越中・八尾町小井波から夫婦山往復
- GPS
- 02:19
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 396m
- 下り
- 393m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急坂で滑りやすいところにはロープが設置されている。高所恐怖症のひとは、展望台に行かないように! |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
保険証
携帯
タオル
|
---|
感想
弟子(妻)と2人で、富山市八尾町の夫婦山に行って来た。弟子が体調があまり良くなく、1時間で登れる山を希望したためのチョイス。夫婦山には松瀬峠を挟んで西側の東松瀬からのルートと、東側の小井波からのルートがあるけど、小井波水芭蕉群生地や猿丸大夫塚の観光スポット(?)のある小井波からのルートを選択した。
白木峰や金剛堂山には行ったことがあるけど、八尾の(比較的)里山に登るのは今回が初めてだ。そのため全く土地勘が無く、「Google Map」が示すままに富山県道225号上笹原東町線に入って、行き止まりになって隘路を引き返してくるハメになった。八尾の市街地まで戻ることなく幹線林道大沢野・八尾線のトンネル抜け、正しいルートの富山県道198号桐谷下笹原線に出て、桐谷からは小井波水芭蕉群生地への案内表示に従い、坂道を登っていく。すでに集団離村し、養豚施設のみが存在するという小井波地区は、すでに水芭蕉のシーズンも終わり(苦笑)豚コレラ対策で物々しい雰囲気。道も石灰でも撒いたのか真っ白になっている。案内に従い、豚舎の横の登山口に到着し、手前のスペースにクルマを駐めた。先客は3台。後から1台到着し、計5台になった。11:18より登山開始。
最初のうちは簡易舗装の林道で、5分くらいで登山道が分け入っている。中部北陸自然歩道の立派な標識が落ちてる(苦笑)。階段状に整備された、既視感のある植林帯の中の道を行くと、一旦未舗装の林道を横断する。さらに登っていくとどんどん傾斜がキツくなって、鬱蒼とした杉林の中で陽が当たらないせいか地面も滑り易くなる。そういう危険箇所にはロープがきちんと準備されている。基本、ロープには頼らずに登ったけど、帰りのことを考えると気が重い。パッと視界が開け、松瀬峠に11:48に到着。
峠では休まず男峰を目指す。松瀬峠までの道よりさらに傾斜が急になり、滑り易い。ロープが設置されているのがデフォルトになってくる(苦笑)。結構登山者が多く(小井波からよりも、東松瀬側からのほうが多いようだ)、どうしても難所でのすれ違いのための待機が多くなったけど、滑りやすいために目の前で派手に転ぶ登山者も居た…(汗)。男峰の登り降りは北面になるため、いつもぬかるんでいるようだ。展望台から頂上までは10分と案内されていたけど、10分もかからぬうちに植生が激変し始め、パッと男峰の頂上に出た。到着は12:05で、小井波の登山口から1時間かからずに到着。
頂上からは眺めは抜群。凄く山奥に居るハズなのに、随分富山湾が近い。地元・射水市のシンボルの新湊大橋までよく見えた。立山連峰の方は登る時間が遅くて、大部分が雲の中に隠れてしまっていてごく一部しか見えなかった。男峰頂上には陽を遮るものが無いので、休憩は別の場所で取ることとし、下山開始。5分も経たないうちに展望台分岐に到着。せっかくなので展望台に行ってみたけど、北、東、西の3方向がスパッと切れた岩場の頂(苦笑)。転落防止の柵といったヌルいモノは一切無い。落ちたら、きっと死ぬ(苦笑)。この手の岩場が怖くなってきたのは、歳をとったせいだろうか(苦笑)。
展望台で休憩しても休んだ気になれないので(苦笑)、松瀬峠で休憩することにする。木のベンチが2つある松瀬峠で15分ほど休憩。女峰のほうも男峰みたいにキツかったらヤだな…と怯む弟子をなんとかなだめすかし(苦笑)女峰を往復。こちらは名前のとおり女性的ななだらかな峰で、往復する道も南斜面に当たるため適度に乾燥し、(ロープが1ヶ所あるものの)歩きやすかった。林のなかの女峰頂上には、12:59に到着。ここから松瀬峠を経由し、一気に下山にかかる。峠からの下り始めは恐れていたとおり滑りやすかったけど、林道を横断した後は傾斜も緩み、あっという間に簡易舗装の林道まで降りて来た。豚舎のせいか独特の匂いがする登山口には、13:37に戻った。この日は父の日で、ポッポ(娘)がケーキを焼いて待ってると言うので、猿丸大夫塚の見物もパスして(苦笑)さっさと帰路に就いた。
往復2時間余りの短めの山歩きだけど、難所も多く緊張感のある山旅だった。もっと早い時間に登り始めた方が、涼しくて展望がよかったかも。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人