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記録ID: 241847
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳 天神平ピストン 雪と強風で縦走断念

2012年11月03日(土) [日帰り]
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YAMA555 tonbou その他6人
GPS
05:15
距離
5.6km
登り
649m
下り
633m

コースタイム

天神平山頂駅8:30→9:30熊穴沢避難小屋→天狗の留まり場10:25→ザンゲ岩10:55→11:15肩ノ小屋(昼食)11:40→トマノ耳11:45→肩ノ小屋12:05→熊穴沢避難小屋13:00→天神平山頂駅13:45
天候 雪&強風
気温 天神平1℃、肩ノ小屋-2℃
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
草加ICより水上ICまで高速。

ロープウェイで天神平山頂駅まで往復2,000円也。
早朝8:10だったのですぐに乗れました。下りは観光客が多く20分位は並んだと思います。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
山と高原地図 谷川岳

●計画
今回は仙ノ倉・平標山まで避難小屋泊、混雑時テント泊の予定でした。木曜からの降雪との情報でアイゼン持参の冬山装備でしたが、肩ノ小屋到着時に降雪&強風・突風でテントが張れないだろうと判断、さらに日曜も予報はあまり良くなかったので撤退しました。

●天神平
谷川岳ロープウェイは往復2,000円です。片道購入でしたが、下に降りてから往復した旨を伝え400円返金していただけました。
山頂駅に自販機、お手洗いあります。天神平付近の散策に来ている観光客が結構いて、降りる際には20分位並びました。

●天神平〜肩ノ小屋
木曜からの積雪で天神平から積雪10〜30cm程度でしたが、トレース有り全く問題ありませんでした。熊穴沢避難小屋過ぎると斜度がきつくなり岩っぽい登りになりますが、ほぼ雪に覆われていました。下山は滑るのに注意しましょう。
ザンゲ岩辺りからは結構風がありました。肩ノ小屋に到着するとかなりの強風で、山頂まで北からの強風が凄かったです。
私はアイゼン使いませんでしたが、仲間の中でも下山時は6本履いたメンバーもいました。

