左門岳
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- GPS
- 05:41
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 704m
- 下り
- 704m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道不明確 |
写真
感想
7:40登山開始。谷に掛かった丸太橋を渡り登山道はしばらく根尾東谷川に沿って進む。時折数回沢に掛かる丸太橋を渡るが、沢は水量も多く丸太橋の設置は大変ありがたい。廃棄となってしまっているモノレールの軌道脇を進んで行く、8分程でモノレールは右の尾根方向へ向かい登山道と別れる。岩に赤の文字で「左門岳」と記してある脇を通過し30分程登ったところで、名物のヘルメットに到着した。あれ〜!白いヘルメットの上に新しいヘルメットがぶら下がっている。ボロボロになってきたので誰かが新調したと思われる。「ユニークな気遣いだなあ〜」と苦笑する。
登山道はここで二つに分かれ、谷川の立ち木に「左門岳登山口」の標識があったことから、この標識に従って谷に降りるが、登山道がよく解らない。やがて対岸に見つけ、探るが途中で消滅していた。
これは違うなあと思いつつ再び谷に戻るがこれがそもそもの誤りであった。もっと慎重に探れば良かった。周囲を見渡すと除伐された箇所が上えと伸びている。思案の上ここを行く100m程登った標高920m付近で除伐施業が終わっていた。さあどうする。目標方向は曲がった灌木が遠くまで茂り、クマササも混ざって進むには困難を極める。進む方向が多少困難でも方向に誤りが無いことから目標方向に向けて進む事にした。
藪を掴む、掻き分ける、足を進める。この繰り返しがしばらく続く、時には藪の上にのぼり押しのけ進むが、極めてスピードが上がらない。押しのけて進もうとしたところ押し戻されて転倒することも、しかし段々傾斜は緩やかになって9:45分登山道と思われるゴムの階段が設置してある所に出た。登山道である。でも藪が無くなっている訳ではなく、約60cmくらいの登山道に左右からクマササや灌木が生い茂り掻き分けて進む事に変わりはないが、それでも随分進むスピードは違う。
残雪で藪が押しつぶされ開けた箇所に出る。これは楽だ・・・快適に歩くがこれはこれで捕まるところも無く足そのものの負担が大きい。藪こぎで疲れた体には妙に堪えた。かなり傾斜が緩やかになりGPSで山頂を確認すると後230mとなっていた。しばらく進み10:26分、三角点を確認、左門岳1223.6mの標識がそこにあった。
三角点から少し外れた所から北に白い姿の白山、西に能郷白山と手前北西に屏風山を確認出来た。
今回は木々の間からではあったが、展望が確認出来、大いに満足な山頂を満喫できた。欲を言えば周りの灌木が鬱陶しいと感じた。
下山もGPSに入力したトレースに従って行く、登りと違ったコース、しかしまたもや灌木とクマササの藪こぎである。進みにく〜い、めちゃ時間を要した。10分程進んだ所で除伐跡地に出て藪こぎから解放される。尾根にそって降りてゆくとモノレールの軌道にたどり着きこれに沿って降りる。綺麗に刈り払ってあることから快適に下山出来た。それにしても長い斜面、慎重に降りて谷に降り着いたには13:00分であった。今回は登り下り共、難儀な工程でした。こんなところは誰も来ないだろうと思っていたところ2台の車が、更に降りたところにはバスが一台、フロントには(トレッキングツアー 美濃を歩こう「左門岳」様)と記載されていました。改めて驚いた瞬間でした。
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