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Yamareco

記録ID: 2457448
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ハイキング
日光・那須・筑波

日光白根山(湯元から周回)

2020年07月27日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:27
距離
11.2km
登り
1,436m
下り
1,425m

コースタイム

日帰り
山行
7:45
休憩
0:42
合計
8:27
6:25
70
7:35
7:40
23
8:03
24
8:27
8:35
15
8:50
13
9:03
9:10
63
10:13
10:23
41
11:04
11:06
50
11:56
12:06
20
12:26
110
14:16
11
天候 曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2020年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
東武バスにて東武日光から
湯元温泉バスターミナル
コース状況/
危険箇所等
・湯元〜外山鞍部
 スキー場を2,30分歩く所は危険箇所なし。
 その後樹林帯の急登となる。
 木の根など前日の雨で滑りやすくなっていた。
 歩きやすくはないが道は明瞭。

・外山鞍部〜前白根山
 平坦で少し登り返しがあるが体力的にきつい所はない。
 時々で高山植物が咲いている。

・前白根山〜避難小屋
 稜線に沿って下る見晴らしの良い道。五色沼も日光白根山も見える。
 前白根山直下はコマクサが群生している。
 避難小屋分岐からは樹林帯の下りとなる。

・避難小屋〜奥白根山(日光白根山)
 分岐まで5分程平坦な道を歩いた後、樹林帯の登り、その後岩場の登りとなる。
 山頂直下はガスガスで雨だったのもあるが分岐が分からずグルグルしてしまった。

・奥白根山〜弥陀ヶ池
 ガレ場の下りなので落石注意。
 今までほとんど人と会わなかったのにここではすれ違いも多かった。

・弥陀ヶ池〜五色山
 一度下って登り返すルート
 一ヶ所案内なしの分岐があって迷った。
 稜線歩きではなく樹林が多い。水を含んだ笹の狭い道で靴の中までびしょびしょ。
 コースタイム40分はきつめの設定だと思う。

・五色山〜国境平
 五色山では見晴らしが良い。五色沼と外輪山。少し進めば湯元の温泉街が見える。
 最後は泥と笹原が難所。

・国境平〜中ツ曽根登山口
 この日一番の難所。
 雨のせいもあり滑りやすい泥の道と深い藪が1時間続き、
 その後足場の悪い急斜面を下る。何度か転倒した。
その他周辺情報 湯元周辺は日帰り温泉施設も多数あり
湯元レストハウスに寄ったがコロナによる休業中だった
スキー場を抜けていく。
気持ちの良い青空。
2020年07月27日 06:16撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 6:16
スキー場を抜けていく。
気持ちの良い青空。
登山口
2020年07月27日 06:25撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 6:25
登山口
序盤はこんな感じ。
2020年07月27日 06:28撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 6:28
序盤はこんな感じ。
登りづらいザレ場もある。
2020年07月27日 06:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 6:35
登りづらいザレ場もある。
赤リボンとこんなマークが至る所にあり、道迷いの心配はない。
2020年07月27日 07:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 7:19
赤リボンとこんなマークが至る所にあり、道迷いの心配はない。
稜線に出てからはこんな感じ。
2020年07月27日 07:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 7:40
稜線に出てからはこんな感じ。
ハクサンシャクナゲ。一番多く見かけた。
2020年07月27日 08:06撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 8:06
ハクサンシャクナゲ。一番多く見かけた。
クルマユリ。
2020年07月27日 08:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 8:12
クルマユリ。
男体山は山頂だけ雲がかかっている(そのうちなくなった)
2020年07月27日 08:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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7/27 8:15
男体山は山頂だけ雲がかかっている(そのうちなくなった)
前白根山の山頂
2020年07月27日 08:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 8:19
前白根山の山頂
前白根山(右)と雲に隠れた奥白根山。
前と奥のネーミングはこの位置でピッタリ。
2020年07月27日 08:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 8:20
前白根山(右)と雲に隠れた奥白根山。
前と奥のネーミングはこの位置でピッタリ。
山頂到着。風強し。
2020年07月27日 08:27撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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7/27 8:27
山頂到着。風強し。
白根隠山の稜線。
2020年07月27日 08:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 8:36
白根隠山の稜線。
出ました!五色沼。山頂とのセットがまたいい。
2020年07月27日 08:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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7/27 8:39
出ました!五色沼。山頂とのセットがまたいい。
前白根山の斜面から五色沼と日光白根山
前白根山の斜面から五色沼と日光白根山
五色山と五色沼
コマクサもこんな石の斜面に咲いている。
2020年07月27日 08:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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7/27 8:39
コマクサもこんな石の斜面に咲いている。
ハクサンフウロ
2020年07月27日 08:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 8:50
ハクサンフウロ
五色山から前白根山の稜線と五色沼。
2020年07月27日 09:32撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 9:32
五色山から前白根山の稜線と五色沼。
ちょっと青っぽく変化したような。
2020年07月27日 09:32撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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7/27 9:32
ちょっと青っぽく変化したような。
中禅寺湖と男体山。
この日に登れば当たりだったかも。
2020年07月27日 09:45撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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7/27 9:45
中禅寺湖と男体山。
この日に登れば当たりだったかも。
白根穏山方向のこのカールもいい。
2020年07月27日 09:49撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 9:49
白根穏山方向のこのカールもいい。
右に山頂らしき標識がある。ガスが多くなってきた。
2020年07月27日 09:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 9:57
右に山頂らしき標識がある。ガスが多くなってきた。
着いたと思ったらこれじゃなかった。
2020年07月27日 10:03撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 10:03
着いたと思ったらこれじゃなかった。
こちらが本物。狭くて風雨も強くて長くいられない。
2020年07月27日 10:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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7/27 10:13
こちらが本物。狭くて風雨も強くて長くいられない。
弥陀ヶ池は温泉のように見える。
2020年07月27日 11:04撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 11:04
弥陀ヶ池は温泉のように見える。
弥陀ヶ池
五色山頂。緑が多く雰囲気がほかの外輪山と違って見える。
2020年07月27日 11:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/27 11:56
五色山頂。緑が多く雰囲気がほかの外輪山と違って見える。
五色山からの五色沼
五色山からの五色沼
スキー場が見える
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スキー場が見える
国境平。ここからが難所
国境平。ここからが難所
始めは緩い道だったのだが
(その後余裕がなさすぎて写真なし)
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始めは緩い道だったのだが
(その後余裕がなさすぎて写真なし)
登山口。行きに使うときは手前で曲がらないように注意
登山口。行きに使うときは手前で曲がらないように注意
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 GPS 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ
共同装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 GPS 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

