東山 下山時、根曲がり竹の激藪で痛恨のルートミス。最後はサルとイノシシのお出迎え(画像有り)
- GPS
- 10:44
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,161m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
- 山行
- 9:46
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:36
天候 | 晴れ 登山口朝16度、山頂22度位で無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鬼無里観光振興会 平日 8:30〜17:00 026-256-3188 https://kinasa.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
★中西山まで刈り払いされてます。 ★★中西山~天狗鼻は感覚的にノーマルルートの藪って感じ。基本、明瞭な踏み跡があります。藪で下が見えないので藪を払いながら進む。歩く速度は落ちるが、特に問題無い。 ★★★天狗鼻~東山は感覚的に破線ルートの藪って感じ。概ね、踏み跡はあります。無い所もあります。藪は笹藪、笹と木の混合藪、根曲がり竹の藪。天狗鼻から5分も下ると根曲がり竹の激藪で、道はありません。竹の曲がり具合で進む方向を決める。基本、根曲がり竹は切らないと道はできません、折れないので曲がってるだけ。根曲がり竹の激藪はコルの手前まで続き、ここ(根曲がり竹の激藪)の通過に20分位見た方が良いです。 基本、天狗鼻から先は尾根の西の縁に踏み跡があると考えて間違えないです。変だと思ったら東にズレて進んでます。西に数mトラバースすれば大概踏み跡に出られます。 星の数が多いほど難儀する。因みにいくつかレコ見たけど平均して天狗鼻~東山(1.2km)は片道70~90分位かかってます。奥多摩・高尾なら20分程度で行ける行程です。 因みに目印は天狗鼻の下り、根曲がり竹でピンクが2箇所。復路では黄色も1箇所見つけました。そこ以外に目印はありませんでした。 *** 帰りに、東山から10分(200~300m)ほど東にあるピーク(1840m)から下る踏み跡が発見できず。3回東山方面に戻り、探したが諦めて、違うと思ったが、根曲がり竹の踏み跡を下り、そこから左(西)に10mトラバースして踏み跡に復帰しました。10mトラバースに30分位かかり、この区間で70分ロスしました。 最後に恥を忍んでルートミスした位置画像・根曲がり竹激藪地帯の位置画像をのせました。一助になれば幸いです。 *** |
写真
感想
東山はラスボスだった!
昨年10月17日に堂津岳に行った折、翌日、東山の予定でしたが悪天で中止にしました。今回天気が好転し行けて良かったです。
藪的には堂津岳より東山のほうが手強いです。堂津岳は山頂手前(ザレの上)から600m位が藪ですが、傾斜が緩く根曲がり竹に絡まったツルを処理して歩くので多少疲れます。しかし東山は藪区間が長く(天狗鼻ー東山の1.2km)、踏み跡のない根曲がり竹の激藪があり、さらに疲れるのが理由です。因みに堂津岳は今年6月6日に7人パーティが山頂直下で藪で撤退してます。
前日、長野に移動後20時頃天気予報を見ると、良い方に傾いてきた。テンクラの有料予報で戸隠・白馬の見はらしがダメなら、砂鉢山(すなはちやま) にしようと思って、「道の駅 オアシスおぶせ」で車中泊。
翌朝、テンクラの有料予報がさらに良くなり、見はらしがマズマズになっていた。麓も朝~夕方まで晴れ予報になっていた。今回行かないと、道路規制の関係で10月になってしまう。そうなれば、信州百名山最後の山になる可能性大だ。最後の山は天狗原山か大渚山でありたいところだ。
よし東山に決まりだ!
これを終えれば未踏の信州百は天狗原山・大渚山・砂鉢山の3座。いずれもルンルン気分で登れる山だけだ。ガハハ!!
天気が予想以上に良くて、北アルプスや北信の山もバッチリ見えて最高の山歩きでした。根曲がり竹でルートミス、怪我したわけじゃないし、藪に物を落とした訳でもなく、経験値があがり、逆に嬉しかったです(笑い)
天気も良くて、あ~楽しかった!!でも、もう行かないよ!
