馬頭刈山~つづら岩~大岳山~日の出山


- GPS
- --:--
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,663m
- 下り
- 1,704m
コースタイム
→御岳神社入口13:28→日ノ出山14:00-13→梅ノ木峠14:50→吉野梅郷(車道)15:30→日向和田駅15:52→青梅駅16:33
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り JR青梅線 青梅駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【軍道バス停→馬頭刈山】 尾根に乗るまでは植林帯の暗い急登、昨晩降った雨で滑り易かった。 【馬頭刈山→大岳山】 一部狭い尾根道もあるが概ね歩きやすい良い道。 アップダウンしながら段々高度を稼いでいき、歩き甲斐がある。 つづら岩付近から大岳山の間は自然林が多く気持ちが良い。 【大岳山~日の出山】 大岳山の頂上直下は鋸山方面も大岳山荘方面も急な岩場、 昨晩の雨が乾いてないところもあり、下りはよく滑った。 【日の出山→吉野梅郷】 広くて歩きやすい道、林道並みの部分もある。ただし、ずっと暗い植林帯。 【吉野梅郷→青梅駅】 車道歩き、青梅街道はしっかりと歩道がある。 |
写真
感想
紅葉もいよいよ1000m以下に降りて来たので、さてどこへ行こうか。
メジャーなハイキングルートはバス便も含めて渋滞確実です。
なるべく空いていそうな登山口から登ることにしました。
まだ歩いたことのない馬頭刈尾根下部と大岳山・御岳山・日の出山をつなげて歩きます。
朝の武蔵五日市駅のバスターミナルはすごいことになっていました。
都民の森(数馬方面)行きは二列三列でも50m以上の行列です。
一台ではとうてい乗り切れないですね。
幸い8:20発の上養沢行きバスは、何とか全員乗れて出発できました。
軍道で降りたのは7,8人、馬頭刈尾根に取り付いたのは単独は私含めて二人、
あとは3人ほどのグループでした。 静かな山歩きが始められました。
薄暗い植林帯の急登は、昨晩降った雨で滑りやすいです。下りは相当難渋しそうです。
気温は低いですが、湿度が高いようで、すぐに汗だくになりました。
大きな鳥居を越えると尾根に乗っかったようで傾斜も緩み、自然林も増えて明るくなります。
明るいピークを越えてもう一度登り返すと、馬頭刈山でした。
小広い頂きは陽だまりで気持ち良いです。
地図に書いてあった「富士の展望良し」は古い情報でしょうか?
低空に雲があって富士山を確認できませんでしたが、灌木が育ってあまり好展望とは言えませんでした。
馬頭刈山からは、アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げて行きます。
自然林あり、植林あり、やせ尾根ありで変化があって楽しいです。
紅葉もありますが目が覚めるような色付きはありませんでした。
快適に尾根道を歩いていると、先の方で大きな掛け声とともに人の話す声が聞こえてきました。
そうです。私にとっては、懐かしの「つづら岩」に到着です。
つづら岩を見ることも、今日のコースの目的でした。
約30年ぶりの再訪となりました。といっても登るわけではありませんが。
馬頭刈山方面から来ると、最初に現れるのが「東面」です。
一番ポピュラーで、初級者からベテランまで使い勝手の良い岩場です。
今日もトレーニングで賑わっていました。
さらに進むと、「南面」が現れます。
ややグレードが上がり初級者は、てこずるところです。
この南面のトップは絶景で富士山もバッチリの展望地です。
南面にはクライマー専用の下降路が裏側にあり、それを辿れば南面トップに立つことができるのですが、
途中まで登ってみて、やばそうだったので止めました。
今の自分は昔の自分ではない。怪我をしたらエライことです。
そして、最後に「西面」の横を通ります。西面は東面が混んでいる時によく使われます。
今日はこちらも練習してました。
久々のつづら岩再訪で気分良く、富士見台を目指します。
富士見台とは名前ほどではなく、木と木の間に申し訳け程度に見えるだけでした。
しかし、ここからは尾根伝いに開けた場所も点在し、富士山や丹沢、大菩薩も見渡せるポイントがありました。
段々と枝越しに見える大岳山の特徴ある姿が大きくなって中間地点も近くなります。
途中ですれ違った人の話では、人が多すぎて大岳山頂はパスしたとのこと。
