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Yamareco

記録ID: 242765
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

下界と別世界!極寒の赤岳/ 真教寺尾根↑ツルネ東稜↓

2012年11月07日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
07:45
距離
14.3km
登り
1,540m
下り
1,536m

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
0:20
合計
7:45
8:50
90
美し森ファーム駐車場
10:20
10
牛首山
10:30
100
扇山
12:10
15
主稜線分岐点
12:25
12:35
75
赤岳山頂
13:50
14:00
75
ツルネ
15:15
80
出合小屋
16:35
美し森ファーム駐車場
08:50 美し森ファーム駐車場発(標高約1550m)
09:30 スキー場リフト降り場横(標高約1880m)
10:20 牛首山(標高2280m)
10:30 扇山(標高約2320m)
12:10 主稜線分岐点(標高約2850m) 以上真教寺尾根上り所要3時間20分(標高差約1300m)
12:25 赤岳山頂着(標高2899m)
(ランチ・休憩10分)
12:35 赤岳山頂発
13:50 ツルネ着(標高約2550m) 以上稜線所要1時間15分
(休憩10分)
14:00 ツルネ東稜下降開始
15:15 出合小屋(標高約1840m)
16:35 美し森ファーム駐車場着 以上ツルネ東稜下り所要2時間35分
    合計所要時間7時間45分(最大標高差約1340m)(歩行距離約14.3km)
天候 天気/ 晴れ(AM9)〜曇り(AM10-PM4)稜線で一時アラレ
気温/ 10℃(AM9;美し森ファーム)〜0℃(AM10;牛首山)
風 / 一時強風(15-20m/s)
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道長坂IC出口を左折。500mほど先の「五町田」交差点を左折。そのまま道なりに進み、清里トンネルの先で側道に入り、県道11号線に入る。
美し森交差点を過ぎ、約1.2km先で「美し森ファーム」方面に左折。約350mで「たかね荘登山者用駐車場」に到着。
南側に登山者用無料駐車スペース(砂利敷き。約30台分程度)がある。
[ルート図(Mapion)]
http://bit.ly/1MiJ3fr

--[参考タイム]--------------------------------------
08:00 双葉SA(スマートIC)入
(中央道)
08:20 長坂IC出
08:45 美し森ファーム(たかね荘)着
コース状況/
危険箇所等
[真教寺尾根登山道]
美し森ファームの無料駐車場と建物の間から入り、約30m先分岐で右に入る。
羽衣の池までは登りにくい丸太の階段を進む。牛首山直前で一時急登だが、その後はダラダラの登りになる。
森林限界付近から急登となり、岩場の急斜面を鎖場の連続。腕力で登る場面も多く、稜線まで緊張が続く。

[ツルネ東稜登山道]
バリルートというほど不明瞭な道ではなく、ピンクテープや道標は充実している。路面は岩場なく、全行程で土面で歩きやすいが、急斜面多く、何度か落ち葉で足を滑らせる。
出合小屋からは沢沿いの道で頻繁に渡河したり、砂防ダムをいくつも越えながら進む。雨上がりや積雪期は非常に苦労するだろう。

その他周辺情報 [コンビニ]
「五町田」交差点手前、右側にセブンイレブン。「若林」交差点角にローソン。「高原大橋入口」交差点角にセブンイレブン。

[日帰り入浴]
大泉の「パノラマの湯」
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/
清里「丘の公園」内「天女の湯」
http://www.okanokouen.com/aqua/onsen.html

