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記録ID: 2442213
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

霧ヶ峰 〜 梅雨の晴れ間、ニッコウキスゲと夏色の草原を行く

2020年07月19日(日) [日帰り]
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おーちく その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:31
距離
11.4km
登り
409m
下り
405m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:51
休憩
1:36
合計
5:27
8:01
8:02
13
8:15
8:16
43
8:59
9:07
37
9:44
9:57
33
10:30
22
10:52
12:04
38
12:42
12:43
21
13:04
八島湿原バス停・駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:八島湿原ビジターセンター(無料)
コース状況/
危険箇所等
沢渡〜車山肩、蝶々深山〜物見岩に水たまり、泥濘の区間あり。その他は問題なし。
ニッコウキスゲと夏色の草原を楽しむトレッキング。八島湿原からスタートです。
ニッコウキスゲと夏色の草原を楽しむトレッキング。八島湿原からスタートです。
広大な八島湿原。梅雨の合間を狙って来ましたが、ここまで晴れてくれるとは!
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広大な八島湿原。梅雨の合間を狙って来ましたが、ここまで晴れてくれるとは!
湿原に沿って反時計回りに進みます。早速の開放的な風景が気持ちいいです。
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湿原に沿って反時計回りに進みます。早速の開放的な風景が気持ちいいです。
イブキトラノオがたくさん咲いていました。
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イブキトラノオがたくさん咲いていました。
ノアザミに仕事中の蜂。
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ノアザミに仕事中の蜂。
カラマツソウも。
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カラマツソウも。
木陰から八島湿原を望んで。
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木陰から八島湿原を望んで。
湿原の南端を過ぎて、ヒュッテみさやままで緩い下り。遠くにいちおうの目的地、車山山頂のレーダードームが見えました。
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湿原の南端を過ぎて、ヒュッテみさやままで緩い下り。遠くにいちおうの目的地、車山山頂のレーダードームが見えました。
ヒュッテみさやま前の小川にキンバイソウ?
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ヒュッテみさやま前の小川にキンバイソウ?
草原の中に木立に囲まれた一角があって御射山神社が祀られています。
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草原の中に木立に囲まれた一角があって御射山神社が祀られています。
沢渡からは車山肩に向けて登り。足元は水たまりや泥濘が多く、少し歩きづらかったです。足を濡らさないように注意して登ります。
沢渡からは車山肩に向けて登り。足元は水たまりや泥濘が多く、少し歩きづらかったです。足を濡らさないように注意して登ります。
左手に美しい曲線を描いた草原。以前、Windowsの壁紙でこんな風景ありましたよね。
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左手に美しい曲線を描いた草原。以前、Windowsの壁紙でこんな風景ありましたよね。
振り返ると、八島湿原がだいぶ遠くなりました。
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振り返ると、八島湿原がだいぶ遠くなりました。
遠くからでも目立つ車山のレーダードーム。山頂の上空だけはガスが掛かり気味でしたが、眺望は得られそう。
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遠くからでも目立つ車山のレーダードーム。山頂の上空だけはガスが掛かり気味でしたが、眺望は得られそう。
車山肩に乗り上げるとニッコウキスゲが登場。
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車山肩に乗り上げるとニッコウキスゲが登場。
緩やかな斜面に黄色い群落が広がります。7〜8部咲きといったところかな?
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緩やかな斜面に黄色い群落が広がります。7〜8部咲きといったところかな?
この黄色は元気が出ますね。
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この黄色は元気が出ますね。
ただ、この見事な風景はシカ避けの電気柵の中だけなんですよね。