やはり、メジャールートは大混雑か、今日の静かな山歩きは終わりを迎えていました。
大岳山荘への分岐に出ると、御岳からのルートは行列だろうから、鋸山方面に回り込んで登ることにした。
岩の道を登り、大岳山頂に近付くと賑やかな声が。頂上はすごい人でした。
逃げるように下山しますが、登って来る人がたくさんで、渋滞して降りられません。
やっとのことで渋滞を脱出できました。
どうも渋滞は団体登山が原因のようですが、グループも5人もいるとやはり渋滞を引き起こしてしまうようです。
歩きなれた御岳への道を急ぎますが、急ぐにはもったいないぐらい1000m付近の黄葉はきれいでした。
雑踏の御岳繁華街から日の出山の道へ、こちらも多くのハイカーで賑わっていました。
時間が押してきたのか、日の出山の山頂の混雑はピークを過ぎたようで快適でした。
都心方面の眺めが絶景です。
今朝から歩いて来た馬頭刈尾根のデコボコも黒いシルエットになって良く見えます。
西に傾いた陽差しでもまだ暖かいですが、それを上回る冷気が背中を刺しました。
僅かな休憩で下山します。今日は青梅駅まで歩く計画なのでのんびりはできません。
ここからは、ずっと暗い植林帯です。
途中、林道と交差する梅ノ木峠は見晴らしが良く、西陽を受けて気持ちの良いところでした。
その後も延々と植林帯を歩き、梅の公園に到着、ここからは車道歩きです。
3月上旬頃に来れば梅の花が見事でしょうね。
ほどなく吉野街道に出て、青梅街道へと歩きます。
先月、終電スタートで新宿から御岳まで歩いたせいか、妙に青梅街道に愛着を感じてしまいました。
日没と競争で夕闇せまる青梅駅に16:30到着。
プラットホームに出ると、バラック小屋のような超レトロな立ち食い蕎麦屋。
前から気になっており、次に来る時は是非食べてみたいと思いました。
(青梅街道で昼食の残りのパンとコーラを飲んだため満腹になってしまった)
膝の調子はどうですか?
これだけ歩けると、完全復調ですね。
完治おめでとうございますで、いいですよね
「つづら岩」すみません、行っておりません。
当時神奈川が本拠地で、私のホームは広沢寺でした。
奥多摩では越沢を少しだけ行ったくらいでした。
ところで、yamaheroさんとは不思議な縁を感じます。
実は同じ日に愛知県ですが、私も30年振りにゲレンデを
訪れていました。
岩はもう登りませんし、山行の間に見に行っただけでした。
(今のゲレンデを拝見に)
yamaheroさんの思いと同じで、今は今、昔は昔で調子に
乗ってはダメですよね。
でも、懐かしかったな。
あのルートのここが難しかったとか、スタンスが
違うとか、仲間と登ったことを思い出しました。
レコ、楽しく拝見いたしました
yamaheroさん、おはようございます。
s4redsさんのコメントとかぶってしまいますが、
膝の調子良さそうですね。
陣馬・高尾、今回とあまり間隔が開いていないと
いうことは良い状態が維持されているようで何よりです。
岩壁、ゲレンデというのですね。
私には無縁の世界ですが、yamaheroさんには懐かしい
場所なんですね。動けるようになると欲が出てしまい
そうですが、無理はなさらずに。
しかし、メジャールートに入るとどこも凄い人の
ようですね。
そうなんですか。s4redsさんは、広沢寺でしたか。
残念ながら、私は行ったことないのですが、
当時の同僚では行っている人も多かったですね。
私はつづら岩ばかりでした。
東面は今でも、岩のホールドスタンスとか形状を覚えています。
反復練習しましたからね。
東京のクライマーの多くは、つづら岩から巣立っていきますね。
(飯能のコマ岩もよく行きましたよ)
越沢バットレスも登られたんですね。
さすがバリ専門のs4redsさんです。
あそこは主に中級者向きですね。
同じ日にゲレンデ見物ですか。
奇遇ですね。
私も、この歳で、もう岩も沢も再開する気はありません。
でも、最近は中高年から始める人も多いですね。
その意欲には全く敬服します。
でも、調子に乗らないで欲しいですね。
中高年はバランス悪いですから。
自分自身痛いほどそう思います。
奥多摩に行く途中のバスで、50~60代と思われるオバちゃんが
岩の専門用語使って、クライミングの話してましたが
ほんとに、びっくりしてしまいます。
「ウソだろ、こんなオバちゃんが?」 てな感じです。
膝はグルコサミンが多少効果があるようで、無理な急下降しなければOKみたいです。
良かったです。
膝の具合、たいぶいいようです。
