笊ヶ岳
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- GPS
- 11:37
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 3,187m
- 下り
- 3,181m
コースタイム
- 山行
- 10:47
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 11:36
天候 | 曇ときどき晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
荷物込み150kg以上の人は橋を渡れない 広河原の渡渉は膝上くらい |
写真
感想
自粛解除となり以前から狙っていた笊ヶ岳へ。
深夜、老平駐車場に行くと集落内をたくさんの鹿が歩いていた。
駐車場の標高は490mくらいで、笊ヶ岳は2629m。登り返しもあるから山頂まで合計2600mくらいは登って降りる必要がある。ロング山行は久しぶりでどこまで体力が続くか正直わからない。標準コースタイムなら下山時刻は午後8時。
2時間ほど仮眠して3時半に出発。せめて明るいうちにここまで戻って来たいと思う。車は4台停まっていて2人先行しているようだ。
20分ほど林道を歩いてから登山道へ。広河原までの沢沿いのルートは切り立った崖で夜明け前に歩くのは心臓に悪い。昨年の台風の影響か、橋のいくつかは崩壊している。滝をくぐる所もある。これを予期して沢靴を履いているので濡れるのは問題ない。
5時前、900mの広河原に近づくと明るくなった。予定どおりだ。先行の2名が渡渉点を探していた。沢靴の私は適当な場所でさっさと渡ってしまう。膝上くらいの深さがあった。これ以上深ければ撤退した方がいいだろう。トラロープがあったようだが気付かなかった。
渡渉に成功したらアプローチシューズに履き替え、沢靴を近くにデポして先へ進む。ソーヤーミニで沢水を給水。この後は水場はない。
広河原から先は技術的に難易度が高い所は少ないが急登が続く。曇っていて気温は低めだが汗が出まくる。体力勝負だ。7:05に2021mの桧横手山。2時間でだいたい1000mのペースで思ったより早い。ただしこの先で少しペースが落ちてきた。小ピークの手前で最初の2人とは別の後続の人に抜かれる。
小ピーク付近は崩壊しかかっていて慎重に歩いた。気温が下がって汗は出なくなった。イワカガミが咲き乱れている。8:35に2584mの布引山。
この先は一旦2410mの鞍部まで下って笊ヶ岳へ登り返す。そろそろ疲れてきた足がつらい。9:30、布引山から1時間で2629mの山頂に着いた。ガスは濃く眺望は何もないが満足感は高かった。
記念写真を撮ったら下山開始。布引山への登り返しが心理的にきつい。
その先も激下りが続く。途中で出会ったさらに別の後続の人が、「落としませんでしたか?」とソーヤーミニを渡してくれた。給水時に落としたようだが全く気付かなかった。
その後もどんどん下るが長時間歩くのが久しぶりで足に応えてきた。先を急ぐのはやめて転ばないように慎重に下りた。標高が下がるとまた気温が上がり汗が吹き出てくる。13:45に広河原。このあたりは晴れていた。沢靴を回収して履き替え、渡渉。ハイキングらしい人に数人出会う。崩壊しかかった橋を再び渡って林道へ復帰。15:08に駐車場へ帰還。
下りがバテ気味だったが、ブランクを考えればまずまずのタイムかな。
久々のビッグな山行でやりきった感でいっぱいになった。
帰りにヴィラ雨畑で温泉に入ったが客は私の他に誰もおらず貸切だった。
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