阿弥陀岳～赤岳（御小屋尾根ピストン）

2025年04月12日(土) [日帰り]

• GPS: 09:28
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,738m
• 下り: 1,739m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:19
• 休憩: 1:09
• 合計: 9:28

距離 13.2km 登り 1,738m 下り 1,739m

5:04 舟山十字路
5:36 虎姫神社
5:55 美濃戸口・舟山十字路分岐
6:13 6:14 御小屋山
6:57 不動清水
8:26 8:27 西ノ肩
8:29 8:30 西の肩（岩場）
8:32 8:50 阿弥陀岳
9:13 9:20 中岳のコル
9:36 中岳
9:57 10:02 文三郎尾根分岐
10:12 10:14 キレット分岐
10:22 10:24 竜頭峰分岐
10:26 10:34 赤岳
10:38 10:39 竜頭峰分岐
10:45 10:46 キレット分岐
10:50 10:51 文三郎尾根分岐
11:06 11:07 中岳
11:22 11:30 中岳のコル
12:05 12:16 阿弥陀岳
12:18 西の肩（岩場）
13:11 不動清水
13:38 御小屋山
13:50 美濃戸口・舟山十字路分岐
14:06 14:07 虎姫神社
14:32 舟山十字路

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

舟山十字路駐車場（15台程度/無料/トイレなし）

コース状況／危険箇所等

■阿弥陀岳東斜面（中岳のコルに降りる斜面）
急傾斜であるうえに通過者・踏み跡は少なく、難易度が高いです。凍結・モナカ・グズグズのシャーベット状、あらゆる雪の状態において確実に昇降できる技術（ピッケル・アイゼンワーク）と経験が必要です。
夏道は実線のポピュラーなルートですが、積雪期の難度は一転します。相応の技術と経験がなければ踏み入れることは避けるべきです（急斜面の途中で進退窮まりかけているペアとスライドしました）。

写真

4/12 5:09

日の出が早くなりました。5時にヘッデンなしでスタートできます。

4/12 5:36

早朝の静かな道を進んで・・・

4/12 6:19

1時間ちょっとで御小屋山、雪はこのくらい。

4/12 6:25

シラビソの気持ちいい林を進みます。

4/12 7:19

「不動清水」を過ぎると徐々に斜度が上がり、「展望台」手前はかなりキツい傾斜！（写真では伝わらない・・・）

4/12 7:38

「展望台」から望む阿弥陀岳

4/12 7:54

森林限界を抜けた！御小屋尾根で一番好きな瞬間です。

4/12 7:55

振り返ると3日前に登っていた（将棊頭山）中央アルプス

4/12 7:55

3月に登った御嶽山

4/12 7:55

昨年秋に登った乗鞍岳

4/12 7:58

槍・穂高連峰、今年は奥さんと奥穂に登ってみたい。

4/12 7:58

後立山の縦走もやりたいなぁ。

4/12 8:08

稜線まであと一息

4/12 8:14

北側に蓼科山、北横岳、東西天狗岳、硫黄岳

4/12 8:27

登ってきた御小屋尾根

4/12 8:29

稜線に乗りました！西ノ肩を越えて山頂へ

4/12 8:30

左＝阿弥陀岳　右＝権現岳　遠くにうっすら富士山

4/12 8:34

青空に向かって登っていきます。

4/12 8:34

硫黄岳～横岳

4/12 8:37

登頂。阿弥陀様は何とか上半身を出しているものの・・・

4/12 8:37

山頂標はこの状態！！「阿弥陀岳」の「阿」が何とか読めました。

4/12 8:41

うっすら富士山

4/12 8:41

南側に権現岳と編笠山、その向こうに南アルプス（鳳凰三山～北岳～甲斐駒～仙丈）

4/12 8:54

さぁ、赤岳に向かいます。

4/12 9:02

中段から下はかなりの急傾斜、慎重にバックステップで降りました。

4/12 9:21

中岳へのトレースがありがたかったです。

4/12 9:26

横岳、存在感ある

4/12 9:31

行者小屋、テントも見えています。

4/12 9:38

中岳山頂（あたり）。

4/12 9:52

赤岳へ向かって登っていきます。

4/12 10:10

振り返って阿弥陀岳、南稜の稜線がよくわかります。歩いているパーティーも見えました。

4/12 10:15

文三郎尾根登るの、すごーく久しぶりな気がする。

4/12 10:32

1月以来の登頂、シャッターありがとうございました。

4/12 11:12

さて、阿弥陀への登り返し

4/12 11:35

（本当に）見上げるような斜面に取り付いて、登っていきます。

4/12 11:58

本日2回目の阿弥陀岳山頂

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

yoisa

先日の将棊頭山は1ヶ月ぶりの山行だったのだが、とにかくキツかった。スタート直後100mで（大げさでなく）息があがってしまう。2ヶ所の急登ではなかなか足が出ない。そして何より下山2日後に現れた筋肉痛。やはり間隔をあけずに歩くべきだと、地元・八ヶ岳へ。

5時に舟山十字路をスタート、明るくなるのが早くなりました。静かな林の中を進んで1時間ちょっとで御小屋山、この少し手前から雪が出てきました。「不動清水」を過ぎると徐々に傾斜が急に、そして森林限界を越えます。稜線に向かって登りながら振り返ると南アルプスや中央アルプス、御嶽、乗鞍や北アルプスもそれぞれきれいに見えていました。
稜線に乗り、「西ノ肩」を越えて阿弥陀岳に登頂、ここから赤岳に向かいます。阿弥陀岳から中岳のコルに降りる東向き斜面はかなりの急傾斜です。中段からはバックステップで慎重に降りました。
「赤岳まで行かずとも、中岳まででいいかな」と考え始めますが、中岳に着くとその先進めそうだったので予定通りに赤岳へ。天気予報のよい土曜日だったのでもっと多くの人と会うかと思っていましたが以外にもスライドする人は少なく、静かな文三郎尾根でした。
中岳のコルまで戻り、阿弥陀岳に今度は上りで取り付きます。気温が上がってグズグズのシャーベット状になった雪面にピッケルを差し、アイゼンを踏み込んで、何度も息を整えながら2回目の山頂へ。カップヌードルで昼食を済ませると登ってきた御小屋尾根を下って、舟山十字路に戻りました。