[写真]
下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。
なお、写真は巾1280pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂いた方が大画像になります。
美し森ファームの登山者用無料駐車場。
私以外は一台しか停まっていない。
1
美し森ファームの登山者用無料駐車場。
私以外は一台しか停まっていない。
唐松の黄葉の先に権現岳が現れてテンション上がる。
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唐松の黄葉の先に権現岳が現れてテンション上がる。
スキー場リフト降り場の横を通過。
ここからが登山道ということか、登山ポストあり。
スキー場リフト降り場の横を通過。
ここからが登山道ということか、登山ポストあり。
すぐに「賽の河原」という広場に。
前方、牛首山と赤岳。
すぐに「賽の河原」という広場に。
前方、牛首山と赤岳。
登りながら振り返ると金峰はじめ奥秩父の山々がくっきり。
1
登りながら振り返ると金峰はじめ奥秩父の山々がくっきり。
こんな笹をかきわけながら進むところもある。
気持ちのいい道。
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こんな笹をかきわけながら進むところもある。
気持ちのいい道。
八ヶ岳牧場方面を見下ろす。
遠く富士山も登場。
1
八ヶ岳牧場方面を見下ろす。
遠く富士山も登場。
扇山を越えた先で赤岳大きく見える。
山頂小屋も確認。しかし見上げるようだ。
扇山を越えた先で赤岳大きく見える。
山頂小屋も確認。しかし見上げるようだ。
左に天狗尾根が接近。
大天狗、小天狗の岩峰。
3
左に天狗尾根が接近。
大天狗、小天狗の岩峰。
もうだいぶ登った。後ろを振り返れば登ってきた真教寺尾根と左に県界尾根。
1
もうだいぶ登った。後ろを振り返れば登ってきた真教寺尾根と左に県界尾根。
11:40。ついに鎖場に到着。第一の鎖は短くて大したことなし。
11:40。ついに鎖場に到着。第一の鎖は短くて大したことなし。
11:46。第二の鎖。ここからが鎖本番か?
これは腕力で登り切る。
11:46。第二の鎖。ここからが鎖本番か?
これは腕力で登り切る。
11:48。鎖はさらに続く。かなりな傾斜だが、ここは岩の凹凸に足がかかるので比較的に楽。
11:48。鎖はさらに続く。かなりな傾斜だが、ここは岩の凹凸に足がかかるので比較的に楽。
11:52。まあ、これはどうってことない。
11:52。まあ、これはどうってことない。
11:55。これは無理矢理登らなくても横でちょっと巻けるのだった。
11:55。これは無理矢理登らなくても横でちょっと巻けるのだった。
11:56。しかし、その先では結局合流(^^)。
この頃になると青息吐息だ。
2
11:56。しかし、その先では結局合流(^^)。
この頃になると青息吐息だ。
12:01。このくらいガレていると足が掛かるから何とか登れる。
この辺でもう稜線の道標が見えてきた。
12:01。このくらいガレていると足が掛かるから何とか登れる。
この辺でもう稜線の道標が見えてきた。
12:05。これでもか!っていう鎖攻撃だ。鎖好きにはたまらんだろう。
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12:05。これでもか!っていう鎖攻撃だ。鎖好きにはたまらんだろう。
上ばかり見てないで、ちょっと後ろを振り返ろう。
いや、なかなかの高度感。
7
上ばかり見てないで、ちょっと後ろを振り返ろう。
いや、なかなかの高度感。
12:09。最後の鎖か?滑りやすい岩を慎重に登る。
2
12:09。最後の鎖か?滑りやすい岩を慎重に登る。
12:10。ついに稜線に到達。
真教寺尾根を見下ろすが、確かに足元は急降下だ。
1
12:10。ついに稜線に到達。
真教寺尾根を見下ろすが、確かに足元は急降下だ。
稜線縦走路を赤岳に向かう。岩峰の長野側はすでにこんなに凍てついている。
稜線縦走路を赤岳に向かう。岩峰の長野側はすでにこんなに凍てついている。
誰もいない赤岳山頂!。本当に誰もいない。驚き。
キン肉マンもいなかった(^^)。
3
誰もいない赤岳山頂!。本当に誰もいない。驚き。
キン肉マンもいなかった(^^)。
ツルネを目指して稜線を戻る。
道標に「キレット小屋1時間」と。
氷粒になんかいやな予感・・・。
ツルネを目指して稜線を戻る。
道標に「キレット小屋1時間」と。
氷粒になんかいやな予感・・・。
草についた霧氷?
まるで、こういう花のようだ。
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草についた霧氷?
まるで、こういう花のようだ。
ハイマツもこんな状態。
稜線は冷たい風が強く吹きすさんだ。
2
ハイマツもこんな状態。
稜線は冷たい風が強く吹きすさんだ。
進路前方を望む。あのハシゴ!
足元左は谷。風に煽られるので怖いこと。
鎖にしがみついたまま進む。
進路前方を望む。あのハシゴ!
足元左は谷。風に煽られるので怖いこと。
鎖にしがみついたまま進む。
ガレ場を急降下。○がついているが、どこを歩いても下りられるので気楽。
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ガレ場を急降下。○がついているが、どこを歩いても下りられるので気楽。
斜面の上を見上げる。ちょっと幻想的?
3
斜面の上を見上げる。ちょっと幻想的?
さらに下を見下ろすが、ガスが濃くてよく見えない。
まるで水の中に沈んで行くみたい。