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ただ、この見事な風景はシカ避けの電気柵の中だけなんですよね。
10年ぐらい前に訪れたことがあるのですが、その時はもっと広範囲、一面のニッコウキスゲでした。それを知っていると、ちょっと寂しい気もしますが、久しぶりに霧ヶ峰の夏の風景に出会えて良かったです。
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10年ぐらい前に訪れたことがあるのですが、その時はもっと広範囲、一面のニッコウキスゲでした。それを知っていると、ちょっと寂しい気もしますが、久しぶりに霧ヶ峰の夏の風景に出会えて良かったです。
いつかは「コロボックルヒュッテ」でボルシチを。と思いつつ、今回も素通り(苦笑)
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いつかは「コロボックルヒュッテ」でボルシチを。と思いつつ、今回も素通り(苦笑)
少し休憩した後、車山の山頂を目指します。
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少し休憩した後、車山の山頂を目指します。
ビーナスラインを見下ろして。最高のドライブコースですね。
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ビーナスラインを見下ろして。最高のドライブコースですね。
車山肩から30分強で山頂に到着。夏山リフトで上がってきた観光客も混ざり、賑やかでした。
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車山肩から30分強で山頂に到着。夏山リフトで上がってきた観光客も混ざり、賑やかでした。
苦労はそれほどでもなく、あっさり登って来ちゃいましたが、山頂の看板を撮って、いちおうの達成感を味わう(笑)
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苦労はそれほどでもなく、あっさり登って来ちゃいましたが、山頂の看板を撮って、いちおうの達成感を味わう(笑)
山頂の一角にお社がありました。
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山頂の一角にお社がありました。
その向こう側には八ヶ岳の眺望。稜線にはまだギリギリ雲が掛かっちゃってますね。八ヶ岳も候補だったけど、今回はこっちで正解かな? ちなみに肉眼では富士山も見えましたが、写真では分からないですね。
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その向こう側には八ヶ岳の眺望。稜線にはまだギリギリ雲が掛かっちゃってますね。八ヶ岳も候補だったけど、今回はこっちで正解かな? ちなみに肉眼では富士山も見えましたが、写真では分からないですね。
なんか格好いいレーダードーム。
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なんか格好いいレーダードーム。
これから向かう蝶々深山方面の眺望。広々とした草原が気持ちのいい風景です。
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これから向かう蝶々深山方面の眺望。広々とした草原が気持ちのいい風景です。
まずはリフトに沿って階段の下り。久々の山行のせいか、この階段、膝に来ました…
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まずはリフトに沿って階段の下り。久々の山行のせいか、この階段、膝に来ました…
蝶々深山を経由して、八島湿原に戻ります。
蝶々深山を経由して、八島湿原に戻ります。
夏色の草原の中、小高い蝶々深山に向かう木道。この区間の雰囲気、大好き。
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夏色の草原の中、小高い蝶々深山に向かう木道。この区間の雰囲気、大好き。
まだ梅雨のさなかとは思えないほど青い空に浮かぶ雲。その雲が草原に影を落とし、ゆっくり動いていく。なんだか心が鎮まるような風景でした。
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まだ梅雨のさなかとは思えないほど青い空に浮かぶ雲。その雲が草原に影を落とし、ゆっくり動いていく。なんだか心が鎮まるような風景でした。
木道が終わって、ちょっとだけ急な登りをこなして蝶々深山のピークへ。
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木道が終わって、ちょっとだけ急な登りをこなして蝶々深山のピークへ。
夏空に向かって登る感じが好き。
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夏空に向かって登る感じが好き。
振り返って、車山が少しずつ小さくなります。
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振り返って、車山が少しずつ小さくなります。
草原の丘の向こう側に頭を出す蓼科山。
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草原の丘の向こう側に頭を出す蓼科山。
蝶々深山(ちょうちょうみやま)って、なんだか響きが素敵。
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蝶々深山(ちょうちょうみやま)って、なんだか響きが素敵。