インチキだと思っていたグルコサミンの効果が
少しはあったようです。
相性みたいなのもあるのかもしれませんね。
スキーのゲレンデと違って、岩のゲレンデは天然の岩場ですが、
そこを練習場所としてトレーニング重ねて、皆、次のステージへと行くんですよ。
私の場合は、軟弱派でしたので実戦は殆ど沢登りだけでしたが
皆、岩や雪のバリルートを目指すんですね。
ゲレンデとはいえ、みなハイレベルの岩場なので
ここで練習を積めば、穂高のジャンダルムや槍の北鎌尾根などは
ほんのお遊びに感じてしまうぐらいです。
millionさんも、危ないですよ。
最近は中高年でも岩の魔力に取り付かれて
熱を上げてしまう人も多いようですから。
私の知り合いには、50代後半から岩を始めて
調子に乗り過ぎて骨折して山登りを引退した人が居ます。
でも大丈夫か。
millionさんは100㎞縦走とかの方が似合っていますね。
膝の調子はいかがでしょうか。
このあたりの岩場もよくやられていたんですね。
かっこいいな。
三つ峠や一ノ倉から上がってくるクライマーさんを
羨望のまなざしで見てしまいます。
僕はジムでボルダリングをたまにしますが、
後ろでクライミングの練習をされている女性をみると、
>「ウソだろ、こんなオバちゃんが?」
って人を見ます。
すごいというか、なんでできるの?って(笑)
ほんとに憧れてしまいます。クライマーさんに。
お陰様でだいぶ膝は良くなって来たようです。
再発しないよう、気を付けて歩きたいと思っています。
ほんとに、今、中高年の登山意欲ってすごいですね。
自分も中高年ですが、気後れしてしまいそうです。
makasioさんはクライミングジムで練習なんですね。
それなら下地がバッチリあるので、天然岩のゲレンデ楽しいですよ。
でも、岩とか沢は他の分野と違って、
単独では限界があるので難しいところなんですよね。
今の時代、山岳会がいいのかどうか、私にもわからないのですが、
makasioさんにも日常的に岩登りできる環境に巡り合えるといいですね。
yamahero さん、おはようございます!
yamahero さん、クライミングもされていたんですね。
凄いです
私、高所恐怖症のくせに、最近クライミングの練習をしたくなってきて、、、困ってしまいます。
恐怖で固まって動けなくなってしまったら大変ですからね。
あっ、良くあるじゃないですか。
壁にいろいろな色のグリップとか足場が取り付けられてるやつ、、、何分いくらでやるやつ、、、(説明が下手ですみません)、、、あれって練習になりますかね!?
本格的なゲレンデ(!?)をやるつもりはないですけど、でも、山スキルはあるに越した事はないかな、、、と。
膝の調子が良さそうで、何よりです。
私は脹脛の故障が長引いてしまっていて、困ってしまいます。
あ~、早くこういう天気が良い日に縦走したり、バリルートの探検に行ったりしたいです!!!
ロッククライミングやっていたと言っても
昔とった何とかというヤツです。
残骸のようになった知識が少し残ってるだけです。
今ではザイルワークも道具の使い方もすっかり忘れて
普通のシロウトになっています。
岩の登攀の途中で動けなくなっても大丈夫なんですよ。
練習では、しっかり確保されてますから。
分り易く言うと、操り人形みたいな感じ?
落ちても、宙ぶらりんになるだけです。
練習では、落ちるのも楽しいかも。
金は高いけど、体験としては、岩登り講習会は面白いかもしれませんね。
たぶん、人気のゲレンデに連れて行ってくれると思います。
色とりどりのグリップ
クライミングジムの人工の壁ですね。
あれもゲームとしてはとても面白いかもしれませんね。
クライミングの感覚を磨くのにはいいかもです。
私の時代では、まだそういうの少なくて、私は経験ありませんが。
しかし、天然岩のゲレンデはワイルドですよ。
はじめて、つづら岩の「南面」登った時は高度感にもビビリました。
三つ峠なんかもっとすごいと思います。
15-jugoさんも、たとえば穂高のジャンダルムとか、
岩稜帯の破線ルートやるなら、
少しは講習会でかじった方が良いかもしれませんね。
私はもう、そういうのは全然ヤル気無いので、ヘッポコでいいと思っています。
遠い所はあまり行きませんので、
最近、八ヶ岳さえ行かなくなっています。
ここんところ、15-jugoさんのレコ見かけないと思ったら、
故障ですか。お互い故障には気を付けましょう。
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