曇野穂高発 明科経由 西条から青木村へ
9:20 別所森林公園付近
<復路>
16:40 大明神岳への林道段差発
18:00 自宅着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・女神岳 別所温泉から野倉地区へ ・大明神岳 別所方面から現在通行止め 青木村沓掛・釜房地区 ここも一部通行止めになっているが、行けるところまで進む。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
夫神岳 別所登山口へは林道が続く 問題ない 女神岳 問題ないが急登 大明神岳 林道途中までしか車は行けないので登山口までは作業道と藪 登山口から取り付きと山頂へのわずかな間が分かり難い 尾根を外さないこと |
その他周辺情報 | 別所温泉 沓掛温泉 田沢温泉など 別所には 安楽寺 北向観音 |
写真
感想
2020年(令和2年)6月8日(月)
夫神岳・女神岳・大明神岳へ 信州神三山ピラミッド峰
恥ずかしい話から。
計画では太郎山・虚空蔵山を麓を自転車を使い移動と考えていた。
ところが大失態。
その移動手段の自転車を忘れてきていたのだ。
途中で気づくが戻っているわけにはいかず計画を変更した。
それが今日の塩田平ピラミッド三山だ。
太郎山と方向も同じ、過去に登っているが今一度登りたいと考えていたからだ。
まず夫神岳へ。
「女」神岳があるので「男」神岳と思い込んでいたことがある。
実は「夫」神岳である。
由来は「龗(おかみ)」=水神 雨、雪そして水を司る神を指すと言う。
夫神岳で催される雨乞いのお祭り「岳の幟」が有名でもある。
長野県でも降水量の少ない上田盆地は水不足に悩まされてきた歴史がある。ため池が各所にあるのもその所以だ。
夫神岳は3回目になるが、別所方面から登ったことがない。
別所温泉に向かい温泉街を安楽寺へ。
安楽寺の山門を車で通り素敵な石畳を抜け、狭い林道で別所森林公園へ。
現在は閉鎖中で駐車場もロープが張ってあった。
夫神岳方面の林道はダートで進めず、林道路肩へと止めて出発した。
林道をひたすら歩きかなり登ったところにようやく青プレートに
「夫神岳1:50」と書かれた登山道入口を見つけた。
あまり歩かれてはいないようだが踏跡はあり登る。
2回林道に出る。
その度尾根への登山口が見つかり登り続けた。
3回目、林道へ出たがしばらく歩くが尾根への道が見つからない。
見つからなかったのではなく、林道左側に青プレートで字がはっきりしないので分からないがどこかを示すものがあり気を取られ、下山時に気づくが右側にあった山頂への登山道標示を見落としてしまったのだ。
林道を登り続けることにした。
すると東屋が建っているところへと出た。
尾根道もしっかり東屋につながるのを見つけた。
もちろん下山はこの尾根に入り、登りに分からなかった標示へと下った。
東屋からは一気に急登となり15分ほどで山頂へ。
展望は、山頂手前の山ツツジ満開の先に子檀嶺岳など見られた。
眼下には青木村の街並み、そして菅平のなだらかな稜線も展望できた。
女神岳へ
別所安楽寺・北向観音を通り野倉女神岳登山口へ向かう。
野倉の集落から少し離れた道沿いに登山口がある。
登山口を入り、少し進むと鳥居が出て来る。
その鳥居をくぐるとあとは真っ直ぐ急登するだけ。
かなりの急登で乾ききった道が滑る。
登山道はこの1本しかないと思うので2度目だ。
前回も直登急登のイメージが強く残っている。
まさに鳥居から山頂まで真っ直ぐ登るだけの山だ。
最後のきつい石段を登り切ると山頂へ出る。
真ん中には石段があり、その脇に石の祠が並んでいる。
女神様が祀られているのだろうか。定かではない。
その先尾根伝いに三角点のある山頂へと行く。
前回は祠辺りで山頂としていたかもしれないと思っている。
展望は効かないが、樹間から上田市方面の街並み、先ほど登った夫神岳が見られた。
登って来た急坂を下る。
下りは登りよりも滑りきつい感じがした。
下山すると登山口から独鈷山の一部が見られた。
まだ日は長い。最後、大明神岳へ
大明神岳への登山口へ向かうが別所方面からは完全な通行止め措置が執られて進められなかった。
遠回りになるが青木村へ出て、沓掛温泉の先へと進んだ。
すると土砂災害による通行止めゲートがあったが、今度は半分開けられていたので行けるところまで行ってみようと車を走らせた。
大雨による土砂災害がここでも起きたようで、
道に大きな段差ができているところがありそれ以上は進めなくなった。
手前路肩へ駐車してそのまま林道歩きは長そうなので作業道を大明神岳の方向へと歩き始めた。
途中一カ所、藪の急斜面を抜けるしかなくなり無理をして登る。
枝打ちされた多くの枝が立ちはだかる。
また作業道が急に行き止まりとなり戻るなどしながらだ。
本来使う道ではないので要注意。
なんとか本来の未舗装だが登山道につながる林道に出る。
その林道をわずかばかり行くと目指す登山口へと出た。
良く踏まれた登山道があるが、しばらく間違えて歩いてしまった。
方向が全く違うので尾根伝いに登ろうとするのだが、
その取り付きが分かりにくく時間がかかってしまった。
尾根に出れば良く踏まれた登山道が山頂方面へと続く。
急斜面を登り続ける。
山頂に着く手前も尾根が広がり踏跡もなくなり分かり難かった。
藪をこぐように山頂へとたどり着く。
三角点はあるが、大明神岳の標示はない。
樹林に覆われほとんど展望はないが、
ただ夫神岳の姿、入山の稜線、塔の建ち並ぶ美ヶ原が樹間から見られた。
下山は登って来た道をそのまま下る。
作業道、藪の下りは避けたいと思ったが覚えのある斜面をたどる。
車の待つ林道路肩に戻りほっとする。
塩田平ピラミッド三山と呼ばれる夫神岳・女神岳・大明神岳。
「神」の名の付く山は多いが、三山近くに寄り添うのは珍しいと思う。
ハプニングから再びコースを少し変え、
この「神三山」同時に登れたことに感謝だ。
ふるちゃん
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