磐梯山(裏磐梯スキー場から往復)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 977m
- 下り
- 967m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
初めての磐梯山は裏磐梯からのルートを選択。薄曇りで涼しい中を登り始め、まもなく銅沼到着。これまでいろんな写真で見た「なじみの」風景だが実物の迫力は全く違う。一休みしてしばし見とれる。
さて、と登りにかかり銅沼から少し上がった所で降りてきた方とスライド。ずいぶん早い時間に降りるんだな、と
「お早い下山すね」と声をかけたら、関西弁で「磐梯山はどっちや?」だって
「???」(何言ってんだこのおっさん、地図もよう見んと遭難予備軍か?)
と心配になり、
「たぶん分岐で間違えたんでしょう、上までご一緒しましょうか」いう訳で二人連れになる。
ところが60台後半というこの方、歩き始めて気がついた。もの凄いスピードでしかも無理がなく確実な足運び。自分も速足の方で普段あまり人に抜かれることはないが、ついていくのがやっとのペースだった。
聞いたら、北海道から九州まで全国のトレラン大会やウルトラマラソンを転戦していたというスーパーアスリートおじさん。よく見たらトレランシューズにザックもその手の装備。
兵庫北部にお住まいで、少し前に脚を痛め今はリハビリ登山中心、昨日は安達太良を2回登ったとのこと。リハビリとは言っても、八方台から大勢登っている人達をごぼう抜きするペースで、いろいろおしゃべりしながら、案の定でガスに覆われた山頂到着。
「ガス切れるまでちょっと待ってみるわ」というおじさんとお別れし、一足先に降り始める。ところが立ち寄ったお花畑で再び追いつかれ、結局中ノ湯跡分岐まで同行。急坂の下りは後ろから見ていて見事と言うほかなく、自分もあの年まであんな体力、脚力維持できたらな〜、と少しうらやましい。
分岐で「これから下道通って帰るわ」「また東北の山にいらしてください」と再度のお別れし、もう一度銅沼に見とれたりしながら、ゲレンデで振り返ると山頂のガスが取れていた。
ゆっくり景色見ながら登れば山頂からの大展望を楽しめたかもしれないが、それに勝る愉快な出会いがあって楽しい山行になりました。
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