山行記録: （過去レコ）石転雪渓→北股岳→門内岳→梶川尾根

たかやま

GPS: --:--
距離: 17.0km
登り: 1,820m
下り: 1,818m

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コースタイム

日帰り

山行: 9:35
休憩: 0:15
合計: 9:50

3:15

30分

飯豊山荘

3:45

165分

温身平

6:30

165分

石転びの出合

9:15

20分

梅花皮小屋

9:35

9:50

30分

北股岳

10:20

20分

門内岳

10:40

25分

扇ノ地神

11:05

70分

梶川峰

12:15

50分

湯沢峰

13:05

飯豊山荘

天候	曇り
過去天気図（気象庁）	2008年09月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車アクセスを調べる my出発地登録

感想

たかやま

2007年の『山と渓谷』に、飯豊山荘から石転沢の夏道を上がって梶川尾根を下る記事が出ていた。
夏道を上がれるなら行ってみたいと思い、その記事のページは切り取って保管していた。
また、どこの山だったか思い出せないが、秋は石転沢の夏道で北股岳へ上がれると、山頂で話をした登山者から聞いたことがあった。

飯豊山荘に電話して石転沢の残雪の状況を聞くと、「(雪は)ないです」との事だった。
この周回山行のCTは山と高原地図で約11時間半、切り取っていたヤマケイの記事は13時間40分。
夏道なら10時間程度で周回できるだろうとの予測で行った。

真っ暗い時刻に出たので温見平で道を間違えていて引き返し、タイミング良く夜が明けた頃沢に出た。
所々に膨大な量の残雪の塊があり、でっかい岩のように汚れていた。
そのすぐ横ではもう秋だというのに、雪解けで新芽を出したばかりの灌木があった。

沢は雪渓が残っており、アイゼンは持って来なかったので、雪渓に沿うガレを這い上がった。
ガレ場なので足元は極めて不安定だったが、上がれないような所はなかった。
何とか無事に梅花皮小屋に着きホッとした。
梶川尾根は急降下の連続で、下りでも気を抜けなかった。

体験者だから言えるが、石転沢に夏道なんていうものは存在しない。
飯豊山荘に残雪の状況を問い合わせたこと自体が間違いだった。