落合分岐
登山口のある大滝集落への入口分岐が解り難い。案内表示板が分岐の数メートル先にありUターンした。
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落合分岐
登山口のある大滝集落への入口分岐が解り難い。案内表示板が分岐の数メートル先にありUターンした。
大滝集落入口
大滝集落へは右折して手前民家(橋本屋)と倉庫の間を進む。
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大滝集落入口
大滝集落へは右折して手前民家(橋本屋)と倉庫の間を進む。
駐車地(登山口)
「大岩橋」を渡って間もなく3〜4台のスペースがあり(落合分岐から5.1km地点)ここが登山口となる。(車道は先に延びているが100M程で行き止まり、駐車スペースなし)今日は絶好の登山日和だ。
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駐車地(登山口)
「大岩橋」を渡って間もなく3〜4台のスペースがあり(落合分岐から5.1km地点)ここが登山口となる。(車道は先に延びているが100M程で行き止まり、駐車スペースなし)今日は絶好の登山日和だ。
徒渉1
スタートして早速「長谷川」本流の徒渉が右、左と始まる。対岸の上がり口に目印はなく、注意深く進む。
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徒渉1
スタートして早速「長谷川」本流の徒渉が右、左と始まる。対岸の上がり口に目印はなく、注意深く進む。
紅葉1
川辺の紅葉モミジ
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紅葉1
川辺の紅葉モミジ
徒渉2
水深は膝下程度。やはり長靴の携帯が大正解。背には登山靴。
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徒渉2
水深は膝下程度。やはり長靴の携帯が大正解。背には登山靴。
百戸沢入口
長谷川を離れ右手の高みに上がれば美しいブナ帯となる。最初の目印(赤布)が現れた。ここで長靴から登山靴に履き替える。
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百戸沢入口
長谷川を離れ右手の高みに上がれば美しいブナ帯となる。最初の目印(赤布)が現れた。ここで長靴から登山靴に履き替える。
百戸川(仮称)
左岸の高みから支流の百戸川に降り、飛び石伝いに右岸へ渡る。
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百戸川(仮称)
左岸の高みから支流の百戸川に降り、飛び石伝いに右岸へ渡る。
薮分け
百戸川の川畔は鬱蒼とした密薮に変わり踏み跡が消える。右岸高みに逃れる形跡もあるが、薮を分け上流方向を目指す。
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薮分け
百戸川の川畔は鬱蒼とした密薮に変わり踏み跡が消える。右岸高みに逃れる形跡もあるが、薮を分け上流方向を目指す。
百戸沼1
薮を抜けると次第にブナの樹林帯に変わり、程なく錆びた看板の立つ平場「百戸沼」に到着。かってこの地には百戸の住民が暮らしていたという。ここまで約1時間、コースの中間点だ。
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百戸沼1
薮を抜けると次第にブナの樹林帯に変わり、程なく錆びた看板の立つ平場「百戸沼」に到着。かってこの地には百戸の住民が暮らしていたという。ここまで約1時間、コースの中間点だ。
枯れ沼
薮を漕いで百戸沼畔を目指すと前方に砂礫に埋まった「枯れ沼」が現れた。
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枯れ沼
薮を漕いで百戸沼畔を目指すと前方に砂礫に埋まった「枯れ沼」が現れた。
百戸沼2
枯れ沼南端から流れ込む水辺を東へ数メートル移動すると、薮先に満々と水をたたえた本命「百戸沼」が現れた。百戸沼は双子沼だったのだろうか。
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百戸沼2
枯れ沼南端から流れ込む水辺を東へ数メートル移動すると、薮先に満々と水をたたえた本命「百戸沼」が現れた。百戸沼は双子沼だったのだろうか。
百戸沼3
静寂に包まれた鏡の様な湖面に周囲の山稜が映る。
