深山橋~ヌカザス山~三頭山~槇寄山~西原峠~郷原
- GPS
- 07:28
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,270m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
三頭山避難小屋14:00〜15:20槇寄山15:45〜16:35郷原
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅〜深山橋 西東京バス \560 小菅行のバスの場合は深山橋の次の陣屋で降りると便利です 郷原〜上野原駅 富士急山梨バス \900だったと思います |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口は三頭橋を渡ってすぐ、橋の袂にありました。 青い看板に隠れていて分かりにくいです。 入小沢ノ峰までは急登が続きます。特に下りの場合に注意が必要だと思います。 西原峠から郷原までは全区間を通して段差がなく、驚くほど歩きやすい道でした。 |
写真
感想
今週は山に行くつもりはありませんでした。
水曜日くらいまでは確かに行かないつもりでいました。
木曜日にふと天気予報の週間天気に目をやると週末は悪くなさそうでした。
せっかくの紅葉の季節、登らないとなんか損をしてしまっていると思い、
以前から頭にあったムロクボ尾根を登ってみることにしました。
ということで、久々の連闘となりました。
さすがにハイシーズン、青梅線の車内はほぼ登山客でいっぱいでした。
もちろん奥多摩駅からのバスもいっぱいです。
でも、深山橋バス停で降りたのは私を含めて二人だけでした。
深山橋を渡り、身仕度を整えてスタートです。
ところが登山口が見当たりません。
試し登った階段の先には廃止になったロープウェイの遺構?がありました。
噂には聞いていたあの幻の?ロープウェイかどうかは分かりませんが、大発見に興奮してしまいました。
しかし、今日はロープウェイを探しにやってきたわけではありません。
早くムロクボ尾根の登山口を見つけなければなりません。
改めて地図で確かめてみると、どうやらもっと手前だったみたいです。
だけど、道中注意深く探しながら歩いてきたわけで、それらしいところは見あたらなかったわけで。
と言うことで、もう少し先まで行ってみることにしました。
けれどもやはり見つからず、次の橋を渡った時点で間違っていることが確定したので、
三頭橋まで戻ることにしました。
登山道は地図では三頭橋を渡ったところからすぐに始まっているようです。
改めて辺りを見渡してみると、青の看板の先に壊れかけの階段があり、
そこを登ったところに登山道を示す標識がありました。
やれやれです。
ムロクボ尾根、登山口から急登です。
すぐに緩斜面になりますが、それもつかの間、また急登です。
しかし、以前歩いたヌカザス尾根と比べてみるとヌカザス尾根の方が傾斜はきついと思います!
それとムロクボ尾根の方が道が明瞭だと思います。
1時間半登り続けてようやくヌカザス尾根からの道と合流です。
しかし、このルートの真骨頂はここからです。
すぐに迫るツネノ泣坂。張り巡らしてあるロープを頼りに登って行きます。
ツネノ泣坂を登りきると入小沢ノ峰で、もう急登に苦しめられることはありません。
三頭山直下の御堂峠に着くとそこには別世界が広がっていました。
そう、例えてみると一丁平から高尾山に入ったあの感じです。
違うところは皆登山者ということでしょうか。
人気の山は違いますね。
こういう状況は予想していたのですぐに三頭山の山頂での昼食は諦めて、
ある意味予定通り避難小屋のテラス(縁側?)での昼食となりました。
今日は西原峠から郷原に下るつもりなんですが、バスの時間がなんとも微妙です。
頑張れば15時50分のバスに間に合いそうですが、頑張る必要はなく、
ゆっくり山を楽しみたいのでターゲットを17時のバスに定めて、
避難小屋からは普段よりゆっくりと行動しました。
多くの登山者はムシカリ峠から下山されたようで、避難小屋から先はまた静かな山歩きとなりました。
ムロクボ尾根はまだ青い葉が残る木が多くありましたが笹尾根は葉を落とした木があり
こちらのほうが紅葉が進んでいる印象です。
お気に入りの槇寄山で微かに富士の姿を望み、大満足の秋の夕暮れの中、下山しました。
ninotsugiさん、こんばんは!
miketamaです。
なんですか、ロープウェー駅の廃墟ですか?!
1966年度版の奥多摩地図で確認しましたら、記載されていました!
北側対岸の川野からムロクボ尾根の麓まで記載されています。
登山口がおわかりにならなくて道を行き過ぎてしまっての発見だなんてなんだかワクワクしてしまいました!
あー、普段よく道間違えするmiketamaなのに、このムロクボ尾根登山口入り口はすぐわかってしまった、残念!(?)
その地図を見ていたら、その、ninotsugiさんも渡った三頭橋はまだなく、『浮橋』だったみたいです。
おツネの泣き坂はきついけれど、三頭山への道、懐かしい気持ちになりながら読ませていただきました。
9月の天覧山、多主峯山の写真沢山のレコ、何度も読みました。
見慣れているのに写真で見せていただくと、あぁ、わたしはこの道が好きなんだ、と気付かせてくれて、
わたしの『思い出のフォトグラフ』レコにさせていただいていて、感傷的になってしまいます。
思い出。。って、、
行こうと思えばすぐ行けるのですが
miketamaさん、私の拙いレコを何度もお読みくださいましてありがとうございます。
予想もしていないロープウェイの発見にビックリしました。
帰宅後に調べてみると昭和37年からわずか4年の営業で廃止になったようです。
仰せの通り当時はまだ三頭橋がなくそれなりの需要を見込んでいたようですが距離も短く高度も稼げず利用価値があまりなく経営が厳しくなったみたいです。
廃止後40年以上経っているとは思えないほどきちんと残っていました。
道迷いは困ったものですが思わぬ発見もあるんですね。
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