日光白根山(湯元から周回)
- GPS
- 08:27
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,436m
- 下り
- 1,425m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
湯元温泉バスターミナル |
コース状況/ 危険箇所等 |
・湯元〜外山鞍部 スキー場を2,30分歩く所は危険箇所なし。 その後樹林帯の急登となる。 木の根など前日の雨で滑りやすくなっていた。 歩きやすくはないが道は明瞭。 ・外山鞍部〜前白根山 平坦で少し登り返しがあるが体力的にきつい所はない。 時々で高山植物が咲いている。 ・前白根山〜避難小屋 稜線に沿って下る見晴らしの良い道。五色沼も日光白根山も見える。 前白根山直下はコマクサが群生している。 避難小屋分岐からは樹林帯の下りとなる。 ・避難小屋〜奥白根山(日光白根山) 分岐まで5分程平坦な道を歩いた後、樹林帯の登り、その後岩場の登りとなる。 山頂直下はガスガスで雨だったのもあるが分岐が分からずグルグルしてしまった。 ・奥白根山〜弥陀ヶ池 ガレ場の下りなので落石注意。 今までほとんど人と会わなかったのにここではすれ違いも多かった。 ・弥陀ヶ池〜五色山 一度下って登り返すルート 一ヶ所案内なしの分岐があって迷った。 稜線歩きではなく樹林が多い。水を含んだ笹の狭い道で靴の中までびしょびしょ。 コースタイム40分はきつめの設定だと思う。 ・五色山〜国境平 五色山では見晴らしが良い。五色沼と外輪山。少し進めば湯元の温泉街が見える。 最後は泥と笹原が難所。 ・国境平〜中ツ曽根登山口 この日一番の難所。 雨のせいもあり滑りやすい泥の道と深い藪が1時間続き、 その後足場の悪い急斜面を下る。何度か転倒した。 |
その他周辺情報 | 湯元周辺は日帰り温泉施設も多数あり 湯元レストハウスに寄ったがコロナによる休業中だった |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
GPS
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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共同装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
GPS
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
前々から予定していた登山だったので予定変更出来ず雨予報の中突撃。。と思っていたらまあまあ良い天気。ラッキーと思いながら登山開始しました。
晴れたスキー場の景色は気持ちが良いものです。
登山口に入るとジメジメした樹林帯でしたが、雨を想定していたため、通常通り登山出来ることに舞い上がっており、辛さなど感じませんでした。
これから起こる悲劇も知らずに。
外山からの稜線に出ると斜度も緩くなり
花もよく見られるようになります。
分かっているところではクルマユリ、コマクサ、ハクサンフウロ、ハクサンシャクナゲなどでした。
コマクサは前白根山の避難小屋側の岩の斜面にたくさん咲いていました。凄く小ぶりでたくましく鮮やか。初めて見ました。感動。
前白根山に着く頃は風が強くなり、立っているのがやっとの状態でした。
しかしここからは待ちに待った五色沼のエメラルドグリーンが視界に入りました。
今まで富士山や焼岳など軒並みガスり、火口の景色に縁がない自分としてはこの上ない喜びです。
日光白根山は残念ながらガスに覆われていましたがこれだけでも来た甲斐があります。
風で波打っていたようなので降りたらあまり綺麗に見えないだろうと思い、そのまま避難小屋に向かいました。
このときは五色山など北側のガスが濃くて
南側は晴れ間が見えるという状況でした。
日光白根山の方は終始ガスだしこれから先は崩れる予感がしました。
案の定山頂に近づいた10時頃から辺り一面ガスに覆われパラパラと雨が降り始めました。
岩が多いのと広いのと視界が悪くどこを進めば山頂か、どこが下降点かわかりにくかったです。
何人か迷っている方もいたようでした。
そうこうするうちに本降りになり風も時折15mはあろうかという感じでほとんど山頂にはいられなかったのが心残りでした。
雨は止む気配なく、休む事ができず、体力的にも底をつきかけていました。
その上五色山への道中は笹が登山道を覆っていることが多いので
通るたびに靴の内部に水が入り難儀しました。
五色山では少し天候が回復し再び五色沼や外輪山が見えたことは救いでした。湯元のスキー場も男体山も眼下に拝める絶景。最後に素敵なものを見せてもらえました。
それからは苦行の連続。泥んこ祭り。
先に言っておくと雨の日に国境平経由の中ツ曽根登山道は使わない方がいいです。
少し遠回りでも前白根山に回って行くべきであると痛感しました。
藪については最初はちゃんと刈られているし大したことはないと思っていたら下るに従ってどんどん深くなり身長を超え前が見えないこともちらほら。
その上道が滑りやすく倒木をくぐったり水たまりにハマったり、気付けば泥まみれでした。
藪は一時間程で開けますが、その後は泥の急坂。
大きな一枚岩がある箇所は足場も掴む場所もなく
転倒して膝を打って悶絶。
もし晴れてても二度と行きたくない道です。
平坦なところに出たときの安堵感たるや
今まででも一二を争うかもしれません。
そしてこういう時、登山ギアというのは安かろう悪かろうというのが顕著に出るなあと感じました。
やはり快適な登山にはよいものをと思いますね。
こうしてみんなお金が飛んでいくのだろう。
下山後の湯元は宿泊施設が多くありますが、
日帰り温泉や食事処もあり、チップ制の足湯もあり
下山してすぐに行けるというのがとても便利です。
まぁその前に泥を落とすのが大変ですけどね。
翌日男体山に行く予定でしたが、
雨だし身体や持ち物の消耗が激しくて断念しました。
またいつか。
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