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さらに下を見下ろすが、ガスが濃くてよく見えない。
まるで水の中に沈んで行くみたい。
ようやくキレット小屋との分岐点。
周りの風景は一転穏やかになる。
ようやくキレット小屋との分岐点。
周りの風景は一転穏やかになる。
ツルネ手前でシャクナゲ。
雪で枝が折れないように、冬はこのように葉を下げるのだ。
すばらしい植物の知恵。
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ツルネ手前でシャクナゲ。
雪で枝が折れないように、冬はこのように葉を下げるのだ。
すばらしい植物の知恵。
ツルネに着く直前に前方に現れたのは旭岳。
その厳しい表情に驚く。
この先に行く計画じゃなくて良かった・・。
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ツルネに着く直前に前方に現れたのは旭岳。
その厳しい表情に驚く。
この先に行く計画じゃなくて良かった・・。
ツルネ山頂に到着。もちろん左奥がピーク。
その先に東稜入口がある。
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ツルネ山頂に到着。もちろん左奥がピーク。
その先に東稜入口がある。
ツルネから諏訪湖が見えた。
下界は晴れているようだ。トホホ。
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ツルネから諏訪湖が見えた。
下界は晴れているようだ。トホホ。
ピーク先の東稜降下点。
道標がないので、知ってる人しか下りないだろう。
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ピーク先の東稜降下点。
道標がないので、知ってる人しか下りないだろう。
東稜ルートはこんな道。踏み跡はっきりでテープも充実しているので迷うことは少ない。
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東稜ルートはこんな道。踏み跡はっきりでテープも充実しているので迷うことは少ない。
ここでうっかり直進して行き止まり。
右上の「←(左)」を見落としてはいけない。
2
ここでうっかり直進して行き止まり。
右上の「←(左)」を見落としてはいけない。
こんな黄色い鉄板道標もある。
何が書いてあるのかさっぱりだが、ルートを外していないことがわかるので安心。
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こんな黄色い鉄板道標もある。
何が書いてあるのかさっぱりだが、ルートを外していないことがわかるので安心。
左側に天狗尾根が見えた。
まるで天狗様に見下ろされているような圧迫感。
2
左側に天狗尾根が見えた。
まるで天狗様に見下ろされているような圧迫感。
行き止まり!?かと思いきや、ここは直進(^^)。
信じられないでしょう?
5
行き止まり!?かと思いきや、ここは直進(^^)。
信じられないでしょう?
ここもビックリポイント。切れ落ちの崖っぷちに出た、と思ったがやはり直進!
って、すごい急降下。
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ここもビックリポイント。切れ落ちの崖っぷちに出た、と思ったがやはり直進!
って、すごい急降下。
ツルネからちょうど一時間で沢に降り立つ。
ここが東稜入口。奥に見える巨岩が目印になるだろう。
2
ツルネからちょうど一時間で沢に降り立つ。
ここが東稜入口。奥に見える巨岩が目印になるだろう。
「本谷」と呼ばれる権現岳からの沢との合流点。
ここラッセルで来たなあ、となつかしい(^^)。
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「本谷」と呼ばれる権現岳からの沢との合流点。
ここラッセルで来たなあ、となつかしい(^^)。
小さいがなかなかいい滝があった。
釜の色も美しい。
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小さいがなかなかいい滝があった。
釜の色も美しい。
本谷と赤岳沢との合流点。
本谷と赤岳沢との合流点。
出合小屋。扉は紐で縛ってあった。
ここから対岸へ渡河するのだが、その先の登山道が見つけにくいので注意。
出合小屋。扉は紐で縛ってあった。
ここから対岸へ渡河するのだが、その先の登山道が見つけにくいので注意。
この構築物もなつかしい。
雪があった時は怖くて間を通り抜けられなかった。
この構築物もなつかしい。
雪があった時は怖くて間を通り抜けられなかった。
地獄谷をどんどん下りて、あと少しで林道だ。
工事中箇所にも「登山道」あり。
パワーシャベルの腕をくぐる「道」。
地獄谷をどんどん下りて、あと少しで林道だ。
工事中箇所にも「登山道」あり。
パワーシャベルの腕をくぐる「道」。
沢を離脱する前に振り返ったら大きく権現岳が見えていた。
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沢を離脱する前に振り返ったら大きく権現岳が見えていた。
林道を下り、ここで右の階段「たかね荘前」方面に進む。
これは林道(左の道)を見返した写真。
林道を下り、ここで右の階段「たかね荘前」方面に進む。
これは林道(左の道)を見返した写真。
たかね荘(美し森ファーム)に向かう道で日没。
林の間から最後の輝きが差し込んだ。
2
たかね荘(美し森ファーム)に向かう道で日没。
林の間から最後の輝きが差し込んだ。

