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記録ID: 2419517
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無雪期ピークハント/縦走
大雪山

ウペペサンケ山(糠平コース)

2020年06月01日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
24.0km
登り
1,653m
下り
1,653m

コースタイム

日帰り
山行
9:27
休憩
1:20
合計
10:47
3:53
64
糠平川林道ゲート
4:57
5:10
90
新登山口
6:40
6:45
108
1399mピーク
8:33
8:55
42
糠平富士
9:37
9:46
11
ウペペサンケ山本峰
9:57
10:15
11
ウペペサンケ山西峰
10:26
0:00
39
ウペペサンケ山本峰
11:05
11:12
82
糠平富士
12:34
12:40
63
1399mピーク
13:43
0:00
57
新登山口
14:40
糠平川林道ゲート
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R273から糠平川林道に入り、1.7km先に浄水場あり。その先0.4kmまで車で入れた。
車止めの100mほど手前にある広場に停めた方が良さそう。
コース状況/
危険箇所等
・車止め地点〜登山口:林道5km 数か所崩落あり、倒木多め
・登山口〜1100mあたり:倒木多く不明瞭
・1399の先〜1610m手前:背丈を超えるササ
その他周辺情報 糠平温泉中村屋 日帰り入浴600円 14:00〜20:00
前日(5/31)、十勝三股から見たウペペサンケ山。
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前日(5/31)、十勝三股から見たウペペサンケ山。
糠平川林道に入り、浄水場の0.4km先の通行止め地点から林道歩きとなる。
この日は自分だけだったが、他にも登山者が来そうならこの手前にある広場?に停めた方が良いかもしれない。
朝の気温は4℃で涼しい。
糠平川林道に入り、浄水場の0.4km先の通行止め地点から林道歩きとなる。
この日は自分だけだったが、他にも登山者が来そうならこの手前にある広場?に停めた方が良いかもしれない。
朝の気温は4℃で涼しい。
この分岐を右に進み、沢の方に降りていく。
この分岐を右に進み、沢の方に降りていく。
崩落地点
渡渉して反対側へ。靴を濡らすような場所は無いので助かった。
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崩落地点
渡渉して反対側へ。靴を濡らすような場所は無いので助かった。
崩落地点
これ以外にも倒木が林道を塞いでいたりして、くぐったり跨いだりしながら進んでいく。
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崩落地点
これ以外にも倒木が林道を塞いでいたりして、くぐったり跨いだりしながら進んでいく。
約5kmの林道歩きを終えて新登山口へ。
林道はこの先も続いているが、ここから登山道に入るようになっていた。
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約5kmの林道歩きを終えて新登山口へ。
林道はこの先も続いているが、ここから登山道に入るようになっていた。
途中から地形図に書かれていない作業道を経由して尾根に取り付く。
入り口にはピンテがあったが笹が被ってきている。朝方はダニも少し付いた。
途中から地形図に書かれていない作業道を経由して尾根に取り付く。
入り口にはピンテがあったが笹が被ってきている。朝方はダニも少し付いた。
この先もやはり倒木が多く、迂回したり倒木を跨いだりしながら進む。
この先もやはり倒木が多く、迂回したり倒木を跨いだりしながら進む。
夏道が消えかけているところも多く、方向を確認しながら適当に藪の浅い所を選んで進んだ。
夏道が消えかけているところも多く、方向を確認しながら適当に藪の浅い所を選んで進んだ。
1100mあたりからようやく明瞭な登山道に戻って一安心。
1100mあたりからようやく明瞭な登山道に戻って一安心。
急登を登り詰めて1399mピークへ。
ようやく視界が開けてきたが、ここから少し下って1610mピークへ登り返し。
急登を登り詰めて1399mピークへ。
ようやく視界が開けてきたが、ここから少し下って1610mピークへ登り返し。
コルから1610mの手前まで、背丈を超えるササが行く手を阻んでいた。
前が見えず、足元は滑る、笹の粉も降ってきたりして、一番しんどい区間だった・・・。
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コルから1610mの手前まで、背丈を超えるササが行く手を阻んでいた。
前が見えず、足元は滑る、笹の粉も降ってきたりして、一番しんどい区間だった・・・。
笹藪を抜けて1610mピークに立つと、ようやくウペペサンケ山の全貌が現れた!
谷筋にはまだ残雪が多く、緑とのコントラストが美しい。
山名の由来通り、雪解け水を押し流してきそうな感じ。この時期に来て良かった。
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笹藪を抜けて1610mピークに立つと、ようやくウペペサンケ山の全貌が現れた!
谷筋にはまだ残雪が多く、緑とのコントラストが美しい。
山名の由来通り、雪解け水を押し流してきそうな感じ。この時期に来て良かった。
菅野温泉東コースとの分岐点
菅野温泉東コースとの分岐点
東コースはハイマツに覆われているように見える。
東コースはハイマツに覆われているように見える。
糠平富士への登り。
足元も岩が混じり、高山の雰囲気が出てきた。
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糠平富士への登り。
足元も岩が混じり、高山の雰囲気が出てきた。
ゲートから4時間40分、糠平富士(1834m)に到着!
ニペソツ山とご対面。
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ゲートから4時間40分、糠平富士(1834m)に到着!
ニペソツ山とご対面。
快晴&微風、この先の本峰と西峰まで行かない手はない。
糠平富士から一気に標高を下げて、登り返し。
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快晴&微風、この先の本峰と西峰まで行かない手はない。
糠平富士から一気に標高を下げて、登り返し。
稜線上にも残雪は多く、ナイフリッジというほどではないが少し細くなっているところもあった。
右側に滑落しないように慎重に。
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稜線上にも残雪は多く、ナイフリッジというほどではないが少し細くなっているところもあった。
右側に滑落しないように慎重に。
ウペペサンケ山本峰(1848m)。
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ウペペサンケ山本峰(1848m)。
十勝、表大雪の山々が近づいてきた。
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十勝、表大雪の山々が近づいてきた。
雪解けの進むニペソツ山。そろそろ夏山装備で登れそう。
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雪解けの進むニペソツ山。そろそろ夏山装備で登れそう。
西峰には広めのテン場?あり。
西峰には広めのテン場?あり。
西峰からの景色。
東丸山〜丸山〜ニペソツ、後ろにはオプタテ〜トムラウシを始め大雪の名峰が立ち並んでいた。
最高の展望台じゃないか・・・
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西峰からの景色。
東丸山〜丸山〜ニペソツ、後ろにはオプタテ〜トムラウシを始め大雪の名峰が立ち並んでいた。
最高の展望台じゃないか・・・
菅野温泉西コースへの稜線。