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百戸沼3
静寂に包まれた鏡の様な湖面に周囲の山稜が映る。
紅葉2
美しい湖面を眺めながらしばし休憩。静寂の中で空を見上げればブナの黄葉がキラキラと輝く。余りの静けさに時折大声と鈴を鳴らして熊を警戒。
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紅葉2
美しい湖面を眺めながらしばし休憩。静寂の中で空を見上げればブナの黄葉がキラキラと輝く。余りの静けさに時折大声と鈴を鳴らして熊を警戒。
ブナ美林1
ハイライトのブナ美林に入る。所々に朱色テープがあるが、踏み跡は落葉で消え無いに等しい。こういう場合やはりGPSに感謝だ。
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ブナ美林1
ハイライトのブナ美林に入る。所々に朱色テープがあるが、踏み跡は落葉で消え無いに等しい。こういう場合やはりGPSに感謝だ。
ガレ場
山頂手前で東南尾根に上がり一挙に視界が広がる。山頂目前で小さいが危険なガレ場がある。
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ガレ場
山頂手前で東南尾根に上がり一挙に視界が広がる。山頂目前で小さいが危険なガレ場がある。
木地夜鷹山頂
遂に秘峰「木地夜鷹山」(859m)の山頂に到着。山頂には誰も居ない。登山口から2時間20分(百戸沼散策を含む)、山頂は360度の大展望だ。気温19度、湿度35%、地表放射線量0.24μSV/H。
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木地夜鷹山頂
遂に秘峰「木地夜鷹山」(859m)の山頂に到着。山頂には誰も居ない。登山口から2時間20分(百戸沼散策を含む)、山頂は360度の大展望だ。気温19度、湿度35%、地表放射線量0.24μSV/H。
キツネ戻し1(山頂展望)
これが有名な巨大スラブの「キツネ戻し」。まさに圧巻、この地に立たなければ見れない秘壁である。
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キツネ戻し1(山頂展望)
これが有名な巨大スラブの「キツネ戻し」。まさに圧巻、この地に立たなければ見れない秘壁である。
北稜線(山頂展望)
キツネ戻しから北方に連なる稜線。右端ピークは大倉山(950.2m)。
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北稜線(山頂展望)
キツネ戻しから北方に連なる稜線。右端ピークは大倉山(950.2m)。
南方稜線(山頂展望)
高陽山から東方に派生する稜線。中央ピークが黒男山(980.4m)。
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南方稜線(山頂展望)
高陽山から東方に派生する稜線。中央ピークが黒男山(980.4m)。
台倉稜線南壁(山頂展望)
時間的余裕はあるので北方尾根の「夜鷹山」を目指す。ここからは細尾根の完全な薮漕ぎとなる。木地山頂から台倉山(863.1m)に連なる稜線南壁のスラブを俯瞰。
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台倉稜線南壁(山頂展望)
時間的余裕はあるので北方尾根の「夜鷹山」を目指す。ここからは細尾根の完全な薮漕ぎとなる。木地山頂から台倉山(863.1m)に連なる稜線南壁のスラブを俯瞰。
台倉分岐
白い倒木根が立つピークに出た。右手が台倉山に続く尾根である。左手に降りてさらに夜鷹山を目指す。
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台倉分岐
白い倒木根が立つピークに出た。右手が台倉山に続く尾根である。左手に降りてさらに夜鷹山を目指す。
夜鷹山
目前の茂みピークが目指す夜鷹山だろう。
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夜鷹山
目前の茂みピークが目指す夜鷹山だろう。
夜鷹山山頂
笹薮に杉の大木が立つ山頂。標高818m。木地から25分程で到着。標柱は見当たらない。
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夜鷹山山頂
笹薮に杉の大木が立つ山頂。標高818m。木地から25分程で到着。標柱は見当たらない。
キツネ戻し2