感想

できれば今年中に、と思っていた課題が二つ残っていました。
一つは真教寺尾根で赤岳に登ること。この尾根道は二度下降で使いましたが、登ったことがない。登りは長く急な鎖場の連続で八ヶ岳屈指の難コースだとのこと。それを確かめたかったのでした。
そしてもう一つは去年、雪をラッセルしながら途中までしか行けなかった「ツルネ東稜ルート」を歩くこと。これはその後sirius様から下降ルートに使うのが一般的と教えて頂きました。

そこで今回の山行は真教寺尾根で登り、ツルネ東稜ルートで下りるという計画で二つの宿題を一気に片付けようというものでした。
水曜日の朝、天気は最高の青空。これは久しぶりにピーカンレコが書けるかな、と期待して出かけたのですが、八ヶ岳は下界とはまるで別世界であること、この時点では予想だにできませんでした。

周回ルートなので、一番便利そうな「美し森ファーム」の駐車場を利用させていただき、出発。雑事を片付けてからだったので、ちょっと遅めです。
この時点ではまだ青空で赤岳もくっきりでした。

しかし、牛首山を越えたあたりから異常に寒くなり、温度計を見るとなんと0℃です!。持ってきたウエアや帽子、手袋を総動員で着込んで進みますが、空は曇り、上空ですごい風が吹き始めました。その「ゴーゴー」という音のすさまじいこと。
こりゃ稜線までいっても危ないかも。途中撤退はばからしいからこの辺で帰ろうか?などと弱気になります。
それでも「本当にダメと思った時点でやめればいいんだ」と思い直して足を前に進めました。

幸い最大の難所である鎖場まで来た頃には、風はいったん止んだかのようでした。
鎖場はやはり相当な角度と長さで、登るのにかなり難儀します。下るときは何とも思わなかったのに大違い。当たり前か・・・。
約30分の鎖との格闘を終えるとやっと稜線でした。
時間も思わず消費してしまったので、赤岳には行かずツルネ方向に直行でも良かったのですが、やはりここまで来て赤岳に行かない手はないだろうと思い返して向かいます。
しかし、その先はもう下界とは別世界の「氷の世界」と化していました。岩には雪が凍り付き滑りそうです。鎖も素手で掴んだら張り付いてしまうように冷えている。
足元に気をつけながら赤岳に着いてみると、なんということでしょう!。誰もいません。こんなの初めてでした。
風を避けて岩陰でお昼。寒いので10分で切り上げて今度はツルネに向かいます。

稜線は再び体がふらつきそうな強風になりました。絶壁のトラバースが怖い。鎖が手放せません。おまけにバラバラとアラレが落ちてくる始末です。寒い!!
しかしガレ場を下って標高が下がると風も弱くなり、キレット周辺ではおだやかでした。
稜線を1時間15分かかってツルネに到着。寒さのせいもあって疲労激しい。10分休憩して気を取りなおして待望の東稜に下りました。

一部のガイドブックやサイトにはここを「バリルート」のように書いているものもあるようですが、それほどの不明瞭な道ではありません、道はしっかりしているし、テープが非常に充実してます。
道が見えなかったら落ち着いて見回せば必ずテープが見つかりました。
それでも急斜面であることは確かで、ここを登る、それも積雪期となるとかなりの困難がありそうに思えました。

降下開始からちょうど一時間で沢に下りることができ、見回せばラッセルで来たときの風景が思い出されます。「ああ、ここだ、ここだ。こんなところで難儀したんだ。」と。雪があるとないとでは大違いです。