●温泉
三国峠方面に車で10分位入った場所にある鈴森の湯にて汗を流しました。650円也。駐車場はそれほど広くありません。
シャンプー、リンス、露天風呂、サウナ、ドライヤーあります。ロッカーは受付で個別に鍵を受け取ります。休憩所には冷たい麦茶がありました。
土合駅を通過した時、若干雨降り。見えてきた山は白く雲は厚い。
土合駅を通過した時、若干雨降り。見えてきた山は白く雲は厚い。
山麓は今が紅葉の見頃です。
山麓は今が紅葉の見頃です。
重装備でロープウェイに向かいます。
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重装備でロープウェイに向かいます。
白毛門も雪。
紅葉とのコントラストがキレイです。
紅葉とのコントラストがキレイです。
だんだんと降雪で白が多くなってきます。
だんだんと降雪で白が多くなってきます。
山頂駅到着時には白一色。
山頂駅到着時には白一色。
スキーはまだ出来ないでしょうが真っ白です。
スキーはまだ出来ないでしょうが真っ白です。
積雪10〜30cm。踏まれているので問題なし。
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積雪10〜30cm。踏まれているので問題なし。
西黒尾根は見えましたが、山頂付近は雲に覆われています。
西黒尾根は見えましたが、山頂付近は雲に覆われています。
紅葉の木々にも容赦なく雪が積もります。
紅葉の木々にも容赦なく雪が積もります。
避難小屋に到着。
避難小屋に到着。
天狗岩に到着。
天狗の留まり場の道標。
天狗の留まり場の道標。
ザンゲ岩の道標は半分埋もれていました。強風で帽子が舞い上がりましたが、近くに落ちて動かなかったので幸いにも取れました。
ザンゲ岩の道標は半分埋もれていました。強風で帽子が舞い上がりましたが、近くに落ちて動かなかったので幸いにも取れました。
雲と雪の中肩ノ小屋に向けて歩きます。
雲と雪の中肩ノ小屋に向けて歩きます。
ザンゲ岩まで来ると肩ノ小屋まではすぐ近く。
ザンゲ岩まで来ると肩ノ小屋まではすぐ近く。
肩ノ小屋の北面からの風は物凄い強風でした。
万太郎を越えての縦走はその大半が陵線歩きで、テント設営も困難なため断念。
肩ノ小屋の北面からの風は物凄い強風でした。
万太郎を越えての縦走はその大半が陵線歩きで、テント設営も困難なため断念。
とりあえずトマノ耳までは軽身で登ってきましたが、風が強い長くはいられませんでした。
とりあえずトマノ耳までは軽身で登ってきましたが、風が強い長くはいられませんでした。
肩ノ小屋に戻り。
肩ノ小屋に戻り。
肩ノ小屋にある鐘にはエビの尻尾が!
肩ノ小屋にある鐘にはエビの尻尾が!
縦走を断念し天神平へ戻ります。
縦走を断念し天神平へ戻ります。
ある程度降ってくると少し展望が開けてきました。
ある程度降ってくると少し展望が開けてきました。
振り返ると山頂は結局ガスの中です。
振り返ると山頂は結局ガスの中です。
下山してくるとこれだけキレイな紅葉でした。
下山してくるとこれだけキレイな紅葉でした。
下山後は鈴森の湯にて汗を流しました。
下山後は鈴森の湯にて汗を流しました。
今回初めて土合駅にて宿泊です。
今回初めて土合駅にて宿泊です。
ついでに噂の長〜い階段も見てきました。
これを見たら降りて登る気持ちはなえました。
ついでに噂の長〜い階段も見てきました。
これを見たら降りて登る気持ちはなえました。
ステーションドアイホテルで心地よくおやすみです。
ステーションドアイホテルで心地よくおやすみです。

感想

今回は念願だった谷川岳から万太郎を経て仙ノ倉〜平標山への縦走を目指していましたが、前日まで数日降雪があったとのことで軽アイゼンを追加し、天気予報だと新潟はあまり天気が良くないようでしたが、群馬は天気が良さそうとのことで決行しました。

水上ICに到着すると雨、そして遠くから見えた谷川は雲に覆われ荒れた山行になりそうなことを予感させる姿だった。案の定山麓駅から見ると天神平は真っ白。それでも天気が良くなることを信じてロープウェイに乗り込んだ。
ロープウェイでは紅葉の赤からだんだんとモノトーンの世界に入っていく景色を見ながら冬山も味わえてOK程度で考えていた。

ところが意外にも雪が降っている上に風が強い。肩ノ小屋に到着した時には北からの強風に縦走は難しいとある程度覚悟を決め小屋の中に入った。温かいコーヒーを頂きながら状況を小屋番さんに聞いた。雪と風は木曜から3日目だよとの返答に戸惑いながらも何とか決行できないかと考えていたが、日曜も良くないだろうの一言で下山が決まった。

とりあえずトマノ耳までは登ったが、オキノ耳まで行く気持ちも萎える強風に早々に小屋に戻った。雪が降っているのに意外に登山者が多くて、雪山でも谷川岳人気なんだと改めて思った。一番たくさん登っている山だが、本当に晴天が続いた時は過去数度しかない谷川岳。それでも魅力あるヤマだと思う。

天神平に戻ると観光客が多く、山麓駅のバスの多さにビックリ。初めて秋の季節に谷川岳に訪れたが、人気の観光スポットであることを感じた。
日曜日は予定を変更し、近くで紅葉山行をする事に。で、食料テントと用意していたので宿泊まりはなし。そこで本ではよく登場する土合駅の待合室へ。他にも数名が泊まっていて、面白い交流に癖になりそうな魅力を感じた。トイレもキレイ、自販機もあるし、快適に睡眠が取れた。そして翌日の稲包山へと続く…

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