秋田駒ケ岳:花三昧、さすが新・花の百名山。
- GPS
- 05:55
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,021m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:55
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。雪はムーミン谷で2か所、五百羅漢手前の雪田。ルート注意。 |
写真
感想
この週末は南岸に梅雨前線、東北南部は雨、宮城山形は微妙なところである。そうすると秋田駒ケ岳かな。昨年は、7月上旬、コマクサも咲いて賑わっていた。3週間早いと雪はまだ残っているかな。花も違っているだろうな。
13日朝、すっきり晴れてはいないが、雨の心配は無さそうである。北上すると、岩手山や姫神山が良く見える。高曇りのようだ。秋田駒に近づくと、稜線も見えている。6時半前に着いたが、まだまだ駐車場は余裕がある。昨年の7月上旬よりは空いているようだ。
舗装道路を少し登って国見温泉の右に登山口がある。初めは階段が続くが、直ぐに緩やかになって、樹林帯を登る。尾根までは、イワカガミとマイズルソウが、今日の花の主役である。途中、石のゴロゴロしている登りや泥の溝のような登りもあるが、最後の階段が出てくると、尾根の横長根出合までは近い。潅木の稜線上を少し行くと、主稜線が見えてくる。この辺りの今日の花の主役は、シラネアオイである。来週はもうだめかもしれない。第二展望台まで来ると、主稜線や田沢湖がきれいに見える。辺りは、ミヤマキンバイが満開となっている。大焼砂手前の男岳分岐に入ると砂礫地となって、コマクサの名所だ。モスグリーンの小さい株は相当の範囲に点在しているのだが、花はまだのようだ。でも、気の早いコマクサを一輪見ることができた。
7月には満開のチングルマの群落になるのだが、今日はまだムーミン谷は、雪が融けたばかりの状態で、花はまだまだのようだ。木道も途中一か所、100mほど雪の下になっているので、雪の上を下って行く。一度木道に出るが、男岳鞍部と五百羅漢の分岐辺りも雪になっている。男岳鞍部へは、取りつきまでは雪上だが、急登には雪は無いようで、何人かの人が登って行くのが見える。五百羅漢を経て男岳に向かうことにする。雪の斜面を登って行くが、夏道を見つけ損なうミス、左に見えたので、素直に戻って登り直し。田沢湖がきれいに見えてくる。この辺りの花の主役は、チングルマとシラネアオイである。五百羅漢の直前で道は雪田となる。雪田の上端に登り、そこを歩き、夏道を見つけ、五百羅漢に到着する。上空は曇りだが、眺望は良く、雪が多く残った鳥海山もきれいに眺められる。
五百羅漢から男岳へは急な登りだが、それ程の時間はかからない。男岳山頂付近では、秋田駒ケ岳の全景や、森吉山、和賀岳、早池峰山と薬師岳などが眺められる。男岳山頂から鞍部、さらに少しだけ下って阿弥陀池に向かう。木道の周りはヒナザクラが沢山咲いている。男女岳は、最高峰なので、一応行っておこう。下部は石、以降は木の階段で整備された登りである。山頂からは、秋田駒の全景とともに、岩手山方面が良く見える。遠く、岩木山も確認することができた。
阿弥陀池避難小屋まで戻り、木道を真っ直ぐに横岳へ向かう。横岳分岐から低い潅木帯を少し行く。そこから、和賀岳を正面に見ながら下ると砂礫地となり、大焼砂になる。ここもコマクサの名所なのだが、今は黄色、タカネスミレとミヤマキンバイが主役である。男岳への分岐からは横長根を通って下山する。田沢湖を眺めながら、眺めの良い稜線を下る。コマクサには早かったが、秋田駒ケ岳はこの時期は稜線上のどこでも、色々な花を楽しめる。さすがに新花の百名山である。
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