夜鷹山頂西側直下から「キツネ戻し」のスラブ尾根が延びる。幅50センチ程の絶壁尾根を慎重に進む。滑落すれば一瞬であの世行きだ。
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キツネ戻し2
夜鷹山頂西側直下から「キツネ戻し」のスラブ尾根が延びる。幅50センチ程の絶壁尾根を慎重に進む。滑落すれば一瞬であの世行きだ。
巨大スラブ1
896P東壁には壮大なスラブが谷底に落ちる。
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巨大スラブ1
896P東壁には壮大なスラブが谷底に落ちる。
巨大スラブ2
キツネ戻し南方には深い谷を挟んで木地夜鷹山の北壁スラブが切れ落ちる。(逆光)キツネ戻し西端から安座方面に延びる破線(2.5万図)を探すが解らない。スラブの稜線で絶景を堪能し去り難き思いを振り切って帰路に付く。
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巨大スラブ2
キツネ戻し南方には深い谷を挟んで木地夜鷹山の北壁スラブが切れ落ちる。(逆光)キツネ戻し西端から安座方面に延びる破線(2.5万図)を探すが解らない。スラブの稜線で絶景を堪能し去り難き思いを振り切って帰路に付く。
紅葉3
台倉分岐手前の薮尾根の紅葉。
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紅葉3
台倉分岐手前の薮尾根の紅葉。
日向倉山
台倉分岐手前から北東遠方に頭を出す鋭峰。恐らく日向倉山(774m)か。
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日向倉山
台倉分岐手前から北東遠方に頭を出す鋭峰。恐らく日向倉山(774m)か。
木地夜鷹山
帰路の稜線から木地夜鷹山を望む。稜線左肩から這い上がらなければならない。
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木地夜鷹山
帰路の稜線から木地夜鷹山を望む。稜線左肩から這い上がらなければならない。
白看板
帰路はGPSの軌跡追従で快適に下降。往路では気付かなかった百戸川沿いの看板。
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白看板
帰路はGPSの軌跡追従で快適に下降。往路では気付かなかった百戸川沿いの看板。
キノコ
美味しそうなキノコ。下山口ではナメコ採りの若い男性と会い、会津の山の魅力や人々の素朴な暮らしぶりを聞いた。
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キノコ
美味しそうなキノコ。下山口ではナメコ採りの若い男性と会い、会津の山の魅力や人々の素朴な暮らしぶりを聞いた。
下山終了
午後3時前無事藪山登山を終了。陽はすでに西に傾き沢筋は薄暗い。ブナの紅葉と巨大スラブを訪ねる感動の薮山歩き、今回もありがとう。
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下山終了
午後3時前無事藪山登山を終了。陽はすでに西に傾き沢筋は薄暗い。ブナの紅葉と巨大スラブを訪ねる感動の薮山歩き、今回もありがとう。
はじめまして。2012年の大滝集落、長谷川から木地夜鷹山、夜鷹山に登った報告を拝見しました。膝下程度の徒渉があるとわかり、私もこの夏に沢靴を持ってトライし、登ることができました。登山記録がたいへん参考になり、ありがとうございました。夏の沢をじゃぶじゃぶ歩くのは楽しく、雄大なスラブの景観はとても素晴らしく、記憶に残るものになりました。良ければHP見てください。https://sites.google.com/a/meizan-hitoritabi.com/hitoritabi/2-6c-kijiyotakayama-150711
初めまして
コメントを頂戴し、気付くのが遅れまして大変失礼致しました。
拙レコを覗いて下さり嬉しいです。ありがとうございました。
”キツネ戻し”はこの夏にアタックされた由おめでとうございます。
素敵なHPも拝見させて頂きました。
プレリュード「・・名山と呼べない山もあるだろう。だが、登っているときに心ときめくものがあれば、それは私にとって名山だ。」は御意、まさに名言ですね。
超ワイドにアグレッシブな山旅を展開されておられ羨ましい限りです。
感動レポもじっくり拝見させて頂きたいと思います。
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