記録ID: 7846631
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
赤岳・中岳・阿弥陀岳
2025年02月25日(火) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:04
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,485m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 9:01
距離 11.8km
登り 1,455m
下り 1,485m
15:19
ゴール地点
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南沢・地蔵尾根・赤岳・中岳・御小屋尾根はコンディションが良く問題なし。 2/13に「中岳沢~阿弥陀岳には危険な弱層あり」と赤岳鉱泉HPに出ていたので、10日以上経過しているものの阿弥陀岳においては様子を見ながら慎重に行動しました。 中岳のコル~阿弥陀岳では、表面に霜のついたザラメ雪層が岩を取り巻いている区間があり、しかもその岩が平滑で掴みどころがなく、ピッケル・アイゼンが効かなかったので大変手こずりました。当初は同区間を往復して行者小屋に戻る予定でしたが、午後に差し掛かかる時間帯で中岳沢を含め雪が緩み始める可能性もあり、下るのは危険と感じたので予定を変更して御小屋尾根から下山しました。 今週後半は急激な気温上昇が見込まれるので、阿弥陀岳や中岳沢に限らず雪崩や腐れ雪による滑落には十分に注意してください。 |
写真
ヤマテンを信じる者は救われる?天気予報に絶対はありませんし、特に冬山では確率が格段に下がるのは仕方ないですが、ここのところヤマテン予報の正確性には驚かされてます。(ただしアルゴリズムではなく人間が出す2日以内の予報に限って)
木の向こうに見える岩を越えようとしたとき、ザラメ雪とつかみどころのない岩に苦しめられました。ピッケルやアイゼンが効かず、一瞬「詰んだか?」と思ったことが2度ほどありました。が、岩のわずかな凹凸を手で探って掴みなんとか立ちこむことに成功しました。
本当は中岳のコルへ戻って行者小屋から美濃戸へ下る予定でしたが、あの岩稜帯下ると今度は確実に滑落する自信があります😓😓😓お昼過ぎてさらに緩んでるかもしれないし、中岳沢の雪崩も怖い…予定変更して御小屋尾根から下山します。美濃戸まで車を回収しに行かなくてはならなくなりますが、命には代えられないので…
装備
MYアイテム |
重量:-kg
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---|---|
個人装備 |
ザック
冬靴
アイゼン
4本爪スノースパイク
ピッケル(リーシュ&スリング&カラビナ)
スノーバスケット付きポール
ハードシェル
ゲイター付きオーバーパンツ
サングラス
地獄ゴーグル
ニット手袋
メイングローブ
テムレス02Winter(3L)
ネックウォーマー
バラクラバ
防寒着
タイツ
ソックス
タオル
ツエルト
エマージェンシーシート
LEDヘッドライト
帽子
ヘルメット
万能ナイフ
日焼け止め
簡易トイレセット
常備薬
ティッシュ
ウエットティッシュ
地図
コンパス
スマートフォン
モバイルバッテリー
COCOHELI子機
腕時計
ライター
ラジオ
カイロ(マグマ)
ビーコン
プローブ
ショベル
サーモス山専ボトル
行動食
非常食
|
感想
大寒波と三連休をやり過ごし、またしてもミラクルコンディション予報が出たので裏山に出かけました。予報通り見事なお天気と雪質!
ただ「中岳沢~阿弥陀岳には危険な弱層あり」という2/13の赤岳鉱泉HP&インスタの注意喚起が唯一不安でした。10日以上経ってますが、その名残らしいザラメ層にハマって苦しめられました。またダブルアックスとする場合は(わずかな岩の隙間でも確実に捉えられるよう)少なくとも1本はアイスアックスにすべきだと気づかされました。
今週末から気温急上昇らしいので、雪崩や腐れ雪にくれぐれもお気を付けください。
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)~行者小屋~赤岳(文三郎尾根)~横岳~硫黄岳~赤岩の頭~行者小屋~阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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