因みに、私の記憶ではイノシシと遭遇したのは初めてです。熊は数回ありますが。
備忘録:水2000cc持参、中西山で飲み干す(30分下れば水場があるのがわかっていた)。虫対策で防虫ネット(頭から被るやつ)。マダニ・藪対策で白の長袖。ベージュの藪着専用古ズボン。服を白系にしたのはマダニが付いた時に見つけやすくするため。藪を掴むため手のひら全部ゴムで覆われたグローブを着用。
天狗鼻手前から北アルプスの風景。10時28分に撮影。
山頂からのパノラマ動画。12時33分に撮影。
喫緊の課題:正月72kg→4月3日76kg→5月15日77kg(減量開始)
→5月25日76kg→6月8日75kg→6月18日74.5kg
下越・北信遠征
21日:蒜場山 甲信越百名山コンプリート
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2409357.html
22日:菱ヶ岳~五頭山周回 1峰〜5峰を踏む
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2410027.html
23日:東山 下山時、根曲がり竹の激藪で痛恨のルートミス 当レコ
コメント
この記録に関連する登山ルート
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お疲れさまでした。
天狗鼻から先はこの数年の間に急速に藪化が進んだようです。
堂津岳への登山道が2013年10月に開かれ(2015年6月に再整備)、2013〜2015年には東山と堂津岳の二座を日帰りした記録があります。
ヤマレコに記録をアップする人は、登山者全体のごく一部でしょうから、当時は道が分からないほどの激藪ではなかったと思われます。
東山だけ日帰りした記録は、2018年頃から8〜10時間掛かる記録が多く、2014〜5年以前の記録は6〜7時間が多いです。
私も2010年10月に信州百名山目当てで登りましたが、確かにネマガリタケの藪でしたが、ルートそのものは明瞭でした(今年6月19日にアップしました)。
6時間40分(休憩含まず)でピストンし、下山後荒倉山へ行きました。
当時は多くの方が6〜7時間でピストンしており、今は行く人が少なくて藪化し、自然に戻りつつあるのでしょうね。
こんばんは。
ヤマレコだけの記録を見ると、昨年の6月から今年の6月までの1年間で私のレコを含めて7件です。仰る通りヤマレコに記録をアップする人は、登山者全体のごく一部でしょうから実数はもっと多いと思います。しかしながら、刈り払いしないと、推測される登山者数では踏み跡が固められるより、藪化する方が勝る感じです。
4~5年前には多くの方が6〜7時間でピストンしていることを考えると、確かに藪化が進んでいると言えますね。確か私が初めて東山のレコを見たのが数年前(3年以上前)で、そのときは無積雪期で7時間くらいの山だなと認識した記憶があります。
数年で藪化が進んだと聞き、もしかしたらですけど、原因の一つは奥裾花観光センターに行く道路がここ数年、7月〜9月の3ヶ月間通行止だからかも知れません。3ヶ月間通行止はいつからか明日聞いてみます。
東山は私は名山だと思いました。奥裾花の湿原、尾根に出れば時折訪れる展望地からの北アや北信の山々の展望。もし、道が切り開かれれば奥裾花までの道路も良いし、登山口が既に標高1000mを超していて、朝は夏でも涼しく、行程も短く、多くのハイカーが全国から来ると思います。
もっとも、私個人的には道が切り開かれることなく、今のままのほうがいいかなと思ってます。もし再訪することがあれば(無いと思いますが)、次は残雪期になるかと思います。
コメントありがとうございました。
takayama2さんのご指摘によりますと、2014年以前はCT6~7時間が多く、2018年以降は8~10時間が多いとの事でした。登山者が減り藪化が進んだのでは?との事です。
私もそんな感じがしました。近年7~9月の3ヶ月間、奥裾花への道路が工事の為通行止になっているので、それが理由の一つかなと推測しました。
いったい、いつから7~9月が工事の為通行止になったのか、先ほど鬼無里観光振興会に聞きました。
2014年は大規模災害のため通年通行止め。
2015年から7~9月が工事の為通行止で現在も続いている。
中西山までは毎年6月に刈り払いしている。
奥裾花への入園者数(11月初旬から4月末までは冬季通行止)。
平成6年には通年で7万5千人。5月だけで4万8千人、7~9月の3ヶ月間で1万人。
昨年は通年で6千300人、5月だけで4千800人、もちろん7~9月の3ヶ月間はゼロ。