霧ヶ峰は風景の広さが魅力ですね。正面の奥は美ヶ原。
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霧ヶ峰は風景の広さが魅力ですね。正面の奥は美ヶ原。
物見岩まで進んでから昼食とすることにします。
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物見岩まで進んでから昼食とすることにします。
このあたりは花が多く咲いていました。これは開花前のヨツバヒヨドリかな?
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このあたりは花が多く咲いていました。これは開花前のヨツバヒヨドリかな?
ハクサンフウロ
ノアザミ
どこまでも続く開放的な風景。
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どこまでも続く開放的な風景。
物見岩に向けて笹原を掻き分けて。
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物見岩に向けて笹原を掻き分けて。
物見岩に到着。ここでランチタイム。
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物見岩に到着。ここでランチタイム。
ビーフンにタイカレーの缶詰をかけた簡単メニュー。ミニトマトの酸味が良く合って、ノンアルが進みました。
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ビーフンにタイカレーの缶詰をかけた簡単メニュー。ミニトマトの酸味が良く合って、ノンアルが進みました。
物見岩から八島湿原を見下ろして。あれだけ広くて平らな空間があるのって、ちょっと不思議な感じです。
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物見岩から八島湿原を見下ろして。あれだけ広くて平らな空間があるのって、ちょっと不思議な感じです。
北の耳、男女倉山の稜線。あちらのルートも気持ちよさそう。
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北の耳、男女倉山の稜線。あちらのルートも気持ちよさそう。
八島湿原に下ります。
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八島湿原に下ります。
連日の雨で増水気味なのかな? 橋の上まで水が出ていましたが、問題はなし。
連日の雨で増水気味なのかな? 橋の上まで水が出ていましたが、問題はなし。
八島湿原まで降りて、鎌ヶ池。ここも静かな空間。
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八島湿原まで降りて、鎌ヶ池。ここも静かな空間。
とにかく広い八島湿原。車山のレーダードームが随分と遠くに見えましたが、あんなに歩いてきたかな? 山の距離感っていまいち掴めないです。
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とにかく広い八島湿原。車山のレーダードームが随分と遠くに見えましたが、あんなに歩いてきたかな? 山の距離感っていまいち掴めないです。
あとは花を楽しみながらビジターセンターに戻ります。今回の主役はやっぱりニッコウキスゲ。
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あとは花を楽しみながらビジターセンターに戻ります。今回の主役はやっぱりニッコウキスゲ。
ウツボグサ
ノハナショウブ
オオカサモチ
八島ヶ池まで来ればもうすぐゴール。
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八島ヶ池まで来ればもうすぐゴール。
てるてる坊主たちのおかげ?で最高の天気の中の山行でした。ご褒美のサイダーは「八ヶ岳高原」で、霧ヶ峰とは関係ないことに後で気づきました…
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てるてる坊主たちのおかげ?で最高の天気の中の山行でした。ご褒美のサイダーは「八ヶ岳高原」で、霧ヶ峰とは関係ないことに後で気づきました…

感想

もともとは八ヶ岳(硫黄岳)に登ろうと思っていた週末。雨予報でダメかと思っていたら、日曜日に天気が好転。ただ、高いところはガスが残りそうな感じだったので、霧ヶ峰のゆるハイクに予定変更。ニッコウキスゲもいい時期になって来たようなので。ちなみに、冬にお休みしちゃったのと、コロナ禍で山に行けていなかったので、実に8ヶ月ぶりの山行です。これだけ歩いていなかったのは初めてで、復帰戦としてはこれぐらいがちょうどいいかなと思いながらスタート。

コースは八島湿原を出発して、車山肩でニッコウキスゲ鑑賞、車山に登って、蝶々深山を経由して戻って来る、といった感じ。

広々とした八島湿原で早速「山っていいな」を感じ、ニッコウキスゲの黄色に元気をもらいました。思いがけず良かったのが蝶々深山。緩やかな曲線を描くような夏色の草原。梅雨のさなかとは思えないほど青い空に浮かぶ雲。その雲が草原に影を落とし、ゆっくり動いていく。静かでゆったりとした山の時間を感じ、心が満たされました。色々な花も楽しめ、梅雨の合間の山行は大成功でした。

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体力レベル
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