雪も氷もありませんが、出合小屋も地獄谷も砂防ダムもみんななつかしい。
沢沿い(というか沢歩き)の下山はちょっと長くて退屈ですが、これで念願すべてかなったという満足感に浸りながら、充実の山行を終えました。

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コメント

やりましたね!
純粋な走破目的。

>満足感に浸りながら、充実の山行を終えました。

よかったですね!
寒風のあとの夕日を浴びての充足感を私も感じました。

まずは杣添尾根一本追随、と思ってたらまだあと三本
八ヶ岳東協会会長就任お願いします
2012/11/8 12:37
祝、達成!
お見事!冬からの宿題の達成おめでとうございます。

昨日、甲府は昼間晴れていたけど風強かったような、、、
よくぞ、お疲れさまでした。
キレットにツルネ行ってみたいところですので
来年になりそうですが
レコ参考にさせて頂きます。
2012/11/8 12:49
RE;mmg様/真教寺尾根はやはり骨がある
mmg様からお聞きした「真教寺尾根の鎖場は八ヶ岳最大の難所」というのが今回の登りの発端です。

で、確かにこの鎖場は相当でした(^^)。
かれこれ標高差1000mほども登って、足に来た頃現れるのですからたまりません。
また鎖があるところはまだマシなくらいで、鎖がない、鎖と鎖の間が岩にしがみつくようで辛い。
私の実感では、やはりまずここは下りで体験、心の準備やイメージができたら登りに使ってみる、というくらいが適当な気がします。
ここを登ったら相当な達成感、確かに味わえそうです。

いずれにしろ、来年雪がなくなった頃には、県界尾根やら真教寺尾根やらやりましょう。
2012/11/8 12:47
RE;nori3様/一年の宿願でした
前冬、まだ右も左もわからぬままツルネ東稜に突撃、ラッセル地獄にあえなく撤退しましたが、そういうのはどうも心の底にしこりのように残ってしまうようでした。
この夏の間にも行きたかったのですが、他のルートも魅力で遊び回り、結局、真教寺尾根の登りとセットにしてやっと念願果たしたという次第。

両方とも、あまりレコに上がらないコースで自分で歩いたらどういうコースなのだろうと興味がありました。
結果、どちらもとても魅力的な道。
特にツルネ東稜は、その道の細さ、急さ、古ぼけた感じが独特で、他の道では味わえない「大人の隠れ家」的な魅力がありました。
ぜひ一度歩いて見て下さい。
2012/11/8 12:57
課題達成ですね
こんばんは。

八ツ、お疲れさまでした。
お写真を見る限り、ほとんど雪が残ってないんですね。
八ツの雪化粧を首をなが〜くして待ってるんですよ。
まだ11月上旬なのでいましばらくは辛抱ですね。

ツルネ東稜の次は「阿弥陀南稜」でしょうか。
pasocomさんなら行けると思うんですが。どうでしょう?

今度の冬は赤岳天狗尾根を出合小屋泊でやります。
帰りはツルネ東稜を下降することになると思います。
この冬も八ツにどっぷり浸かりたいと思います。
2012/11/10 22:46
RE;sirius様/雪はもうすぐですね。
コメントありがとうございます。
sirius様のレコをきっかけにした「ツルネ東稜」ついに歩くことができました。もちろん無雪期だからこその走破ですが。
八ヶ岳は毎日自宅から見ていますが、甲府盆地がピーカンでも八ヶ岳の山々には粘り着いているように雲がかかって取れない、という事が多いです。私が出かけたこの日も下界は一日中晴れていたそうです(ただし風が強かったとか)。
今回の山行で地面に雪を見たのは真教寺尾根分岐点から赤岳山頂の間、稜線の北側を歩く文三郎尾根道分岐の周辺だけでした。
しかし、長野側からはアラレを伴った寒風が吹き、ハイマツなどが写真のようになっていましたから、sirius様待望の山全体が雪に覆われるのも時間の問題だと感じました。

そんな積雪期の天狗尾根などは私の力量と想像のはるか範疇外ですので、とにかく無事に歩かれることをお祈りするばかりです。

私の方は、来年の無積雪期には阿弥陀南稜もやってみたいと思っていますが実現しますかどうか・・・。
2012/11/11 6:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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