霧の中の貴婦人とザック難民の不安(川合-八経ヶ岳)
- GPS
- 10:52
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 1,799m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 10:48
天候 | 曇、雨、霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上周回の西側は今でも倒木で荒れていますが、一時よりはましです。 |
写真
感想
「いい山はなるべく歴史のある道で」というのは、私が勝手に言っている戯言ですが、それを読んで下さったのか、masseさんとreiさんが天川川合から八経に登り、オオヤマレンゲを見ましょうという計画をご希望になりました。あいにく天候は芳しくなかったのですが、なんとか行けるだろうという判断の下、、0445に天川村役場に集合。計6人で川合ルートスタート。
最初は階段の急登ですが、それが落ち着くと、ほどほどの斜度で登り続けることになります。あくまで個人的な意見ですが、川合ルートは「長い」ことを除けば歩きやすくていい道だと思います。えぐい登り返しもありません。ただまあ、この長いことが最大の問題なのですが。天気はどうもはっきりせず、既に日の出は過ぎているのに、なかなか明るくなりません。霧も深くて、稲村ヶ岳のかっこいい稜線を見てもらおうと思っていたのに、全然見えません。金山尾根分岐付近で雨が強くなり、レインウェアを着込みます。
天候やメンバーの体調に大きな問題があれば、頂上周回を取りやめるつもりでしたが、予定通り周回へ。私は以前に時計回りの周回を歩いているので、わがままを聞いてもらって反時計回りの周回になりました。前回日裏山の頂上を飛ばしてしまったので無事確保。その後台風被害にめげずに登り続けると、明星ヶ岳到着。小憩の後、八経ヶ岳の頂上へ。ここからの大峰の山々も楽しみにしていたのに、霧のせいで何も見えません。実に、弥山すら見えない状態です。そんなこともあるよね、で頂上を後にします。ここからが、本日のお楽しみであるオオヤマレンゲの自生地です。今年は裏年だという噂ですが、期待通り美しい花を目にすることができました。
その後、弥山小屋前で何回目かの食事休憩を取り、下山へ。この頃には雨もやみました。しかしまあ、登りはともかく、下りが長いですね。帰りは、天女の舞に立ち寄りました。また霧氷のシーズンに来たいものです。結局、終始霧が濃くて、ほとんど眺望の得られなかった1日ですが、そういう日もあるさ、ですし、逆に霧がいい味出していた面もありました。なお、今回は登山の私定義を満たしているので、久しぶりの登山レポです。
なお、4年前から使い続けてきたMilletのザックElium25ですが、山用のバックパックとしては初めて購入した割に、個人的な感想としては成功でした。背中のエアフロー、ポールを収納してもザックを下ろさずに引き抜けること、Milletにしては充実した収納、などがあり、駄目になったら同じのを買い換えてもいいかと思っていました。それで、さすがに酷使したせいか、メインスペースの一部やウエストポケットに穴が開いてきていて、買い直しを試みました。結果、オンラインショップには在庫がないことが判明しました。その他ネット小売りにはいくつか在庫が残っているようなのですが。うーん、これはお店に行って実物をいろいろ試してみるしかないのか?
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