前々から予定していた登山だったので予定変更出来ず雨予報の中突撃。。と思っていたらまあまあ良い天気。ラッキーと思いながら登山開始しました。

晴れたスキー場の景色は気持ちが良いものです。
登山口に入るとジメジメした樹林帯でしたが、雨を想定していたため、通常通り登山出来ることに舞い上がっており、辛さなど感じませんでした。
これから起こる悲劇も知らずに。

外山からの稜線に出ると斜度も緩くなり
花もよく見られるようになります。
分かっているところではクルマユリ、コマクサ、ハクサンフウロ、ハクサンシャクナゲなどでした。
コマクサは前白根山の避難小屋側の岩の斜面にたくさん咲いていました。凄く小ぶりでたくましく鮮やか。初めて見ました。感動。

前白根山に着く頃は風が強くなり、立っているのがやっとの状態でした。
しかしここからは待ちに待った五色沼のエメラルドグリーンが視界に入りました。
今まで富士山や焼岳など軒並みガスり、火口の景色に縁がない自分としてはこの上ない喜びです。
日光白根山は残念ながらガスに覆われていましたがこれだけでも来た甲斐があります。
風で波打っていたようなので降りたらあまり綺麗に見えないだろうと思い、そのまま避難小屋に向かいました。

このときは五色山など北側のガスが濃くて
南側は晴れ間が見えるという状況でした。
日光白根山の方は終始ガスだしこれから先は崩れる予感がしました。

案の定山頂に近づいた10時頃から辺り一面ガスに覆われパラパラと雨が降り始めました。
岩が多いのと広いのと視界が悪くどこを進めば山頂か、どこが下降点かわかりにくかったです。
何人か迷っている方もいたようでした。
そうこうするうちに本降りになり風も時折15mはあろうかという感じでほとんど山頂にはいられなかったのが心残りでした。

雨は止む気配なく、休む事ができず、体力的にも底をつきかけていました。
その上五色山への道中は笹が登山道を覆っていることが多いので
通るたびに靴の内部に水が入り難儀しました。

五色山では少し天候が回復し再び五色沼や外輪山が見えたことは救いでした。湯元のスキー場も男体山も眼下に拝める絶景。最後に素敵なものを見せてもらえました。

それからは苦行の連続。泥んこ祭り。
先に言っておくと雨の日に国境平経由の中ツ曽根登山道は使わない方がいいです。
少し遠回りでも前白根山に回って行くべきであると痛感しました。

藪については最初はちゃんと刈られているし大したことはないと思っていたら下るに従ってどんどん深くなり身長を超え前が見えないこともちらほら。
その上道が滑りやすく倒木をくぐったり水たまりにハマったり、気付けば泥まみれでした。
藪は一時間程で開けますが、その後は泥の急坂。
大きな一枚岩がある箇所は足場も掴む場所もなく
転倒して膝を打って悶絶。
もし晴れてても二度と行きたくない道です。
平坦なところに出たときの安堵感たるや
今まででも一二を争うかもしれません。

そしてこういう時、登山ギアというのは安かろう悪かろうというのが顕著に出るなあと感じました。
やはり快適な登山にはよいものをと思いますね。
こうしてみんなお金が飛んでいくのだろう。

下山後の湯元は宿泊施設が多くありますが、
日帰り温泉や食事処もあり、チップ制の足湯もあり
下山してすぐに行けるというのがとても便利です。
まぁその前に泥を落とすのが大変ですけどね。

翌日男体山に行く予定でしたが、
雨だし身体や持ち物の消耗が激しくて断念しました。
またいつか。

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