帰路も長いので折り返し。
菅野温泉西コースへの稜線。

帰路も長いので折り返し。
滑ったらどこまでも落ちて行きそうな急斜面。
滑ったらどこまでも落ちて行きそうな急斜面。
糠平富士への登り返しはなかなかしんどかった。
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糠平富士への登り返しはなかなかしんどかった。
糠平湖を一望、奥には阿寒の山々も見える。
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糠平湖を一望、奥には阿寒の山々も見える。
タウシュベツ川橋梁も小さく見えた。
橋の近くには何度も行っているが、この高さから見下ろすタウシュベツは新鮮だった。
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タウシュベツ川橋梁も小さく見えた。
橋の近くには何度も行っているが、この高さから見下ろすタウシュベツは新鮮だった。
然別湖周辺を見下ろしながら下っていく。
この日は最高気温27℃の予報、標高を下げると暑くなってきて消耗させられた。

下山後、この日から営業再開した中村屋で汗を流して、高速でワープしつつ深夜に帰函。
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然別湖周辺を見下ろしながら下っていく。
この日は最高気温27℃の予報、標高を下げると暑くなってきて消耗させられた。

下山後、この日から営業再開した中村屋で汗を流して、高速でワープしつつ深夜に帰函。

感想

2016年の台風で林道が崩れて遠くなってしまったウペペサンケ。
4年経ってもこの状況なので、今後も林道の補修がされるかは微妙な感じがする。
登山道も一部藪っぽくはなっていたが、稜線からの眺望はそんな苦労を吹き飛ばしてくれるくらい素晴らしかった。
この山に限ったことではないが、アプローチが長くなったことによって限られた人しか登らなくなり、結果的に静かな山が保たれているのは悪くない。
同じ東大雪でもニペソツに負けず劣らず、とても充実感のある良い山だった。

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