20年程前はあの広大な駐車場が満車になり、あふれたとのこと。今の10倍以上の入園者数だったんですね。その中にはそれなりの登山者もいたと思われます。
堂津岳は最近道が切り開から、それまでは残雪期限定の山で、今回はこちらは置いておきます。
東山に限って言えば、2014年は通年通行止めで登山者はゼロ。
2015年から2019年は7~9月の3ヶ月間は通行止めでゼロ。
2014年以前は4月末から11月の冬季通行止になるまで、6ヶ月間入山可だったので、今の数倍の登山者がいてもおかしくないですね。笹や根曲がり竹は5年も放置していたら踏み跡くらい無くなりますから、酷い藪化はうなずけます。因みに刈り払いは中西山(正確には中西山の先10分位まで)までとのことでした。
ということで東山の登山者が減り、藪化したのではとのtakayama2さんのご推測は的を得てると思います。
追記で書くと長くなるので、新たなコメントとして上げました。ご了承ください。
鬼無里観光振興会 026-256-3188
https://kinasa.jp/
こんにちは
わざわざ鬼無里観光振興会に問い合わせていただき、ご丁寧にありがとうございました。
私はざっとヤマレコの山行記録を読んだだけの推測でしたが、入山者が非常に少ないとこの時期は下草が踏みつけられずにどんどん伸び、道を隠しますよね。
ネマガリタケの密藪、特に斜面は殆ど雪で倒れているので、ルートロスすれば艱難辛苦を極めます。
当日はmtken さんの冷静な判断&行動で大事に至らなくて良かったと思います。
私はもう、奥裾花へ行くことは多分ないと思います。
でも、秋のブナの黄葉の盛りに、天狗鼻までは行ってみたいなぁと憧れだけは抱き続けています。
良い週末をお過ごしください。
甲信越100…完登おめでとうございます。
拙者は(手許集計では)77座に止まり、この数年、新規追加はなしとの惨憺たる状況です。
蒜場山編の感想欄で書かれていますが、大所のアルプス系の山々は比較的早くに消し込まれるのでしょうが、周辺部がどうしても残りますね。
そこに行く気力や意欲の有るか無いかでしょうね。
しかし下越の山の中から鬼無里の里までこれも長距離移動
拙者は次第に連チャンが身体に堪えるようになって、翌朝の身体の気怠さは、トシ(加齢)を十分に感じさせてくれます。
その連チャン3日目に竹藪との格闘とはお疲れでしたね。
あの強靭にしなる竹藪は、足許は滑るし、跳ね返る枝で顔面(特に眼球)のケガは怖いし、歩きたくない最右翼です。
中に入ってしまうとどこも同じ風景ですから、コース選定は至難の業。
10m=80分…いやぁ、拙者なら不安で不安で堪らないでしょう
体重…拙者も過剰気味なので困っています。
一昨日の昼食前=72.5kg=BMI22.6
一昨日の夕食前=72.0kg=BMI22.5
本日の昼食前=73.5kg=BMI22.9
1kgぐらいは一日で平気に前後してしまうのでしょうが、なかなか思ったようには減りません。
拙者の場合、食生活に節操がないことが主因かと反省しつつも…止められない止まらない♪かっぱえびせんです
隊長
有り難うございます。
下越と南信は300kmを越、日帰りで行くには交通費的にコスパが悪く、最低でも2日にしたところです。そうなると2日間は晴れて欲しいので、行く機会が減ります。さすがに300km移動して展望の無い雨の中は歩きたくないですから。
正確には10m=80分ではなく、ルートに復帰するまでが70~80分です。トラバースの10m(もしかしたら15m位かも)は時計を測った訳ではないですが30分位、ただし、何度か靴が脱げかけはき直したり、休んだりしてます。全身で数分格闘すると息が切れるので休んでいる時間の方が長かったかも。1分で30センチでも移動できれば、いずれ踏み跡に出られるのを確信していたので、後は下山の体力と水を残すことを考えてました。雪が深い急斜面の登りでも1分で30センチってあるので、それと同じかな考えてました。
体重は同じ条件、私の場合は朝起きてトイレ後に測ります。そうすれば誤差は少ないです。違う時間に測れば1日で2kgの差は普通にでます。体の水分量により2kgは普通に出るので、ここは考えてます。
この歳で一気に落とすと、例えば1ヶ月で5kgとか、脂肪より筋肉が落ち、且つ抵抗力が無くなり感染症にかかりやすくなるので1ヶ月1kg程度を目標にしています
減量は一般の方(アスリートではないの意)では運動より食事です。あんパン1個分のカロリーを消費するのにどれだけの運動量が必要か考えれば、分ると思います。
コメントありがとうございました。
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