恐羅漢・旧羅漢山・三本栃・広見谷・亀井谷・台所原
- GPS
- 09:17
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
このコースは登山道が整備されていない個所がありクマさんの居住地です。入山される方はくれぐれもご注意ください。 |
写真
感想
先週に続いて今回も恐羅漢に登った。今回は熊が怖くて二人で歩くには不安な恐羅漢の向こう側をネット仲間の修行僧さんにお願いして案内して頂くことになった。メンバーは修行僧さんご夫妻、山本隊長さん、のほほん登山隊、そして気ままな登山隊の計7人。 朝7:30に牛小屋高原駐車場に集合。 今回歩くのは熊さんの棲み処を歩くので、みんな熊鈴をじゃんじゃん鳴らしながら出発です! 今日一日長い山歩きになりそうですが さて、夕暮れまでに無事に戻って来れるかな
立山コースを歩いて恐羅漢山頂を経て旧羅漢山に到着した。ここまでは先週と同じコース、ここからは未踏の地です。杉の植林帯を抜けてカマのキビレに下る。カマのキビレには標識はなく周囲には杉の林が広がっていた。
次に目指すは三本栃!しばらく歩いて杉林を抜けると三本栃が見えてきた。近づいてみると、とにかくデカイ!想像をはるかに超えたその大きさにビックリ!! 足元にはサルもコシを抜かすほど大きなサルノコシカケがあった(苦笑)!! 根元は三つ叉に分かれていて、そのうちの一本は昨年、雪の重みで倒れたのであろう。倒れた時にはきっと大きな音がしただろうなぁ(-_-;)
三本栃を後にして、静かなハゲノ谷を下って行く。この辺りは聞き慣れない地名が多く覚えにくい。どうやらアイヌ語らしいが、”ハゲノ”と言うことばに過剰に反応するメンバーがいてこの様子を見て一同苦笑い(^_^;) わずかに残る紅葉を眺めながら賑やかに林道を下ってハゲノ谷林道出合に到着した。
広見谷から広見山登山口に向かう。途中、右折して熊笹を掻き分け沢を渡る。ここからは踏み跡がなくなり、赤いテープを探しながらジョシのキビレをめざす。ジョシのキビレに到着してみると、メンバーがやっと食事を摂れるほどのスペースしかなく眺望もない。ここで昼食を済ませ先を急ぐことにした
ここからが今回のハイライト!背丈ほどある熊笹を掻き分けながら進んでいく。見渡せばあたり一面、黄葉と熊笹のみごとなコントラストの世界が広がる。足元を気にしながら何度もシャッターを切る。見上げる度、振り向く度にこの素晴らしい黄葉に一同感嘆の声が上がった。ジョシ谷の深い谷を下って亀井谷へ向かう
亀井谷から台所原へは2年前に歩いたルート ここも山全体が黄色く色付き素晴らしい眺めが続いた。三十三曲からの上りは前回とは比べものにならないほどの熊笹が生い茂り、私たちの行く手を阻んだ。え〜!こんな筈ではなかった…(-_-;)
最後の急斜面で、そろそろ足の踏ん張りが効かなくなってきた。熊笹を握りしめながら何とか最後のひと踏ん張り、ようやく台所原に辿り着いた。やれやれ…台所原平に到着してようやくひと息ついた
管理林道を歩く頃には日が傾き始め少し肌寒くなってきた。急がなければ…林道終点から早手のキビレに向かって最後のひと登り ここまで来ればひと安心。 夏焼けのキビレを経て牛小屋高原駐車場に到着したのはジャスト5時!!なんとか日暮れまでに下山することが出来てメンバー一同ほっとひと安心。もちろん駐車場に残っていたのは私たちの車だけだった
これまでネットで”髭じじーさん”や”のびへいさん”が歩かれているのをみて、いつか私たちも歩いて見たいと思い続けていたこのコースを、今回は修行僧さんに案内していただき、ようやく念願がかなった。修行僧さんはじめ皆さん、今回は大変お世話になりました。熊さんの棲み処もみんなで歩けば怖くない。ひょっとしたら熊さんは私たちが歩いている様子を草むらから眺めていたかも…
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