宮之浦岳

2015年04月30日(木) ~ 2015年05月02日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 27.7km
• 登り: 2,079m
• 下り: 1,675m

写真

羽田から鹿児島空港に飛び、バスで鹿児島中央駅へ。そこからまたバスを乗り換えて鹿児島港へ。近くのコンビニでガスカートリッジなどを買って、フェリーに乗って、屋久島に上陸。

白谷雲水峡へ。

水と緑の癒しの景色が続く。

登山届を出して登山道へ。苔むした歩道を進む。

一般観光客も歩く遊歩道なので、さほど勾配もなく、のんびりと景色を見ながら進む。

鹿発見。ヤクシカ。お尻の白い毛がかわいい。

鹿多し。

なんでおしりだけ白いんだろ？

杉の股の下をくぐる登山道。

ウィルソン株にそっくりの切り株。太さがハンパない。

白谷山荘に到着。

中はこんな感じ。少し陰気な雰囲気なので、寝るまで外で本を読んだり食事を作ったりして過ごす。日が暮れた頃、寝袋に入った。

朝3時に起きて、朝食を作って食べ、4時頃出発。まだ暗いのでヘッドライトの明かりだけが頼り。

空が明るくなっても森の中はまだ暗い。

辻峠を越え、森林鉄道に出た。しばらく森林鉄道の線路を歩く。

ここは縄文杉を見に行く最もメジャーなルートなので繁忙期には渋滞がおきるほど人が来るけど、まだ朝早いので人が全くいない。

人がいない分、鹿はいっぱい。おしりの毛がハート型になってるのがかわいい。

奈良の鹿と違って警戒心はあるので、近づくと逃げていく。

切り通しの中を進む。

森林鉄道の終点手前で登山道に入り、縄文杉方面へ。

なだらかな登りが続く。

杉の巨木がいっぱい。

ウィルソン株に到着。一説によれば、豊臣秀吉の命令により大坂城築城のために切られたとも言われている。

中に入る。

中には小さな祠が設置されている。

地面から水が湧いている。

ウィルソン株を後にして縄文杉方面へ進む。縄文杉まではかなりよく整備されている。

大王杉。樹齢3000年。

仲良く手をつなぐ夫婦杉。

切り株更新の典型。

何がどうなってこんな形になったのかよくわからない杉の下をくぐったり。

縄文杉に到着。周りには数人しかいなくて、ゆっくりと対峙することができた。

縄文杉からさらに進む。ここから先はほとんど整備されていない普通の登山道になる。

高塚小屋。外壁は紙のパイプを防水処理したものらしい。

中はこんな感じ。3階建てで、人が多くなければ快適そう。

さらに進み、新高塚小屋。小屋そのものはこちらの方が古くなったので、名前と逆になってしまいややこしい。

外見はちょっとボロい印象だけど、中は綺麗。

ヒメシャラの森を進む。

襲い掛かってくるかのように伸びる枝。

丸っこい巨石。河原の石が丸いのはなんとなく理解できるけど、山の上の巨石が丸っこいのは何故なんだろう？？

永田岳方面が見えてきた。

樹林帯を抜けると展望が開ける。

デーンと横たわるぼたもちのような巨石。なんでこんな丸っこい形してるのか謎！

宮之浦岳。これからあそこへ行く。

晴れたりガスが出たりの繰り返し。

山頂手前で振り返ったところ。

山頂に到着。

山頂にいるときはガスってしまい、展望は無し。残念。食事を作って食べ、下山する。

巨大なエイリアンの卵のような岩石。

遠くからだといまいち大きさがわからない岩でも、そばに人がいるとその大きさがわかる。

翁岳。登山道もあるけど、天気が悪いのでパス。

積み木のような奇岩。

ガスがかかって幻想的な花之江河を通過。

透き通る川。

淀川小屋に到着。まだ昼過ぎだけど、先を急いでもしょうがないので予定通りここで一泊。

しばらくすると小屋の外はテントでいっぱいに。テント場で張れずに森の中に張る人もいるほど混んでた。

翌日、淀川小屋を出発して、杉の巨木をみながら下山。

無事淀川入口に到着。ここからは車道を歩いてヤクスギランドからバスに乗って終了。