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記録ID: 23912
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ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬燧

2007年10月21日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福島県 群馬県
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GPS
12:00
距離
24.4km
登り
1,320m
下り
1,321m

コースタイム

12時間
天候 概ね晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
ツルツルどろどろ

感想

 尾瀬燧に登ろうと思った時、どこから登ったらいいかとても悩むところだ。スキーの時期なら迷わず御池からなのだが、今の時期、御池まで飛ばして4時間、登りに4時間、計8時間。片や大清水までなら1.5時間、沼まで3時間、その上が3時間、計7.5時間。やっぱ、大清水から登ろう。

 でも、その大清水からだと登り6時間、下り5時間と見て11時間コース、やはり朝6時には出発せねば…。って事で、県内の山行きで久々ホテルグラシア号、でも正解でした。出発が6時20分、戻って来たのが5時50分、計11時間半、もちろん完全に真っ暗、いや〜ぁ、月がとっても綺麗でした。

 天気曇り時々晴れ間、山頂はガス。気温6〜7℃、山頂は0℃。風ほぼ無し。
 予期せぬ事、それは雪^^。まぁ、考えてみれば降ってもおかしくは無いのだが、まったく予期していませんでした。おかげで木道はツルツル、そうで無くても濡れた落葉で滑るというのに。もーぅ、沼の脇の木道で見事にスッテンコロリンやらかしまして、痛いのなんのって、身障者なんですから、もっと優しい木道にして下さいよ。せめて傾斜がある木道だけでも全部桟を打て下さいよう。と、尾瀬財団に言いたい。東京電力に言いたい。尾瀬林業に言いたい。
 そんな事もあって、雪もあって、沼から燧の姿もよく見えないし、寒いし、お尻冷たいし、完全にモチベーション下がって、このまま沼でも1周して帰ろうか…、と。長蔵小屋のビジターセンターでのんびりくつろいじゃったりして、お昼までに戻れるかなぁ、とかとか。左回りに沼を1周決め込み、大江湿原行っても人居ないな〜ぁ、なんなの?、ここほんとに尾瀬?。そして長英新道の分岐、なぜかにわかに日が射してくる。あれ?、長英新道は木道じゃ無くて泥道なんだ、じゃ転ぶ事無いかなぁ、時間もまだ9時半だし、やっぱ行ってみようか〜ぁ。
 行って良かった^^。

 本日の標高差1160m(三平の登り返しがあるから本当はもっといってるんだが)、先週の武尊が1060m、鳥海が1160m、白馬が1700m、庚申山が1060m、武尊の牧場ルートが720m、オグナベースから前武尊が810m、、、などなど今年足で登った標高差を全部足したら13630mとでた。宇宙の定義というのは100kmと定められている。つまり標高100kmから上は宇宙だ。100km=100000m、あと6〜7年で宇宙に辿り着く、頑張ろう。


 おまけ、天然岩魚の産卵

 帰り際の尾瀬沼湖畔の小さな沢に掛かった木道の上、あっ、岩魚めっけ!。ちょうど2匹いるな〜ぁ、夕飯に1匹づつ…、なんてね^^。でも、なんか様子が変だ。1匹がやたら尾ビレで沢底を叩いている。ひょっとして…、と、しばらく見ていると、やはりそうだ、これテレビで見た事ある、産卵床つくっているんだ、これから産卵するんだ。
 時間はもう夕方の3時半、これからまだ大清水まで2時間以上掛かる。今の時期、5時過ぎたら夕闇、6時は完全にヘッテンの世界、もちろんまわりにはもう誰もいない。どうしよう、帰ろうか、でも見たい。天然の岩魚の産卵なんて見る機会、2度と無いし、絶対無いし、どうしよう、どうしよう、と15分ぐらい見入ってる時だった。やったー!。
 テレビで見るのと同じだった。川底に産卵床つくってるのはメスだった。後ろで構えているのがオスだった。メスが背を反らせ産卵した瞬間、オスがピッタリ寄り添い精子をかける。2匹とも大口を開けて…。いや、感動でした。
 でも、その後が…。卵を産む前から狙ってた10cm程の小魚が、産んだ瞬間からパクパク、親岩魚が追い払えど追い払えどパクパク…。自然の神秘と摂理。




↓ 詳細記録
http://www.xtele.jp/js/2007/1021hi/1021hi.html

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