高畑山 倉岳山 (山梨県大月市秀麗富嶽十二景)
- GPS
- 05:40
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 935m
- 下り
- 964m
コースタイム
09:45 仙人小屋跡⇒ 10:20 高畑山⇒ 10:40 雛鶴峠への分岐⇒
11:00 天神山⇒ 11:10 穴路峠(あなしとうげ)⇒ 11:40 倉岳山12:20⇒
12:45 立野峠⇒ 13:00 倉岳山水場⇒ 13:45 車道⇒ 14:00梁川駅
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
JR中央線鳥沢駅を過ぎてトンネル手前を右折して高畑山登山道入り口付近の小篠振興社前の広場に車を駐車させていただきました |
コース状況/ 危険箇所等 |
自宅を出発する前に調べた今日の天気予報では、目的地付近は15時頃から雨の予報になっていました。 登山開始予定地の小篠集落に着き空を見上げるとかなりどんよりとした曇り空、何とか下山するまで持ってくれれば良いなあと思いました。 リダーの指示に従い個人的にストレッチをして登山を開始しました。 小篠集落の道を道標に従い進み赤い鳥居の山乃神神社を過ぎて鉄製のゲートの袖を開いて林道に入りました。 間もなく小篠貯水池が見え、堤を巻くように林道を登って行きました。 峠道文化の森入口と書かれた標柱が現れ、集落の水源になっているオシノ沢沿いの登山道を登りました。 穴路峠への分岐には石仏があり右手方向に進み、なだらかな登りの道をジグザグに登りやがて人工林の中を登り仙人小屋跡に着きました。 広葉樹が色付いた尾根伝いを登り三等三角点がある標高981.9mの高畑山に着きました。 南側は展望があり、曇り空の中に一瞬ですが富士山の姿を見ることができました。 倉岳山へ続く尾根を東に向かいすぐに雛鶴峠方面に下がる分岐を過ぎ標高876mの天神山を通り穴路峠に下がりました。 峠から再び稜線を登り返し二等三角点がある標高990.1mの倉岳山に着きました。 山頂では5〜6名の登山者が昼食時間を楽しんでいました。 空模様がさらに暗くなりましたので短時間で昼食を済ませ立野峠へ稜線を下がりました。 木製の立派な道標が立つ立野峠からは、うす暗い人工林の中を月屋根沢沿いに下がり林道に出ました。 小雨が降り始めて来たので、急ぎ足で立野集落の桂川に架かる梁川大橋を渡り国道20号線を横断してJR中央線梁川駅に到着しました。 |
写真
感想
今日は登山愛好会の高畑山倉岳山定例山行に参加しました。
昨年も計画されましたが参加者が少なく中止になり今年度の山行計画に再度復活しました。
しかし相変わらず参加者が少ない状態でしたが頑張って実行に移しました。
でも週間天気予報では雨模様ひとつケチがつくと中々上手く進まず、またはっきりしない天気に判断を下すリーダーは頭を抱えている様子がうかがえました。
個人的には雨の為中止になっても後日計画通りの行程で登頂しようと思っていました。
当日は予報通り昼過ぎまで天気が持ちましたので、実施して正解と思いました。 マイナーな山でしたが静かで秋に染まった紅葉が、ひとやかな森を照らし心が和む山行ができました。
峠道文化の森説明板より(穴路峠)
人々の暮らしに深く結びつき地域固有の文化を育くんだ里山の峠道と、その周辺で大切に守られてきた大樹や森に着目し設定されました。
この森と親しみながらゆったりとした時間の流れの中人間と森林とが共に生きることや、山村と山村また都市と山村とを結ぶ現代的な意味での交通について考える端諸となることを期待しております。平成4年4月山梨県林務部
大月市・秀麗富嶽十二景
この十二景は大月市域の山頂から望む美しい富士山を市のシンボルとし、併せてふるさとの自然をそのまま後世に伝えようと意図したもので平成4年に公布されました。
十二景山頂からは、前山を従えて十二単を着たような富士山が望めるのが特徴です。
その選定には大月市と山岳写真家白籏史郎氏、大月短期大学教授田中収氏らが中心となってこれにあたりました。
高畑山と倉岳山で見た秀麗富嶽十二景説明板は平成12年11月12日に設置されたようでしたが、写真や設置者の氏名は鋭利な物で傷つけられていました。
自然と山を愛する登山者の仕業とは思いたくありませんが残念な気持ちがしました。
他県から訪れた私達には詳しいことは解りませんが、設置に対しての不満は言葉や書面で設置者に申し立て解決をお願いしたいものです。
再度訪れた時には綺麗な秀麗富嶽十二景説明板と富士山を見たいと思います。
雛鶴姫の伝説
世の中が乱れた南北朝時代、護良親王は足利尊氏と対立した後醍醐天皇の皇子で、建武2年(1335)足利氏によって鎌倉の土牢で殺害されたおり、雛鶴(ひなづる)姫という寵姫が護良親王の御首級を携え、家臣と共にこの地まで逃げ延びて来ました。
護良親王の御子を出産しましたが鳴き声も上げずに亡くなり、雛鶴姫も静かに息絶えたと伝えられているようです。
今日のハプニング
いつも元気が良くパワーあふれる歩きをするベテランが体調が悪いと高畑山から来た道を戻ることになりました。
歩き始めて口数が少なくスピードも遅く何となく変だと思っていました。
付き添わなくても確実に下山できると確信して登山を続行しました。
下山して梁川駅から14:04分の電車に乗車しようと小雨の中を走り一区間180円の切符を買いホームに着きましたが、定刻を過ぎても電車は来ませんでした。
手前の駅で人が線路内に立ち入った為20分程遅れが出ると放送がありました。
急がなくてもよかったのにと思いましたが、おかげで雨に余り濡れずに駅に着けました。
ホームで待っている間に雨は本降りになってきました。
鳥沢駅に着き車回収にはもう歩くのは嫌なのでタクシー(980円)で小篠振興社前に行きました。
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